平成20年度第9回 落合第一地区協議会の概要

最終更新日:2008年11月4日

日時

平成20年11月4日(火) 午後7時00分~9時00分

場所

落合第一地域センター3階 集会室

出席者

委員: 25名
特別出張所: 橋本所長、川崎副所長、北村主査、関口活動支援員

協議内容

1.清水代表挨拶

  • 事前に配布した「区民主体の自治をつくる」を基に、自治基本条例についての討議を行うのでご協力願いたい。
  • 前回立上げが決定した「安全・安心PT」の人選を行いたい。
  • 落合地区一番の課題でもある「みどりの保全」については、区の計画とうまく取組みながら保全活動を邁進したい。
  • 「センター祭り」への参加も、課題として協議したい。
  • 種々課題が増え会議日数が不足している。隔月に全体会を1回増やす事を検討願いたい。

2.議事

1) 各PT報告事項
◇ 広報PT (資料1参照) 「みどりの風」第4号について
  • 内容、紙面割りについては資料1のとおり
  • 印刷は10月中を予定していたが、11月下旬にずれこむ
  • 推薦団体委員の方々にご記入いただいたアンケートを基に、別冊で「地区協議会傘下団体紹介」を作成する

◇ 自転車PT (資料2参照)
◎ 無灯火防止啓発キャンペーンについて
  • 日時などの詳細は資料2のとおり
  • トラブルなどが発生した時の為、1箇所での活動人数を最低3名とする
◎ 無灯火ティッシュについて
  • 先月作成した、掲示板用無灯火ポスターを縮小コピーしたものをポケットティッシュに差し込み、コミスポの参加賞として配布させて頂いた。
◎ 自転車教室について
小学校の自転車教室に、地区協議会として協力できないか、現在情報収集し検討中。

◎ 無灯火防止ステッカーについて
  • 10月12日に開催された町連大運動会で無灯火防止ステッカーを配布した。ステッカーが非常に好評なので、1,000部追加作成したい。
<決定事項>
全体会の了承が得られたので、「無灯火シール」を1,000部追加作成する

◇ ふるさと落合 (資料3参照)
◎ 第2回座談会について
  • 日時・・・平成20年11月15日(土)
    時間・・・13:30~15時45 (休憩15分含む)
    場所・・・落合保健センター 3F 講堂
    その他詳細は資料3を参照
  • 前回は座談会への参加人数が少なかった為、今回はチラシを作成した。町会掲示板に掲示させていただく。

2) 推薦団体の活動報告
◆高齢者給食◆
  • ボランティア・・・16名
  • 活動内容
    昼間一人になる80歳以上の高齢者、または、夫婦二人きりになる高齢者を対象とし、毎月第1、第3火曜日の昼に行っている。現在は、20名~23名の高齢者の方々がいらっしゃっている。献立は、毎回給食終了後にミーティングをし、季節に合わせ栄養バランスを考えて決めている。安全・安心面では、会食後に地域センター事務局長、保健センターの医師、出張所職員から、毎回、日常生活で気をつけなければならない事を繰り返しお話いただいている。

◆中学校PTA◆
  • 構成・・・役員、運営委員37名
  • 活動内容
    年2回~3回の広報紙の発行。PTAと生徒の交流を深めることを目的としたビーチボールバレー大会の開催、お祭りなどの際のパトロール。
  • 今後の行事予定
    11月・・・学校長によるパソコン教室
    12月・・・学校と地域との文化交流を目的とし、地域の小学校の音楽クラブ、落合少年少女合唱団を招いてのジョイントコンサート
◎ 提案
住民自治に関心を持ってもらうため、実際の議場を使用し、傍聴席では実際の議員・職員に傍聴していただき、中学生達が議員や職員として物事を議論していくミニ議会の開催を是非とも開催していただきたい。

◆スクールコーディネーター◆
  • 活動内容
    青少年委員を発展させたのが現在のスクールコーディネーター。元来は、学校と教育委員会のパイプ役であったが、現在は活動内容が広がり、子供達の遊び相手や学校関係のお手伝いも行っている。現在は居場所づくり事業の他にスポーツ交流会、校庭開放の3事業が一緒になり活動している。その一環として、12月6日(土)13時~ジョイントコンサートを開催する。
◆商店街◆
  • 目標・・・「安心で安全なまちづくり」
  • 現在の活動内容
    山手通りの拡張化に伴い、中井駅北口問題も含め、商店街としてどのように行政に反映させていくかがこれからの問題。現在、山手通りの下に広場か駐輪場を設ける予定だが、それにより人の流れが変カわってくると商店街にとっては致命的となり得る。これに対し、商店街の意見も取り入れて欲しいという事を行政に打診中。
    ※ 日赤落一分団、保護司、町連、小学校PTAに関しては次回の全体会で活動報告をしてもらう。

3) 安全・安心プロジェクトチームについて
安全・安心プロジェクトチームのメンバーを募るにあたり、安心・安全の活動に関わる推薦団体から出ている委員の方には積極的に立候補して頂きたいと思う。皆さんの意見を頂きたい。
◎ 意見1
安全・安心と言うと範囲が広い。安全・安心PTの中に、広域災害を扱うチームを一つ作ってはどうか。

◎ 意見2
「安全・安心PT」で何をやっていくかは、立タち上げたメンバーの中で考えていけたらよいと思う。

◎ 意見3 (清水代表)
広域災害については、各町会などで非常に力を入れて活動している。地区協議会の位置付けがなされない段階で取組み初めると、既に活動している団体に迷惑をかけるような事になる恐れがある。地区協議会の位置付けが定まった後に取組んで行きたい。

安全・安心PTメンバー
大塚委員、竹内佳苗委員、金子委員、石口委員、多田委員
※斉藤委員(防火防災協会)、箕浦委員(消防団)、山田委員(防犯協会)には「安全・安心PT」に所属頂けるよう打診する。
※ 本日の欠席者には事務局より連絡をする。

4) (仮称)自治基本条例区民検討会議報告 (和田委員)
  • 今年の残り2ヶ月を使い、各地域の要望を出し合い、年明けから骨組みを作る事になると思う。 その中で、地区協議会という住民の組織をどう制度化するのか?というのが非常に大きな問題になってくる。町内会組織はコミュニティとしては最高最大のものであり、それ以外にも多くのコミュニティが存在する。それらがなぜ制度化されないのか、という疑問も出ると思われる。 この問題に対しては、住民が「こうやろうじゃないか」と声をあげない限り、並列的な文言が並ぶだけになってしまう。地区協議会委員の皆さんには其々の団体に立タち返り議論していただき、地区協議会としての意見をまとめていただきたい。
    また、事務局より送付していただいた「区民主体の自治をつくる」は、条例作りの正当性を述べたものである。この資料についてのご意見もあればご発言いただきたい。
■ 質問1
自治基本条例は、住民投票による住民参加をする為に制定されるものなのか。また、住民投票で出た結果をどう扱うのか、という事をこの条例に記載ができるのか?
「区民主体の自治をつくる」を読むと、「関連NPO」という言葉が多く出てくるが、その意味から考えると、自治基本条例が制定された際に、既にそこに参画しているNPOがあると予想できるが、そういった事がないようにしていただきたい。
● 回答1
自治基本条例に於いて住民投票の項目を設けた場合、住民投票と議会との整合性をどう保つのかというのが問題になる。議会制民主主義の中では、住民投票で出た結果は尊重するという程度に留めおくという解釈が一般的。住民投票についての項目は間違いなく入ってくるとは思うが、議会も住民投票も両立が成り立つと考えて頂きたい。
● 回答1-1 (橋本所長) 現在NPO団体からも、和田委員と同じ検討会に同じ位置付けで3名参加されている。それは、NPO団体を、各地域で区政に参画している団体、個人と同じように考えているだけの事。区としては、特定のNPO団体だけをこの条例の中で位置づけるという意図はない。

■ 質問2
この条例が制定され、住民投票を認めるとなったとしても、議会制民主主義の中では住民投票の結果が絶対ではない。とすると、住民投票することの意味は何なのか?
● 回答2
住民投票についても今後検討委員会で検討されると思う。住民投票の結果は、法体系上必ずしも拘束力はないが、「行政も議会もそれを尊重しなければならない」と言うような形で条例の中に盛り込んでいる作りが多い。この条例の中でも、住民投票で出た結果は、区長も議会も当然尊重しなければならない、というのは盛り込まれるのではいかと思われる。
この条例が制定されると、議員や議会が必要ないのではないかとも思われるが、住民が税金を支払っている以上、議員や議会にはしっかりと仕事をして頂きたいと思う。そんな中でもこのような条例を作る話が出るというのはかなり危機的な状況なのかと不安を感じる。このような重要な条例に自分達が関わっているのであれば、和田委員一人に任せるのではなく、地区協議会委員の一人一人が良く考え協力していった方が良いと思う。

5) 聖母坂無電柱化の進捗状況について
昨年策定された「実行計画」では、聖母坂無電柱化については触れておらず、議会の審議もされていない。そういった事で、20年度当初の予算でも聖母坂無電柱化についての予算は組んでいない。それを、今後どのように議会や区民に対し説明していくかを所管課で検討中。
一方で、聖母坂の無電柱化が可能かどうかの調査をする為、専門の機関との委託契約に向けての準備をしていると聞いている。その調査については今年度中に着手できると思う。
◆ 意見1
聖母坂の無電柱化と一緒に、落一小学校の危険な通学路の無電柱化も要望したい。

6) その他
◎ みどりの基本計画について
平成10年9月に策定された「みどりの基本計画」を改定することになった。現在、素案を区で検討中。落合地域に関する内容としては、開発によって緑が減っている落合地区の緑を守る為に、「緑の保全地区」として一定の地区を選び、樹木保存や生垣管理の為の助成制度の上乗せ等をしたらどうか、との内容が書かれている。11月中旬からパブリックコメントを取る事になっているが、それに合わせ、地区協議会でも説明会を求めるのも一つの取り組みと思う。
■ 質問1
「みどりの基本計画」と地区計画の関連性はどういう事になっているのか。
● 回答1 (清水代表)
「みどりの基本計画」を利用し、「地区計画」の緑の保全にうまくかみ合わせて進めて行きたいと思っている。その為に、どのような方針でいくのか説明を聞いてみる必要があるとの思いもあるが、それには説明会の日を設けなければならない為、皆様のご意見を伺いたい。

■ 質問2
11月中旬からパブリックコメントをとり、この計画はいつまでに策定するのか?
● 回答2 (橋本所長)
今年度中に「みどりの基本計画」を策定する予定。考え方としては、「みどりの基本計画」を策定した上で、「地区計画」で推進していくという形。「みどりの基本計画」は強制力を持たないので、それを基に「地区計画」で、ある一定の強制力を持たせる形で引き継ぐような位置付けになると思う。
<決定事項>
説明会を受けるという事で決定

◎ センター祭りについて
昨年は参加をしなかったが、今年は地区協議会として「センターまつり」に参加してはどうか。
<決定事項>
参加するという事で決定。
参加の仕方については、センター管理運営委員会と相談した後に全体会で討議する。

配布資料

[1]平成20年度第9回落合第一地区協議会次第
[2]平成20年度第6~8回「広報PT」会議の概要
[3]平成20年度第5回「自転車PT」会議の概要
[4]平成20年度第5回「ふるさと落合」会議概要
[5]第4回(仮称)新宿区自治基本条例区民検討会議 開催概要
[6]「自治基本条例ってなんだろう?」

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