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年度始めのあいさつ

最終更新日:2023年4月5日

皆さん、おはようございます。
令和5年度、新たな年度がはじまり、新宿区では、144名の新規職員を迎えました。
新たに、私たちの仲間となった職員は、新宿区政の未来を担う大切な人材です。
管理職の皆さんは、新規職員が、新宿区職員としての、自分の役割や使命を認識した上で、積極的に区民の声を聴き、区民の気持ちに寄り添うことで、区民や地域が抱える課題をつかみ、その解決に向けて行動することができるよう、人材育成に努めてください。

令和5年度は、第二次実行計画の総仕上げに取り組むとともに、次期総合計画への橋渡しとなる第三次実行計画を策定する年です。また、コロナ後を見据えて、地域活動や経済活動を再起動させる極めて重要な年でもあります。
近年、少子高齢社会の進展や、地球温暖化の影響とみられる気候変動、急速なICTの技術革新、新型コロナウイルス感染症の影響などにより地域社会は大きく変容し、行政需要は多様化・複雑化しています。
そのような中にあっても、区民生活の現場・現実を踏まえ、物価高騰対策や、地域の社会経済活動の再起動をはじめ、直面する区政課題の解決に向けて、着実に前進していけるよう、「暮らしやすさ1番の新宿」、「新宿の高度防災都市化と安全安心の強化」、「賑わい都市・新宿の創造」の実現に取り組んでいかなければなりません。
こうした取組を推進するために、「健全な区財政の確立」・「好感度1番の区役所」を目指し、持続可能な行財政基盤の確保に向けた行財政改革に、一層取り組むことが重要です。  
各部におきましては、デジタル化などによる業務改善・見直し、公民連携などによる効果的・効率的な業務の推進に努めてください。

今年度は、新たな取組として、業務改善等についての「職員による区長提案」を実施します。現場・現実を知る職員の事務改善の意欲を高め、さらなる組織の活性化を図りたいと思います。
職員が持つ創造性や感性、調整力、リーダーシップなどは、AIをはじめとするICTの技術革新だけでは代用することが出来ない力です。業務改善を進める中で、個々の職員のレベルアップに繋がることを期待しています。

最後に、4月9日、新宿区サッカー協会の代表チームであるクリアソン新宿が、2回目となる国立競技場での公式戦を開催します。
区が基本構想で掲げる「新宿力」をサッカーの力で発信し続ける、クリアソン新宿のJFL挑戦を、区民とともに応援したいと思います。

今年度も、現場・現実を重視し、誰もが安心して住み続けられる新宿のまちの実現に向けて、職員一丸となって、全力で取り組んでいただくことをお願いしまして、年度の始めのあいさつといたします。

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