地球映像ネットワーク定期上映会を開催~地域の高齢者の皆さんと、自然について考える

最終更新日:2007年1月25日

上映後に意見交換をする参加者の皆さん
 NPO法人地球映像ネットワーク(太田裕久代表)は、今日25日(木)、午後2時から、地球映像ネットワーク内ミニシアター(赤城下町11-1)で、定期上映会を開催した。
 このNPO団体は、地球の貴重な財産ともいえる自然や野生生物を映像という形で収集・保存し、映像を通じて多くの人たちに「地球の今」を伝え、地球環境保護への理解と関心を高めることを目的に活動している。定期上映会は、同NPO団体が主催し1993年から隔年で行っている「世界自然・野生生物映像祭」の中で、映像祭の参加者から、テレビで見られないこのような映像をもっと見たいという要望に応えるとともに、地域の人々との交流の場として、地域の高齢者の方々と自然や動物の映像を見たりお茶を飲みながら歓談するという企画。昨年のクリスマスにスタートし今回で2回目で、14名の方が上映会に集まった。
 今回上映された作品は「カバの約束」。同作品は、第5回世界自然・野生生物映像祭グランプリ受賞作品で、アフリカの美しい泉の中で生きるさまざまな生物たちとカバとの深いかかわりをとらえた作品で、カバの周りの調和のとれた環境などをみごとに描いている。
 
 上映後、参加者は、お茶を飲みながら映像の感想を述べたり、上映会についての意見を交わした。参加者からは「このような映像は、たくさんの方に見ていただきたい」「まず、ここに来てもらう。戸を開けて中に入ってもらうところから考えていけば」「自然の大切さを子どもたち、次世代にも伝えるべき。小学校のクラスを招待したり、学校に映像を貸し出したら」などさまざまな意見が飛び交った。
 今後、地域の皆さんと力を合わせ、この上映会を毎月開催していく。次回、2月は極東ロシアで自然とともに暮らす老夫婦の物語「眠れる美女の村」を上映する予定である。

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