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職場での感染予防の徹底を

最終更新日:2020年11月4日

おはようございます。区長の吉住健一です。

今朝は、新型コロナウイルス感染予防について、臨時の庁内放送をさせていただきます。
職員の皆さんには、自分自身が感染してしまうかもしれないという不安を抱えながらも、区民サービスを止めることは出来ないという使命を全うするため、それぞれの職務に従事してもらっています。この献身的な努力に、心からの敬意と感謝を申し上げます。
区は、感染症が流行しやすい乾燥期に備えて、区民の皆様にも、より一層の感染予防を呼び掛けているところです。一方、職員の感染事例が増えてきました。
区としては、率先して感染予防対策に努めていかなくてはなりません。
今日は、職場での感染拡大を防ぐために、現役の医師でもある保健所長から、新型コロナに関する注意点についてお話をしていただきます。


おはようございます。
保健所長の髙橋です。

新型コロナウィルスの区内発生数は7月のピーク時と比べると少なくはなっていますが、連日10~20件程度の新たな届け出があり、7月のように若い方だけでなく40代、50代の方も増えています。また職種も様々で、家庭や職場での感染が多く見られます。

そこで、職員の皆様に注意していただきたいことを3つお話しします。

一つ目は、「食事や飲み会に注意」ということです。
ある会社で5人くらい感染者が出て調査をしたところ、職場では皆さんマスクもしっかり着けて換気にも留意し感染防止に取り組んでいただいていたようです。しかし感染された方は、いつもランチに一緒に行っているメンバーでした。またある会社では感染者全員が飲み仲間だったという事例もありました。必ずしも感染の原因は確定できませんが、マスクを外して会話することのリスクは認識していただきたいと思います。

GO TO TRAVEL で出かける方もいらっしゃると思いますが、くれぐれも3密をさけ、マスクをしっかり着け、手洗いを励行してください。食事やお酒の席は要注意です。

二つ目は、「症状が出たら出勤を控える、症状が無くても要注意」ということです。
新型コロナでは、症状が出る2日前から人に感染させてしまう恐れがあります。喉が痛い、咳が出る、微熱があるなどの症状があるときに出勤を控えることはもちろんですが、症状は無くても、常に自分は感染しているかもしれない、隣の人も感染者かもしれないというつもりで、日々対策をとっていることが重要です。
少なくとも毎朝出勤前には必ず体温を測ってください。体調に変化があるときは無理をせず自宅で様子を見る、早めに受診をするなどの対応が必要です。
職場でも、職員がいざというときに休みやすいよう日頃からの環境づくりをお願いします。

三つめは、「職場の換気をしっかり」ということです。
職場の換気も重要です。会議室では窓とドアの開放、窓が無い場合は出口に向けてサーキュレーターを置くなど、寒い季節も例えば1時間ごとに5分換気するように、上手に工夫してください。

職場での感染防止対策を徹底して、この冬を乗り切りましょう。

以上で終了します。

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