区民の安全を守る日頃の災害対策と、新たな事業への挑戦・事務の改善に積極的に取り組もう
最終更新日:2025年9月12日
ページID:000078264
皆さん、おはようございます。区長の吉住健一です。
今年は6月から気温の高い日が続きました。気象庁によると、6月~8月の日本の平均気温は平年を2.36℃上回り、観測史上「最も暑い夏」となりました。厳しい環境の中、業務にご尽力いただいた皆さんに、心より感謝申し上げます。
一方で、気温の上昇とともに、局地的な豪雨災害も各地で深刻化しています。8月には九州や北陸地方で記録的な豪雨が発生し、河川の氾濫や土砂災害により、多くの方が避難を余儀なくされました。先日の台風15号では、23区内でも自主避難所を開設した自治体があるなど、水害への備えは喫緊の課題です。
職員の皆さんは、避難所開設のシミュレーションや情報共有体制の確認、迅速な情報発信のための準備など、事前にできる対応を進めてください。また、各施設では、備蓄物資や非常用電源の点検、排水溝の清掃など、災害時にも支障なく運営できるよう準備をお願いします。区民の皆様の安全を守るため、改めて自身の役割と行動計画を確認し、災害への備えを万全にしていきましょう。
次に、令和8年度の予算編成についてです。
今月1日、寺田・鈴木両副区長を通じて、令和8年度予算の見積りについて依命通達を発出しました。令和6年度決算では、物価高騰対策などの喫緊の課題に対応するため、積極的な財政支出を行った結果、財政調整基金を80億円取り崩し、実質単年度収支は2年連続の赤字となりました。加えて、財政の弾力性を測る経常収支比率は2.8ポイント悪化し、82.8%となっており、適正水準を上回っています。
こうした厳しい財政状況の中でも、新たな行政需要に対応し、新宿区の目指す将来像を実現していくためには、職員の皆さん一人ひとりが、事務事業の改善に積極的に取り組むことと、真に区民目線に立った施策に取り組むことが求められます。さらに、将来にわたって持続可能な行財政運営を堅持するためには、限られた財源をより効果的に活用しなくてはなりません。
令和8年度の予算編成にあたっては、すべての事務事業について、その実績と成果を行政評価も踏まえて点検し、事業の簡素化・効率化を図ってください。加えて、デジタル技術や公民連携等の活用による業務の効率化を進めてください。また、職員の皆さんが、新たな事業への挑戦や既存事業の改善に果敢に取り組めるよう、昨年度導入したレバレッジ強化事業の対象を拡大しました。ぜひ、積極的な事業の提案をお願いします。
なお、来月から開催する「しんじゅくトーク」では、区民の皆さんから様々なご意見や提案をいただく予定です。区民の生の声を事業の検討・改善に活かしてください。
次に、エンゲージメント向上プロジェクトの進捗についてお話しします。
8月12日から9月1日までの期間で実施した「職員のエンゲージメント調査」には、2000名を超える多くの皆さんからご回答をいただきました。ご協力ありがとうございました。現在、調査結果の集計と分析を進めています。今回いただいた皆さんの声は、プロジェクトチームが職場環境や組織運営の改善策を検討するための資料とするほか、今後、区として働きやすい環境づくりを進めていくための重要な基礎資料として活用させていただきます。
今後も、職員の皆さんが力を発揮でき、いきいきと働き続けられる職場環境を整えるため、取組みたいと思います。引き続き、ご理解とご協力をお願いいたします。
次に、高知県との協定締結についてです。
8月26日、新宿区と高知県は、「漫画家やなせたかしさんを縁とする連携に関する協定」を締結しました。この協定は、高知県ご出身で「アンパンマン」の生みの親である、やなせたかしさんを縁として実現したもので、やなせさんの功績を共有し、文化・観光・教育など多方面での交流を進めることを目的としています。
NHK連続テレビ小説「あんぱん」は、やなせさんとその妻・暢(のぶ)さんの人生をモデルとして描かれています。作品の中で語られる「逆転しない正義」というテーマは、アンパンマンの精神そのものであり、私たちが区政を通じて大切にしている考え方とも重なります。職員の皆さんには、こうした理念を意識しながら、日々の業務に取り組んでいただければと思います。
さて、4月に入区された新規職員の皆さんは、来月10月1日付で正式採用となります。この半年間、各職場での実務に取り組みながら、区政の現場に向き合ってきたことかと思います。慣れない業務や戸惑う場面もあるかと思いますが、周囲と協力しながら、焦らずに、一歩ずつ前進していってください。若手職員の皆さんの柔軟な発想と行動力に、大いに期待しています。
冒頭にもお話ししましたが、まだまだ暑い日が続いています。体調管理に十分気をつけてください。
本日の放送はこれで終わります。
今年は6月から気温の高い日が続きました。気象庁によると、6月~8月の日本の平均気温は平年を2.36℃上回り、観測史上「最も暑い夏」となりました。厳しい環境の中、業務にご尽力いただいた皆さんに、心より感謝申し上げます。
一方で、気温の上昇とともに、局地的な豪雨災害も各地で深刻化しています。8月には九州や北陸地方で記録的な豪雨が発生し、河川の氾濫や土砂災害により、多くの方が避難を余儀なくされました。先日の台風15号では、23区内でも自主避難所を開設した自治体があるなど、水害への備えは喫緊の課題です。
職員の皆さんは、避難所開設のシミュレーションや情報共有体制の確認、迅速な情報発信のための準備など、事前にできる対応を進めてください。また、各施設では、備蓄物資や非常用電源の点検、排水溝の清掃など、災害時にも支障なく運営できるよう準備をお願いします。区民の皆様の安全を守るため、改めて自身の役割と行動計画を確認し、災害への備えを万全にしていきましょう。
次に、令和8年度の予算編成についてです。
今月1日、寺田・鈴木両副区長を通じて、令和8年度予算の見積りについて依命通達を発出しました。令和6年度決算では、物価高騰対策などの喫緊の課題に対応するため、積極的な財政支出を行った結果、財政調整基金を80億円取り崩し、実質単年度収支は2年連続の赤字となりました。加えて、財政の弾力性を測る経常収支比率は2.8ポイント悪化し、82.8%となっており、適正水準を上回っています。
こうした厳しい財政状況の中でも、新たな行政需要に対応し、新宿区の目指す将来像を実現していくためには、職員の皆さん一人ひとりが、事務事業の改善に積極的に取り組むことと、真に区民目線に立った施策に取り組むことが求められます。さらに、将来にわたって持続可能な行財政運営を堅持するためには、限られた財源をより効果的に活用しなくてはなりません。
令和8年度の予算編成にあたっては、すべての事務事業について、その実績と成果を行政評価も踏まえて点検し、事業の簡素化・効率化を図ってください。加えて、デジタル技術や公民連携等の活用による業務の効率化を進めてください。また、職員の皆さんが、新たな事業への挑戦や既存事業の改善に果敢に取り組めるよう、昨年度導入したレバレッジ強化事業の対象を拡大しました。ぜひ、積極的な事業の提案をお願いします。
なお、来月から開催する「しんじゅくトーク」では、区民の皆さんから様々なご意見や提案をいただく予定です。区民の生の声を事業の検討・改善に活かしてください。
次に、エンゲージメント向上プロジェクトの進捗についてお話しします。
8月12日から9月1日までの期間で実施した「職員のエンゲージメント調査」には、2000名を超える多くの皆さんからご回答をいただきました。ご協力ありがとうございました。現在、調査結果の集計と分析を進めています。今回いただいた皆さんの声は、プロジェクトチームが職場環境や組織運営の改善策を検討するための資料とするほか、今後、区として働きやすい環境づくりを進めていくための重要な基礎資料として活用させていただきます。
今後も、職員の皆さんが力を発揮でき、いきいきと働き続けられる職場環境を整えるため、取組みたいと思います。引き続き、ご理解とご協力をお願いいたします。
次に、高知県との協定締結についてです。
8月26日、新宿区と高知県は、「漫画家やなせたかしさんを縁とする連携に関する協定」を締結しました。この協定は、高知県ご出身で「アンパンマン」の生みの親である、やなせたかしさんを縁として実現したもので、やなせさんの功績を共有し、文化・観光・教育など多方面での交流を進めることを目的としています。
NHK連続テレビ小説「あんぱん」は、やなせさんとその妻・暢(のぶ)さんの人生をモデルとして描かれています。作品の中で語られる「逆転しない正義」というテーマは、アンパンマンの精神そのものであり、私たちが区政を通じて大切にしている考え方とも重なります。職員の皆さんには、こうした理念を意識しながら、日々の業務に取り組んでいただければと思います。
さて、4月に入区された新規職員の皆さんは、来月10月1日付で正式採用となります。この半年間、各職場での実務に取り組みながら、区政の現場に向き合ってきたことかと思います。慣れない業務や戸惑う場面もあるかと思いますが、周囲と協力しながら、焦らずに、一歩ずつ前進していってください。若手職員の皆さんの柔軟な発想と行動力に、大いに期待しています。
冒頭にもお話ししましたが、まだまだ暑い日が続いています。体調管理に十分気をつけてください。
本日の放送はこれで終わります。
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新宿区 総務部-秘書課