(音声読み上げ用)シリーズ5 身近な交流の機会―交流のキッカケってなんだろう?―

最終更新日:2016年3月30日

このページは、「音声読み上げ用」に作成しています。そのため、本ガイドブックの印刷物とは、文章の表示や表現などが異なっている部分があります。

シリーズ5 身近な交流の機会―交流のキッカケってなんだろう?―

ユニバーサルデザイン ガイドブック シリーズ5
タイトル「身近な交流の機会」
サブタイトル「交流のキッカケってなんだろう?」

表紙
地域で開催されたお祭りの風景写真があります。
左下には「ユニバーサルデザイン(UD)とは…。年齢、性別、国籍、能力にかかわらず、さまざまな人が利用できるよう生活環境をつくりあげることです。」という吹き出しがあります。


2ページと3ページ目。
地域ではさまざまな人が暮らしています。
“いざ”“もしも”などの災害時や、子どもや高齢者の見守りなど、安心な暮らしには日常的な地域でのさまざまな人との繋がり、コミュニケーションが大切です。
知り合うキッカケ、交流のできる場所など、地域には交流の機会が数多くあります。

冊子には5つのイラストがあり、それぞれ「商店街」「お祭り、イベント」「地域の防災訓練」「公園、広場」「地域センターや図書館、交流サロン」です。

新宿区の様子(平成28年度 新宿区の概況)
・5人に1人が65歳以上
・12人に1人が中学生以下の子ども
・9人に1人が外国人
・22人に1人が障害者手帳を持っている人

さまざまな人の暮らしやすさを目指すこともユニバーサルデザインです。

地域のつながりを大切にしているイベント(あゆみ祭)に参加して交流のヒントを見つけました。



4ページと5ページ目、イベント(あゆみ祭)に参加して見つけたあれ・これ♪
あれ・これ1 イベントの準備
さまざまな人と一緒に準備することで、より多くの工夫が必要な点に気がつきました。

工夫した点
・子どもや車いす使用者も見えるように掲示物や展示物の高さを気をつけました。
・子どもや日本語(漢字)が苦手な人が読みやすいように、掲示物にフリガナを付け、英語表記しました。

冊子にはみんなで話し合っているイラストや、高さを変えて掲示しているイラストがあります。


あれ・これ2 声かけ
スタッフが積極的に声かけし、さまざまな人と交流ができました。来場者から「スタッフから声をかけてもらうと、気持ちが軽くなる」「話しかけるキッカケになる」という声がありました。
冊子にはスタッフの女性のイラストがあり、吹き出しからは「来場者とコミュニケーションを取るキッカケとなるように、笑顔で対応しました。(参加者談)」とあります。


あれ・これ3 交流
さまざまな人がイベントに来場し、交流していました。
冊子には5つのイラストがあります。
1つ目はスタッフの男性で、吹き出しからは「近くに住みながらも、なかなか知り合う機会のなかった人とも交流ができました。(参加者談)」とあります。
2つ目は椅子に座っている杖をもったおじいちゃんに、スタッフの女性がおにぎりと味噌汁が乗ったお盆を差し出しながら「こちらでよろしいでしょうか?」と聞いています。
3つ目は6人座れる机でみんなで食事をしているもので、お盆を持った妊婦さんと子どもに、おじさんが「どうぞ!」と席を譲っています。
4つ目は机の上に商品が並んでいるもので、スタッフのお兄さんが机の前に出てきて、小さな子どもに向かって「何が欲しいのかな?」としゃがみ、視線を合わせて聞いているものです。
5つ目は外国人のお客さんがメニューを指さしして「これ ください」と声をかけ、スタッフが「焼きそばは300円です」と答えているものです。

コラム
ガイドブックシリーズ3「心と心でコミュニケーション」
まちの中でさまざまな人と出会ったときに役立つコミュニケーションの方法をまとめた冊子です。


6ページと7ページ目、交流を生み出すヒント!
・さまざまな人と一緒に準備
子どもから大人、外国人、障害者などさまざまな人が企画のときから参加すると、普段気がつかない視点から良いアイディアがでてきます。
また、新たな交流が生まれます。

冊子にはみんなで準備しているイラストがあります。

・参加しやすい場づくり
イベントを手伝うときは、『おもてなし』の気持ちを表に出し、地域の人が気軽に参加できる雰囲気に心がけます。
参加者が増えることで、より多くの交流が生まれます。

・参加してみる
まずは近所で開催されているイベントに参加してみましょう。
近所でも、さまざまな人が生活していることに気がつきます。
イベント以外でも交流が生まれるキッカケになります。

・日頃のあいさつ
イベントに参加するだけでなく、日頃からあいさつをしていると、“顔見知り”が増えます。
顔見知りの人がいると“いざ”という時などに安心です!

・私にもできること
私にもできることを書いてみましょう。


ページのまとめ
「新しい交流が生まれるキッカケとして地域のイベント(防災訓練や商店街のお祭りなど)があります。地域づくりのキッカケとして、とても良い機会になります」


裏表紙。
あゆみ祭とは。
新宿区落合にある障害者福祉施設「あゆみの家」で障害者の地域交流を目的に模擬店、バザー、作品展示、子ども広場がある地域の人に開かれたお祭りです。

ユニバーサルデザイン啓発コーナー
あゆみ祭に参加し、UDクイズやグッズを展示し、ユニバーサルデザインまちづくりの普及・啓発を行いました。
区ではユニバーサルデザイン(UD)の普及に努めています。


編集・発行。新宿区 都市計画部 都市計画課。
〒160-8484 新宿区歌舞伎町1-4-1
電話03-5273-3527
ファクシミリ03-3209-9227

協力。新宿区立あゆみの家
デザイン。株式会社アークポイント、有限会社レゾナ
イラスト。白玉社 杉野悦子

平成29年3月

また、左下には音声コード(SPコード)があります。
音声コードの左側には「左のコードは目が不自由な人などへの情報提供に役立てられている音声コードです。横の切欠きは、音声コードの位置を示します。」と説明が書かれています。


以上。

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 都市計画部-景観・まちづくり課
電話 03-5273-3843 FAX 03-3209-9227

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