第4回落合第一地区協議会の概要

最終更新日:2006年1月26日

日時

平成18年1月26日(木)午後7時~9時

場所

落合第一地域センター

出席者

区民:32名
特別出張所:鈴木所長、木村副所長 吉津主査
区:地区計画課:折戸、金井
コンサルタント:大戸、西山

協議内容

1.あいさつ[清水代表]

2.議題

(1) 交通関係に関する問題点について
(2) 交通関係の問題点の整理
※本記録では、(1)、(2)については一緒に整理をしています。

今回(第4回)は、「1.交通」のうち、「生活道路・みちづくり」について話し合いをしました。

生活道路・みちづくりに関する議論のまとめ
□生活道路全般

◇歩行者優先のみちづくり
<課題・対策>
  • 歩道を広げる
  • 一歩通行
    例:世田谷用賀プロムナード
      新宿西口コミュニティ道路
  • ハンプ(凹凸)
  • 通学時間帯の車の規制
  • 背の高い車(宅急便)の停車対策
  • 歩道橋の安全性、高齢者の便宜
  • ガードレールの問題、L字溝の問題解決

○良いデザインの重点的みちづくり
  • 歴史的みちを生かす
  • 聖母坂通りを特に

□よう壁・塀の危険性の調査を(立木との関係も)

□幹線道路・歩道への鉢植えのはみ出し(←→駐輪対策とのかねあい)

□高低差のある地域性→坂の上と下をつなぐ手だてを(コミュニティバス、路面電車など)

*早大、学習院、落合一帯で考えるみちづくり「日本風景街道」

【各委員から出された意見】
※発言の順番とは異なる場合があります。
←:関連意見
○:区民委員
◇:特別出張所・区
◆:コンサルタント

(歩道・歩行者の安全対策)
○ 車中心の道路を見直し、歩行者を中心としたみちにすべき。拡幅が難しいならば、一方通行、違法対策、車道を狭め(ガードレールを移すなど)歩道の拡幅を。
○ 聖母坂通りの出張所側はコンクリートの段差(L字溝)があり、歩きにくい。病院側にはない。
 ←◇(L字溝は)雨水の排水の為設置している。

(違法駐車)
○ 車だけでなく、バイクの違法駐車も問題。車庫証明等による対策が必要ではないか。
○ 宅急便の駐車に対策ができないか。背の高い車は(見通しが悪く)危険。路肩に止められるのは問題。
 ←○道路交通法では、路肩から75cm以上離すことが義務づけられている。
 ←○一方で、車道に駐車されると、バス等の大型車両の通行の障害になる。
 ←○宅急便等の会社に申し入れをすることも考えて良いのではないか。
 ←○コンビニでの買い物時など、5分程度(歩道部分に)駐車をしてしまうこともある。
 ←○歩行者、特に車いすやベビーカーを利用している人にとっては大きな障害となり、ガードレールで行き先を塞がれることもある。ガードレールの設置間隔はどのようになっているのか。
 ←◇(道路構造令では)準歩道で幅は1.5m必要であるが、設置間隔は決められていない。(車庫からの出入りなど)個人のケースに対応している。

(通過交通対策)
○ 抜け道が多く、危険な道が多い。子どもたちの通下校時の規制や、一方通行、ハンプ(凸凹の道路)などを検討する必要がある。一方で、スクールゾーンによる規制を強化しても、他の道に流れてしまう。
○ 区内で歩行者優先の事例はあるか。また、用賀から世田谷公園(美術館)に行く歩行者優先の道路について教えて欲しい。
←◇新宿駅西口コミュニティ道路。また、世田谷プロムナードを造る際、警察との協議(事故があった場合の責任の所在など)が必要であった。

(高低差の地域性に対応した公共交通)
○ 新目白通りにバスを走らせられないか。また、地下鉄13号線(明治通り)が出来ると、バス路線が無くなってしまうのでは。
←◇具体的には決まっていないが、廃止にはならなくても、減便される可能性はある。
←○地下鉄は駅間(バス停の間隔と違う)や階段の昇り降り大変なので、高齢者にとってはバスの方が使いやすい。
○     ミニバス、シャトルバスなどの公共交通を考えられないか。
←○地方では利用者が少なく財政負担が大きいという話も聞く。
←○永山(多摩)や渋谷などの事例を研究する必要があるのではないか。
○ 都電を面影橋から新目白を通り、坂の上まで延ばすのも夢があっていいのではないか。

(様壁・塀)
○高低差が多いこの地区では擁壁が多い。新しく設置するものに対しては構造基準等があると思うが、既存のものは震災時など心配である。また、大木の根の張り方によって擁壁を傷める。見える部分だけでなく、土の中を含めて、危険度を調べ、マップを作成してほしい。

(幹線道路の歩道へのはみ出し)
○ 新目白通りの歩道の一部分に(個人が)植樹(プランターの様なもの)を勝手にしている部分がある。
←○駐輪をされないようにする為、商店会がやっている。

(山手通り関係)
○ 歩道橋の階段は歩行者にとって負担。第一小前では歩道橋を使わず、山手通りを横切る人も多い。信号の設置場所を増やしてほしい。
←○歩道橋にエレベーターやエスカレーターなどを設置するのもひとつの方法。
←○(山手通りは幅があり)信号の時間が短く、横断歩道は高齢者が渡りきれない。中央部分に緑地帯を設けられるので、(2回に分けて渉れるようにするなど)安全性を確保してほしい。
←○(中央分離帯があるので)消防車が横切れない状態。緑地帯の設置部分に配慮する必要もある。
○ 車道は2車線のままで、自転車レーンが設置されるなど、歩道が拡幅される。(下落合~東中野の間ではほぼ完成している)
○ 吸排気等はオリンピック駐車場のところに設置されるが、大気への影響はないと聞いている。

(その他)
○ 国土交通省で日本風景街道(シーニック・バイウェイ・ジャパン)の公募を始めている。走るための道路ではなく、景観を楽しむための美しい道路として、北海道などではまちづくりの一環で取り組んでいる地域もある。「歩きたくなるみち新宿」では、この地区はみどりのゾーンになっていることもあるので、早稲田~学習院~落合のルートを風景街道に位置づけてはどうか。
○ 区内には大きな公園はあるものの、この地区では緑が減っている。公園だけでなく、住宅地の緑を未来のために残していく必要がある。

<その他主な質疑>
○     地区では話し合いの様子がホームページに掲載されている。
←◇1月中に載せる準備を進めている。
○ 落合第二地区では4分野(安全、高齢者、子育て、環境)に分かれて話し合っている。
←○第一地区では全体会方式が合っている。(委員全体の意見)

配布資料

○次第(第4回)

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