西新宿六丁目東地区第一種市街地再開発事業

　当地区は、新宿副都心区域の北側に位置し、広幅員の道路に面して一部耐火建築物が建っていたものの、地区の大半は、2ｍ程度の私道に老朽化した木造建築物が建ち並び、防災上・土地利用上の課題がある地区となっていました。
　地元では、こうした問題を解決するため、昭和49年には協議会を設立するなど、再開発の検討を行ってきました。しかし、権利者も多く大規模事業となることなどの理由から、昭和57年に、協議会の決議に基づき、新宿区及び東京都から都市基盤整備公団（旧住宅・都市整備公団）に対して事業の施行の要請を行いました。
　公団は施行者として、建設大臣の事業認可・権利変換認可を経て、平成2年10月に第1期工事（専門学校）に着手、平成3年2月には第2期工事（本館棟）に着手、その後第3～第5期と順次着手してきました。
　そして、平成7年1月に完了し、新宿アイランドとしてオープンしました。

■区域面積　約 3．0ha
■主要用途　事務所、専門学校
■施設建築物
　1街区　　　本館　地上44階　地下4階　　高さ 190m
　　　　　　　　別館1 地上16階　地下　2階　高さ　80m
　　　　　　　　別館2 地上2階　 地下　2階　高さ　20m
　2-1街区　　 地上9階　 地下　1階　高さ　30m
　2-2街区　 　地上6階　 地下　1階　高さ　18m

平成元年　都市計画決定
　　　　2年　着工
　　　　7年　完了

市街地再開発事業パンフレット「昨日・今日・明日」（PDF 14.7MB）

■地区計画について　景観・まちづくり課