新宿区成立60周年記念式典を開催~3名を新宿区名誉区民に顕彰

最終更新日:2007年3月15日

新宿区成立60周年記念式典
名誉区民に顕彰された大山忠作さん
名誉区民に顕彰された亀井忠雄さん
 新宿区(区長:中山弘子)は、今日午前10時から、新宿文化センター(新宿6-14-1)で区成立60周年記念式典を開催し、この式において、新たに3名の名誉区民を顕彰した。

  区は、平成8年12月に名誉区民条例を施行。9年3月15日に5名の方、12年1月5日に2名の方、14年3月15日に2名の方、16年1月5日に3名の方をそれぞれ名誉区民として顕彰している。
  今回顕彰したのは、大山忠作さん(日本画家・大正11年5月5日生・中井2丁目在住)、亀井忠雄さん(能楽囃子方・昭和16年12月1日生・中町在住)、三遊亭金馬さん(落語家・昭和4年3月19日生・新宿7丁目在住)の3名。
 いずれの方も社会文化の興隆に優れた功績を持ち、新宿区民の誇りとして敬愛するにふさわしいと名誉区民選定委員会で選定され、18年第4回区議会定例会で同意がされた。
  大山忠作さんは、スケールの大きな画家として高く評価され平成11年に文化功労者、18年に文化勲章を受章。
  亀井忠雄さんは、抜群の技量、高い芸術性を備えた音色の美しさに定評があり、平成14年に重要無形文化財保持者(人間国宝)の認定を受けた。
  三遊亭金馬さんは、現役落語家では最高の高座歴があり、平成12年には勲四等瑞宝章を受賞している。
 顕彰式では、中山弘子区長から称号記・名誉区民章・記念品が授与された。

 記念式典の最後に、亀井さんは能楽を披露。美しい大鼓の音色に、式典の参加者はうっとりと聞き入った。続いて、三遊亭金馬さんが「わたしの仕事」と銘打った落語を披露。金馬さんの話芸に、会場からは大きな笑い声がずっと響いていた。また、同センターのロビーに大山さんの絵画を飾り、式典終了後、参加者は鑑賞していた。

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