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新宿のまちがコロナ禍から再生し、大きく発展する年になるよう力を合わせて全力で取り組もう

最終更新日:2023年1月10日

皆さんおはようございます。
区長の吉住健一です。

職員の皆さんには、日常の業務と並行して、長期化する新型コロナの感染症対策に、引き続き尽力いただいていることに、感謝を申し上げます。
令和2年1月に新型コロナウイルス感染症の感染者が国内で初めて確認されてから、間もなく3年が経ちます。現在も変異株による周期的な感染拡大が繰り返され、いまなお感染の収束にはいたっていません。

現在、新型コロナは感染の第8波に入っており、感染者数も拡大傾向にありますが、これまで培った経験とワクチン接種の推進、医療提供体制の強化などにより、新型コロナへの対応と社会経済活動の両立に向けて、区においても、感染拡大に最大限の注意を払いつつ、「コロナ禍からの地域活動の再起動と経済の活性化」に向けた取組を進めていきたいと考えています。
また、ウクライナ情勢などにより長期化する物価高騰への対応として、区民の皆さまが安心して暮らせるよう、「物価高騰対策による区民生活・事業者の支援」に引き続き取り組んでいきます。

令和5年度は、第二次実行計画の最終年度となります。
引き続き感染状況や社会経済情勢に応じて、機動的に対策を講じるとともに、実行計画に掲げる基本政策、「暮らしやすさ1番の新宿」、「新宿の高度防災都市化と安全安心の強化」、「賑わい都市・新宿の創造」の各施策が、将来大きな成果をもたらすよう、着実に取り組んでください。
ここで、職員の皆さんに3つのお願いがあります。
1つ目は、事業の見直しや改善についてです。
事業が効率的に取り組まれているか、改善の余地はないか、また、区民ニーズを捉えたものとなっているか、などの視点で見直しを図るとともに、事業を実施する上で、AI・RPAなどデジタル化による業務改善や業務改革、また、民間提案制度の活用も検討し、次期計画に繋げてください。
2つ目は、基本となる事務の知識を、しっかりと身につけることです。
特に契約事務において、昨年12月に契約管財課が作成し、各課に配付した職場研修用ワークは、職員のスキルアップを図るだけでなく、各課・各係の契約事務の精度を上げることにより、効率的な事業の推進に大いに役立つ取組だと思います。各課で是非、活用するとともに、同様の取組を進めてほしいと思います。

3つ目は、職場でのコミュニケーションの活性化についてです。
課内・係内のコミュニケーションを積極的に図り、常にお互いの事業に対する考え方や、取組内容の確認を行うことが重要です。
そのために、組織内で活発にお互いの意見を交わすことができる、風通しの良い職場づくり、「報・連・相・打」が積極的に行える組織づくりに取り組んでください。
このことは、中国の唐という国の要人の言行録としてまとめられている『貞観政要』(じょうがんせいよう)の中にも遺されています。「人の意見は、毎(つね)に同じからざる或(あ)り。是非する所有るは、本(もと)、公事の為なり。」意訳すると、「お互いの意見が一致しない時もあるが、その是非を議論することは、本来は、公のことの為である。」という意味になります。区政をより良くするために、皆さんが気が付いたことがありましたら、遠慮なく知らせてください。

最後に、今年の干支は「卯」ですが、卯は、その跳躍する姿から「飛躍」を象徴すると言われます。新宿のまちがコロナ禍から再生し、大きく発展する年になるよう、皆さんと一緒に新宿のまちの課題に果敢に挑戦し、区政の発展に全力を尽くしていきましょう。

本日の放送はこれで終わります。

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