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年度始めのあいさつ(令和3年4月2日)

最終更新日:2021年4月2日

皆さん、おはようございます。令和3年度が始まりました。
昨年に続き、管理職を集めた部課所長会形式ではなく、新型コロナウイルス感染症対策のため、一丸となって対応している職員の皆さん全員に、メッセージを送らせていただきます。

新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言は、3月21日をもって解除されましたが、区では4月末までを「コロナ警戒期間」として、区施設の夜間利用を中止するとともに区民・事業者・来街者への感染予防の呼び掛けを続けています。

1月の感染者の増加は、クリスマスや年末年始の会食に起因するものが多かったと言われています。3月4月も、花見や歓送迎会で、人の移動や集まりが増える時期です。こうした影響は概ね2週間後に現れると言われています。第四波を防げるかの鍵は、これからの新規感染者数の動向と発生後の対応にかかっています。区の施設やサービスの場での感染拡大を防ぐための取り組みをよろしくお願いいたします。
4月末には、区民へのコロナワクチン接種がはじまります。ワクチンを迅速に接種できるよう、全庁横断での、応援職員の派遣をお願いしています。区民生活の日常を取り戻す為に、ご協力をお願いいたします。

現在の最優先課題である新型コロナ感染症対策と並び、厳しい状況にある区民生活への支援や、区内産業・地域経済の回復、東京2020大会開催に向けた準備も重要となります。事業を進めるには、各施策を支える皆さん一人ひとりの健康管理が重要です。日常での基本的な感染予防対策として、引き続き、手指消毒、3密回避、大人数での会食を行わないことや、会食時の会話でのマスク着用など、対策を徹底してください。

さて、この4月1日に新宿区では、127人の新規採用職員を迎えました。新たに、私たちの仲間となった職員は、これからの新宿区政を担っていく大切な人材です。職員の皆さんは、新入職員が各所属の組織目標と
その先にある「めざすまちの姿」を実現するために、自由な発想で課題にチャレンジできる職場づくりに取り組んでください。

例年、多くのベテラン職員が退職します。先輩職員が培ってきた経験やノウハウ、蓄積された知識が、次代を担う職員に確実に受け継がれるよう、各職場での取組をお願いします。

新型コロナの影響で区を取り巻く社会経済情勢は時々刻々と変化し、今まで以上に、時宜にかなった行政サービスの提供が求められています。
未だに新型コロナの収束が見通せない中、コロナ下での自粛生活の疲れや、精神的な苦痛を抱える区民も多くいらっしゃいます。

区民の声に耳を傾け、しっかりと受け止め、区民や地域が抱える課題の解決に取り組んでいただきたいと思います。その為には、冷静に話を聴きとり、状況を確認し、適切に対応することが大切です。至極、当たり前のことですが、目の前の業務に追われ、省略してしまうこともあります。改めて確認をお願いいたします。

今年度は、第二次実行計画が始動します。基本構想に掲げる“めざすまちの姿”「『新宿力』で創造する、やすらぎとにぎわいのまち」の実現に向けて、「新たな日常」を基軸に、各施策が将来大きな成果をもたらすよう、着実に取り組むことを述べまして、年度始めのあいさつといたします。

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