(音声読み上げ用)シリーズ4 ユニバーサルデザインで整備されたものの有効活用ーどのようにUDが役に立っているの?ー

最終更新日:2017年2月27日

このページは、「音声読み上げ用」に作成しています。そのため、本ガイドブックの印刷物とは、文章の表示や表現などが異なっている部分があります。

シリーズ4 ユニバーサルデザインで整備されたものの有効活用ーどのようにUDが役に立っているの?ー

ユニバーサルデザイン ガイドブック シリーズ4
タイトル「ユニバーサルデザインで整備されたものの有効活用」
サブタイトル「どのようにUDが役に立っているの?」

表紙
エレベーター、エスカレーター、階段、ベンチの絵が描かれています。
エスカレーターや階段を利用している人もいますが、エレベーターの前では、さまざまな人が待っています。
様々な人とは、手動車いす使用者、電動車いす使用者、ベビーカーを押しえているお父さん、足を怪我して松葉杖を使っている男性、カートを持っている女性、杖をついているおじいちゃん、白杖を持っている女性、盲導犬使用者、小さな子どもと一緒の妊婦さんなどです。
また、右下には小学生低学年ぐらいの男の子と女の子がいて、それぞれ「みんな一度にエレベーターに乗れるのかな?」「みんな一度に乗れないね。」と発言しています。
ベンチではスマートフォンを見ている男性や、待ち合わせをしている外国人女性などがいます。

左下には「ユニバーサルデザイン(UD)とは…。年齢、性別、国籍、能力にかかわらず、さまざまな人が利用できるよう生活環境をつくりあげることです。」という吹き出しがあります。
また、右下には音声コード(SPコード)があります。
音声コードの左側には「右のコードは目が不自由な人などへの情報提供に役立てられている音声コードです。
横の切欠きは、音声コードの位置を示します。」と説明が書かれています。

2ページ目 
新宿区内では、さまざまなユニバーサルデザインのまちづくりが行われています。
福祉。
福祉のまちづくり、福祉サービス、子育て支援など。
都市空間。
駅、道路、駅前広場、公園、建築物の整備。
生活・文化。
地域のまちづくり、観光、多文化共生。

ユニバーサルデザインの視点に立ってまちづくりをすると、さまざまな人が より自由で快適に、安心して、楽しく、そして わかりやすく活動できます。
ユニバーサルデザインが有効に使えるためにはどうすればよいのか考えましょう。

 3ページ目
エレベーター・エスカレーター。
さまざまな人が快適に上下移動できるように、エレベーターやエスカレーター、スロープなどを整備しています。

自分の状況やまわりの状況に合わせて、使いやすいものを選べるようになっています。

イラストがあります。
表紙と同じエレベーター、エスカレーター、階段、ベンチが描かれていて、エレベーターの前で待っている人数が変わっています。
小学生低学年ぐらいの男の子が「表紙の人たちは何を使ったかな?」と発言しています。

ページのまとめは「それぞれ使えるものを選べることが大切だね」

コラム、ゆずりあいの気持ち。
階段を使うことが難しい人もいます。まわりの状況をみて、ゆずりあったり、選んで使いましょう。
イラストがあります。
エレベーターにさくさんの人が乗っていて、外では車いすの人が待っています。
そこで、小学生低学年ぐらいの男の子と女の子が降り、「私たちが降りるので、どうぞ」と声をかけています。

4ページ目、だれでもトイレ(多機能トイレ)。
さまざまな人が使えるように、公共施設や公園、駅などに だれでもトイレ を整備しています。

年齢や性別、能力、状況に応じて、さまざまな人が気持ちよく使える工夫があります。
大型ベッド。
介助にも使える大きなベッドです。
オストメイト用汚物流し。
人工肛門、人工膀胱の人が利用する水洗器具です。
広いスペース。
車椅子が回転でき、大型ベッドを利用する時に必要なスペースです。

ページのまとめは「だれでもトイレ しか使えない人がいることを考えましょう」

コラム、子育て支援。
ベビーチェア、ベビーベッドは一般トイレに増えてきています。

5ページ目
案内サイン。
さまざまな人がわかりやすいよう、図記号を使い、デザインを統一した案内サインを設置しています。
初めて行く所や道に迷った時など、さまざまな状況で役立っています。

もし、漢字の表示しかなかったら…。
 何が書いてあるのかわからない人もいます。
 地名など、ローマ字も一緒に書くことで、読みやすくなります。

ページのまとめは「一目見て、すぐにわかると便利だね」

コラム、デジタルサイネージ。
調べたい情報を表示することや、さまざまな国の言葉に切り替えることができます。
また、最新のイベント情報なども表示されます。

6ページ目 
ホームドア。
さまざまな人が安心してホームが利用できるようにホームドアを整備しています。
電車との接触や線路への転落、荷物の落下などを防止し、安全に役立っています。
ホームドアの柵には号車番号や進行方向などが点字などでも書かれているため、電車に乗る前に確認ができます。

ページのまとめは「声をかけることも大切なんだね」

コラム、ホーム縁端警告ブロック。
ホームドアが整備されるまでは、目の不自由な人が線路へ転落しないように、点状ブロックに線状のものを1本(内方線)追加したものを設置しています。

7ページ目
まだまだあります!
車いす使用者用駐車スペース
車いす使用者は、ドアを大きく開けないと乗り降りできないので、広い駐車スペースが整備されています。
この駐車スペースしか使えない人のことを考えましょう。
 音声案内、音響案内
さまざまな人が利用する場所では、見てわかるだけでなく、聞いてもわかるように音で案内しています。
まちの中で探してみましょう。

駅のトイレの入口の写真からは「案内板の左側に手前から多機能トイレ、女性用トイレ、右側に男性用トイレがあります」と吹き出しがあります。

小学生低学年ぐらいの男の子からは「しっかり整備されていても、相手のことを思う気持ちがないために、困っている人がいるよ。」と吹き出しがあり、 小学生低学年ぐらいの女の子からは「自分がケガをしている時や、体の調子が良くない時のことも考えよう」と吹き出しがあります。

ページのまとめは「ユニバーサルデザインで整備されているものは、さまざまな人に使いやすくなっているよ。より有効に使えるように、相手のことを思いやることが大事だね。まわりの人と話し合ってみよう!」

裏表紙
再開発によるUDの取組み。
 人に優しく快適な移動空間
敷地内に屋根付きの通り抜け通路や屋外タイプのエレベーターを整備し、さまざまな人が描いて気に利用できる歩行者空間をつくりました。
 みどり豊かな空間 敷地内の緑化をすすめ、環境に優しい空間としてベンチや芝生の広場をつくりました。

編集・発行
新宿区 都市計画部 都市計画課。
〒160-8484 新宿区歌舞伎町1-4-1
電話03-5273-3527
ファクシミリ03-3209-9227

デザイン。
株式会社アークポイント、有限会社レゾナ
イラスト。白玉社 杉野悦子
平成29年1月
以上。

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 都市計画部-景観・まちづくり課
電話 03-5273-3843
FAX 03-3209-9227

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