区民40名(区政モニター)が歌舞伎町を視察

最終更新日:2007年1月10日

歌舞伎町を視察する区政モニターの皆さん
 今日の午後、区政モニターとして活動する区民約40名が歌舞伎町を視察した。
 区政モニター制度は、区が広聴活動の一環として、昭和45年から行っている。公募で集まった区民が区政の課題について意見交換をし、区政運営の参考にするもの。
 今年度は、「高齢者の介護と予防」「ごみ減量・リサイクル」「犯罪から地域を守ろう」「10年後の新宿のまちを考える」の4つをテーマに実施。モニター会議、アンケートへの回答、施設や地域の見学会を中心に活動し、活動報告書をまとめる。
 今日の歌舞伎町視察は、4回目のテーマ「10年後の新宿のまちを考える~歌舞伎町対策~」の全体会議の中で行われた。午後2時にしんじゅく多文化共生プラザに集まった区政モニターは、区の歌舞伎町対策等担当の案内で2班に分かれて歌舞伎町を見て回った。歌舞伎町交番、シネシティ広場、歌舞伎町一番街、セントラルロード、高感度カメラ、花道通りと歌舞伎町の代表的な場所を約20分かけて視察した。
 区政モニターの一人は「思ったよりもきれいでびっくりしました。でも、夜になるとまた雰囲気は違いますね」と感想を話してくれた。
 視察した後、意見交換会が行われ「活性化プランに絵画やイラストといったアートの分野を取り入れてほしい。絵を自由に書けるスペースを提供してはどうか」「歌舞伎町には10代の頃から通っている。当時は喫茶店などが多くあり安心できる街だったが今は風俗しか目に付かない」といった意見や感想が参加者から出された。また「歌舞伎町には定住者はいるのか」という質問もあった。
 モニター会議を担当する区政情報課では「実際に街をモニターの方に見てもらい、歌舞伎町の変わりつつある姿を感じてもらえたと思う。今日いただいた貴重な意見を今後生かしたい」と話している。

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