平成20年度第8回 落合第一地区協議会の概要

最終更新日:2008年10月7日

日時

平成20年10月7日(火) 午後7時00分~9時00分

場所

落合第一地域センター3階 集会室

出席者

委員: 25名
特別出張所: 橋本所長、川崎副所長、北村主査、関口活動支援員

協議内容

1.清水代表挨拶(多田副代表代読)

  • 会議の最初に地域団体の推薦委員による所属団体の活動紹介を実施願いたい。これにより、 地域団体の活動状況が周知され、今後の活動に一層の励みがつくものと信じると共に、地区 協議会としても、諸団体と手を携えての活動のチャンスを掴む事が出来ると期待が膨らむ。
  • 「安心・安全」についての討議では、課題の中から優先順位を選択し、その後に活動順位を決めて頂ければと期待する。安心・安全に関わる課題なので、速やかな実現が最優先と考える。
  • 今月より下期に入る。「聖母坂無電柱化推進運動」について、進捗状況を落一出張所長から 担当課に聞いて頂き、次回報告を頂きたい。
  • 9月29日に開催された地区協議会連絡準備会の中で、落一地区協、落二地区協の双方から、 情報交換会のようなものを立ち上げたいとの提案があった。こちらについても全体会の同意を 得られたら、今後の方針を協議したい。

2.議事

1) 各PT報告事項
◇ 広報PT (資料1参照)
「みどりの風」第4号について
  • 内容は資料1のとおり。10月中に印刷する予定で作成中。

◇ 自転車PT  (資料2、3参照)
◎ 無灯火防止ポスターについて
  • 無灯火防止ポスターをパウチした。町会掲示板に掲示させて頂けるようにお願いする。
  • 各委員の皆さんにも一枚ずつお持ち帰り頂きたい。自宅の外に掲示出来る方には掲示をお願いしたい。
◎ 無灯火防止啓発キャンペーン実施報告
  • 統計結果や、実施報告については資料3のとおり。
  • マイクを使って啓発活動をする予定だったが、警察の方から、大きな音での啓発活動は苦情につながるとの助言もあったのでマイクの使用は中止した。今後もマイクは使用しない。
◇ ふるさと落合
◎ 第2回座談会について
  • パネラーは清水代表を含め、5~6名。
  • 日程は11月15日(土)を予定しているが、清水代表の都合により変更の可能性あり。
  • 座談会当日は、地区協議会の多くの方々に参加していただきたい。多くの地域の方々にも来て頂けるよう、町連にもお願いをする。
2) 推薦団体の活動報告
◆落一環境アドベンチャー◆
  • 毎月15日を「美化美化デー」とし、新目白通りの清掃を実施。夏場は10時~12時。秋以降は13時半~15時半を予定。学校の夏休み中や、15日が土日にあたる時には、東京富士大学の学生の方々にも協力をしていただき活動している。
  • 今年の夏は打ち水も実施した。
◆高齢者クラブ◆
  • 正式名称、新宿区高齢者クラブ連合会は四谷・牛込・淀橋・戸塚・落合の5地区に分かれ、131団体7775名が活動している。
  • 活動内容
    社会奉仕活動・・・環境整備、資源回収
    友愛活動・・・聖母ホーム訪問、交流会
    健康を勧める活動・・・輪投げ、グラウンドゴルフ、ユニカール、ゲートボール講習会など
    生きがいを高める運動・・・趣味の教室、初詣、福祉芸能大会
    レクリエーション・・・歩行会、お花見、日帰り旅行、研修旅行など

◆地域センター管理運営委員◆
  • 委員・・・落一出張所管内の各団体からの推薦委員と公募委員
  • 定員・・・75名    現在は63名で活動中。
  • 会の構成・・・役員会、総務、企画、広報
  • 目的・・・和の精神に徹し、地域住民相互の交流と活動を通して落合と共に生き集うまちづくりの拠点となるセンターの運営を目的とする。
  • 活動内容・・・落合第一地域センターの管理運営、コミュニティー形成に必要な事業
    落合第一地域センターの貸し出し、センター祭り、映画上映会、カルチャーの催し(月1回)、広報紙の発行(こんにちは落合 年3回発行)

◆落合の緑と自然を守る会◆
  • 会員・・・現在約15名
  • 目的・・・落合地区の自然環境維持と保存活動を行いつつ、地域での親睦、融和を図り、良好な地域社会づくりに寄与していくこと。
  • 活動内容
    サポーター活動・・・おとめ山、野鳥の森の清掃(周辺道路も含む)
    健康維持活動・・・健康維持と親睦を図ることを目的とし、年6~7回のウォーキング。
    文化活動・・・メンバーの一人が長年蓄積したデータを基にし、書籍、パンフレット、地図などを作成。
             落合昭和地図、私たちの下落合(書籍)、ようこそおとめ山へ(パンフレット)等
    その他・・・地域イベントへの協力
           おとめ山みどり祭り、ホタル鑑賞会、ウォークラリー、落四課外活動、無灯火防止等

◆防犯協会◆
  • 構成・・・戸塚署管内の町会、自治会、事業者、金融機関、商店街、地域在住の個人会員
  • 目的・・・地域住民が安全で安心して暮らせる街づくりに寄与すること。
  • 活動内容・・・子どもの登下校や長期休み中の防犯パトロール、空き巣侵入盗犯防止、ひったくり事故防止、長寿社会対策活動、子どもの健全育成、女性の被害防止活動

◆体育指導委員◆
  • 新宿区の非常勤職員。新宿区全体では42~43名。落合第一地区からは定員4名のところ、現在は3名が選出されている。
  • 役割・・・スポーツの楽しさを、地域の皆さん、区民のみなさんに伝える。体育指導委員として様々な研修に出て学んだことを、区に持ち帰り提言すること。
  • 活動内容・・・各中学校区に、スポーツ・文化を含む地域クラブを作ろうとしている。
             コミュニティースポーツ大会の審判、地域のスポーツ大会の審判など

◆スポーツ交流会◆
  • スポーツ交流会と、落一小・落四小の校庭開放事業、スクールコーディネーターが中心となっている居場所づくり事業の予算を統合して、平成19年度から「落合中学校区地域スポーツ文化協議会」となった。其々の活動としては行っているが、文化協議会としての活動はまだ行われていない。
  • 活動内容
    スポーツ交流会・・・第1、第3で活動を行っている。
    校庭開放・・・小学校中心。子ども対象
    居場所づくり事業・・・スクールコーディネーターが中心。親子での事業、子ども達だけの事業など、様々な事業を行っている。

◆青少年活動推進委員◆
  • 10地区の地域センターを利用して会議を行っている。10地区の方々と話し合いながら、様々な活動をしている。
  • 活動内容・・・子ども達の自然体験(イカダ作り、昼と夜の森の体験、ホタル鑑賞など)。
             農業体験、子どもセンターまつり(中学生の社会参加を目的)

◆消防団◆
  • 活動内容・・・1月の出初式、操法大会、3団合同点検(牛込消防団・四谷消防団・新宿消防団)、年末特別警戒、水防訓練、各町会・自治会に置かれているD級ポンプの点検整備(3月・9月)、各地域で行われている震災訓練

◆育成会◆
  • 委員構成・・・PTA、青少年活動推進委員、保護司会、体育指導委員、町会推薦等、約160名
  • 目的・・・行事を通じて様々な年代と交流を持つ事。皆で一つの事に取組む事。
  • 活動内容・・・凧作り、凧上げ、クリーン大作戦、キャンプ、スノーツアーなど、毎月行事を行っている。

◆落合第一地区民生委員児童委員協議会◆
  • 新宿区には約300名の民生委員がいる。昨年12月から、各出張所単位の地区割りになり、10の民生委員協議会が誕生した。落合第一地区には、26名の民生委員がいる。そのうちの2人は主任児童委員として、児童問題を専門に扱う。
  • 活動内容
    24人が落一地区を1/24に分けて担当地区をもっており、児童、生活困窮者、高齢者、障害者の方々の生活の手伝いをしている。

◆防火防災協会◆
  • 構成・・・新宿区の事業者、新宿消防署管内の5町連(落一、落二、戸塚、大久保、柏木)
  • 活動内容・・・火災警報器の普及広報活動、春と秋の防火週間の推進計画と救急救命講習
             (心肺甦生、人口呼吸、心臓マッサージ、AED)など

※ 日赤落一分団、保護司、町連、スクールコーディネーター、高齢者給食、商店街、小学校PTA、中学校PTAに関しては次回の全体会で活動報告をしてもらう。

3) 地区協議会ができる「安全・安心」とは
※参考資料 <安心・安全に関わる課題>
  • 落合ではみどりの問題が出ている。浸透マスの設置や道路工事の際には浸透性のアスファルトにすることを提案したい。実現すれば、おとめ山の湧水にも良い影響が出ると思う。
  • 通りに設置された消火器に、現在地の表示をしてほしい。
  • 広域の避難所の地図が古くなって消えている事もあるので、新しいものに変えてほしい。
  • すぐに出来ることも必要だと思うが、地域の人々が関心があるテーマで、成果がきちんと把握でき、その成果をPRできる取組みを始めていってはどうか。
    この地域は地震に非常に弱いという事をよく聞く。古い建物も多く、道も狭い。そういった地域だからこそ、耐震に対しての取組みが必要だと思う。耐震工事をすぐにやる事は無理でも、耐震検診は無料ですぐに受けられる。工事をしなくても、耐震への意識を高めることは意義があると思う。耐震検診率の向上を目標とし、活動してみてはどうか。
  • 新宿区町会連合会でも耐震に関して非常に関心を持っている。地区協議会から落一町連へ話をし、協力してやっていけたらいいと思う。落合から新宿区全体に広げることも出来る活動だと思う。
  • この先も「安心・安全」について全体会だけでやっていくのか、「安心・安全」のPTを立ち上げるかどうかという話をしてはどうか。
  • 一つの課題だけでPTを立ち上げると、その課題がクリアされたら終りとなってしまう。「安全・安心」に関わる課題が数多く出ているので、短期・中期・長期など、いくつか課題を掲げてPTを立ち上げたらどうか。
  • 「危険な通り」や「坂道」については、以前から課題としては挙がっているが何もしていない。
    PTを立上げて、自分達に出来る小さなことからでも取組むべきだと思う。
  • 現在あるPTが相互間に関連性を持っていると思うので、新たにPTを立ち上げるのではなく、例えば、各PTから2~3名を選出し、その方々が「安全・安心」も考えるというようにした方が良いのではないか。
  • 浸透マスや浸透性アスファルトについては、区に要望を出すという事で終ると思う。それに関しては、PTを立ち上げなくてもいいと思う。  
  • 既存のPTに「安心・安全」の課題を割り振れればいいと思う。既存のPTは少なからず「安心・安全」の要素を持ってはいるが、現在課題として挙がっているものとは、区別されると思う。既存のPTで取組むのではなく、新たなPTで取組んだ方がよいと思う。
  • 地震がきた時に塀がくずれるという問題も早急に取組むべきだと思う。それには、PTを立上げるのではなく、全体会ですぐに要望を出すなどすればいいのではないか。
  • 全体会で話し合う事は大切な事だが、月に1度の全体会で話し合うには限界がある。PTを立ちあげ、そこで話を練ったものを全体会で議題として話し合った方がいいのではないか。
  • 参考資料<安心・安全に関わる課題>を見ると、地区協議会として出来る事は要望書を出すという事しかないと思う。それにはPTは必要ないのではないか。
  • 「安全・安心」のPTを立上げ、全体会で提案し、全体会で出た意見を持ち帰りPTで練り直すというような流れで課題を一つ一つクリアしていった方がいいのではないか。
<決定事項>
「安心・安全」PTを立ち上げることに決定。メンバーは11月の全体会で募る。

4) (仮称)自治基本条例区民検討会議報告 (和田委員)
  • 第3回では「新宿らしさとは何だろう」ということ、第4回では「自治基本条例とは何だろう」という事を議論したが、本題以外のところでの発言が多く話がまとまらずに終った。
    その中でも、各地域ではそれぞれの地域団体が活動し、コミュニティが形成されているのに自治基本条例が必要か?との意見が出た。そこで、次回は「自治基本条例が本当に必要かどうか」という事を議論する。
  • いずれ、地区協議会の位置付けについて議論する事があると思う。その際には、落一地区協の代表として、検討委員会に意見を持って行きたいと思うので、皆さんからの多くの意見を発言いただきたい。
■ 質問1
自治基本条例がどんな役に立つのか分からない人が多いと思う。
● 回答1 (橋本所長)
新宿区での自治基本条例の作成方法は、区民・議会・行政から意見を出し合い一つのものを作ろうという、非常に珍しいやり方。
自治基本条例を作ろうという意見は、区長・議会・区民から出ている。区民の方々は、其々に団体での活動を通して区政へ参加しているが、その根本的な参画の仕組み、基本ルールを定めたものがない。それを制度的に定めようというのが自治基本条例制定の一つの狙い。
また、地区協議会についても、「このような組織」「このような役割」というのを条例上決めるか決めないかも含め、今後議論されると思う。そういった時に、地区協議会委員である皆さんのご発言があれば、和田委員も検討会議で地区協議会としての意見を発言できると思う。

■ 質問2
新宿区で制定した条例の中で、都の条例に引っかかるような事があった場合、区の条例が優先されるようなことはできるのか?
● 回答2
そのような事は難しいと思う。しかし、例えば、国の法律は全国的な事を定めているだけ。その中で、北海道の自治、九州の自治、新宿の自治は自ずと異なる。国はそこまでは決めていない。
そこを其々の自治体毎によって自治体の地域特性、住民の参画の仕方などを区で独自で決めていきましょう、という事。条文上、既に法律で決められている事を乗り越える事は出来ないが、それに決まってない範囲の事は、区で独自で決める事はできる。
5) その他

◎ 地区協議会タブロイド版について (事務局)
10/5(日)の新聞に、「新宿区の地区協議会」という広報紙タブロイド版が折り込まれた。落合第一地区協議会の記事は、19年度の活動報告とした。

◎ 2/5号 地区協議会特集記事について (事務局)
現在PT活動が進んでいるのが、自転車PTとふるさと落合PTである。タブロイド版広報紙には自転車の記事を大きく載せたので、2/5号はふるさと落合を記事としたい。締切が12月いっぱいの為、11月15日開催の座談会に取材に来ていただく。

◎ 安全推進地域活動重点地区申請(ベストをもらう) (事務局)
現在、「無灯火防止啓発キャンペーン」を実施する際に、地域の団体からベストと借りている。
地区協議会として安全推進地域活動重点地区に承認されれば、「安全・安心」の活動をしている団体としてベストが20枚配布される。

◎ 地区協議会連絡会準備会について (多田副代表)
9/29に落一地区、落二地区、事務局とで地区協議会連絡会の準備会があった。その際に、落一地区協と落二地区協との情報交換会のようなものを持ったらいいのではないかという提案がなされた。全体会で了承が得られれば、どのような会にするかも含め話を進めていきたい。
◆ 意見
落一は全体会があるので、全員が地区協議会の事を把握しているが、落二は分科会の為、全員が全体の事を把握出来ていないと思う。しかし、全体を把握しているという事で、地区協議会の役員だけが集まるような情報交換会にはしてほしくない。どのような形にしていくのかをよく話し合ってほしい。

◎ 地区計画の日程について
10月29日、30日あたりを予定している。決定次第連絡をする。

◎ 第1回地域フォーラムについて (栗原委員)
目白大学桐和祭の中で、「第1回地域フォーラム」が開催される。地区協議会で討議している事とも関連があるので、お時間があれば足を運んでいただきたい。

配布資料

[1]平成20年度第8回落合第一地区協議会次第
[2]平成20年度第5回「広報PT」会議の概要
[3]平成20年度第4回「自転車問題PT」会議の概要
[4]第6回「無灯火防止啓発キャンペーン」実施報告
[5]平成20年度第4回「ふるさと落合」会議概要
[6]おとめ山公園の都市計画変更について  
[7]第3回(仮称)新宿区自治基本条例区民検討会議 次第
[8]第4回(仮称)新宿区自治基本条例区民検討会議 次第
[9]目白大学桐和祭
[10]新宿区の地区協議会(タブロイド版)

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