平成20年度第3回 落合第一地区協議会の概要

最終更新日:2008年5月7日

日時

平成20年5月7日(水) 午後7時00分~9時00分

場所

落合保健センター3階 講堂

出席者

委員:23名
特別出張所:橋本所長、川崎副所長、北村主査、関口活動支援員
みどり土木部:田中道路課長、小林計画係長、関根計画主査、小川主任

協議内容

1.清水代表挨拶

  • 本日は、新宿区みどり土木部道路課より、、「聖母坂通りの無電柱化」について、現状、現況と今後の見通しなどについての説明を致したいとの申し出を受けたので、会議時間を割り振り説明会を実施する。
  • 無電柱化の説明会は、落合第一地区協議会にとって課題前進への足掛かりでもあり、地域活動の士気高揚にも影響を及ぼす大事な内容の為、説明を拝聴した後には質疑応答の時間も持ちたい。

2.聖母坂通りの無電柱化について(みどり土木部)

※配布資料[2] 「聖母坂通りの無電柱化について」 参照
<道路課長より>

聖母坂通りの無電柱化は、地区協議会発足以来の念願であると伺っている。区としては、平成19年7月に開催した「区長と話そうしんじゅくトーク」で地中化のご意見を頂いたところから具体的な調整が始まっている。東京電力との打合せを重ね、どのような問題があるか、どうやれば出来るかを検討している。
工事は全て夜間工事となる為、早い段階でそのような点を住民の皆様にお知らせしながら、ご理解を頂きながら事業を進めていきたい。更に、地元の方との協力という点では、地上機器を置かせて頂けるような民間の土地をご提供頂くことや、そのような土地があるなどの情報を頂けたら、一日も早くこの事業が進んでいくと思う。
また、今年度は無電柱化の為の予算がとれていない。無電柱化の検討には非常に専門的な知識が求められる。区としては、今年度中に予算をかき集め、委託化を行い、専門家の検討に基づき、どうすれば無電柱化が出来るかを今年度中に明確にしたい。これらについて確約はできないが、これは職員の思いであり、今年度中に無電柱化に向けスタートを切りたいと考えている。

●質問1
国でも電線共同溝化を推し進めているが、聖母坂のような小さな坂は入っていないのか?
◆回答1
都でも国でも無電柱化を強力に推し進めているが、都道や国道には幅員10mという幅の道路はまずない。この幅員10mいう中で、いかにして無電柱化を進めていくかを考え、区で工夫をしてやっていきたい。

●質問2
聖母病院側は、民間が単独で無電柱化を進めた結果、既に断片的に無電柱化が現実となっている。という事は、逆側も現在15基程あるトランスの容量を分散させて街路灯の上に置いたり、出張所の敷地を利用する等して分散させる事は技術的に可能なのか?
◆回答2
聖母病院、HOYAさんのところは、建物の規模が大きいので、変圧器が建物内にある。
冒頭の説明の中でもお願いをさせて頂いたが、聖母坂沿道で、土地を借用させてくださるか、土地を有償で提供くださるなどのご協力がいただけたら、事業が進む度合いが早くなる。

●質問3
聖母大学側の歩道の真ん中に立っている電柱がある。進路を塞ぎ、歩行者の進行を妨げている。東京電力にお願いし、早急に対処が必要と思われるところは、優先順位を決め、部分的にでも進めていけないだろうか?
◆回答3
以前にもそのような話があった為、電柱を移動させる事ができるか検討したところ、道路の中にケーブルが多数あり、電柱が動くスペースが無く移設のしようが無いという事で現在に至っている。しかし、この件に関しては再度確認をする。

●質問4
四谷、三栄通りの無電柱化の計画に関して、具体的に教えて頂き、今後の参考にしたい。
◆回答4
当初の予定では、今年度、企業者調整、詳細設計をし、来年度から工事に入れるだろうと考えていたが、様々な調査の結果、手続きの問題上、当初のスケジュールでの進行は困難と考え、計画の変更を検討している。

●質問5
図面の中に、排水管が記されていない。定かではないが1m程の太い排水管が聖母病院の中に入っていると思う。その管を使用し、その中に電力線を通す等すれば、工事費が安くなるのではないか?
◆回答5
東京電力の管は15cm程の直径のものが、3列4段などで入る為、下水管の中に入れると下水の断面が使用出来なくなるため難しい。これについても、どうするかは今後の課題である。

●質問6
どのくらいの費用がかかるか概算を教えていただきたい。
◆回答6
工事費は約7~8億。企業者の移設保障費を入れるとその2~3倍の費用がかかると思われる。

●質問7
聖母坂付近の老朽化した下水管を全て新しいものに切り替えるとの話がある。それは下水道局の予算内での仕事と捉えられると思う。そういったところで、東京電力との共同ということはないのか?
◆回答7
管を内側からコーティングするという方法で下水道再構築は進めていると聞いているが、掘り返しての切り替えはあまりない。そういった面からも東京電力と共同というのは難しい。また聖母坂通りでも下水というのは代えられない。下水は自然勾配で流れるものなので、上に上がると流れなくなる。地中化する時に、下水は触らないというのが基本となっている。

●質問8
無電柱化をするにあたり、都・国に協力をしていただくことはできるのか?
◆回答8
聖母坂を無電柱化するとなると、工事費は国庫補助が適用になると思う。どれ程の補助金がでるか分からないが、補助申請を出し、出来るだけ補助金をとってやっていきたい。

2.議事

1)地域協働事業助成審査委員の選出
  • 地域協働事業助成制度・・・地域の活動に対する助成事業
    1団体あたり、上限10万円までの補助がでる。但し1/2の補助となる為、20万円以上の事業で、落一地域全体の活動であることが条件となる。
    現在、平成20年度6月~3月に実施する事業で、助成を希望する事業を出張所で募集している。応募があった際に助成が適当かどうかを審査していただく委員を、地区協議会から5名選出したい。
<審査委員>
  • 早尾委員
  • 渡邊委員
  • 岡田委員
  • 平林委員
  • 多田委員

2)前年度PT報告
◆視察PT
<国分寺視察報告> 資料1参照
<上落合視察について>
  • 視察ルートの中に落合水再生センターの見学が入っている。内部の見学はなかなか出来るものではないので、多くの委員の方々にご参加いただきたい。
    日程・・・5月19日(月)
    時間・・・10時~13時 (12時~13時は意見交換会)

◆周知PT
  • 「みどりの風」第3号が完成し、5月1日の地区計画会議の際に配布することが出来た。
    非常に良い内容のものが出来たと思う。

3)宿題の提出
前回の宿題
前回の会議で立上げが決定した下記3つのPTの中で、各委員、所属を希望するPTを決めてくる。

[1](仮称)広報PT (5名)
 石口委員、鈴木委員、川俣委員、早尾委員、茂原委員
[2](仮称)落合史PT (12名)
 石口委員、今井委員、太田原委員、大野委員、岡田委員、高橋委員、武井委員、夏目委員、久冨委員、藤田委員、森山委員、渡邊委員
[3](仮称)自転車PT (6名)
 小野委員、栗原委員、竹内委員、田中委員、平林委員、山田委員

●質問1
この3つのPTの中に必ず入らなければいけないのか?
◆回答1
今後PTを立ち上げるかどうか討議しなければならない事業がある。よって、今回、上記の3つのPTに必ずしも入らなくてはいけないということはない。

※本日の欠席者については、次回の開催通知を発送する際、次回の会議も欠席するようであれば、希望するPTを申告頂けるような文面を作成し、同封するようにする。

4)地区計画の取り組みについて
日程・・・5月29日(木) か 5月30日(金)  午後7時から
場所・・・落合第一地域センター集会室 又は 落合保健センター講堂
※地区計画課と日程調整のうえ、開催日が決定次第、事務局より連絡致します。
※地区計画会議は、地区協議会の全体会という位置付けになっております。

5)その他
[1]「落合第一地区協議会の進め方について」 (清水代表)
  • 「3)会議の進行 (第8条関係)」に下記の内容を追記したい。
    「全体会の会議中に、重複したほかの会議等に出席の為中途退席をする委員は、全体会の進行を妨げ、会議の雰囲気を阻害する恐れが生じるので、全体会開始前に必ず副代表に中途退席の了承をとることとする」
<決定事項>
出席者全員の賛成を得て追記することと決定。

[2]落合第一地区協議会歓送迎会 会計報告 (事務局)
  • 4月22日(火)に開催した、地区協議会歓送迎会の会計報告は資料[5]のとおり。

配布資料

[1]平成20年度第3回落合第一地区協議会次第
[2]聖母坂通りの無電柱化について
[3]「国分寺湧水視察」実施報告
[4]上落合視察
[5]落合第一地区協議会歓送迎会 会計報告

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