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定例記者会見(平成29年第2回区議会定例会)区長説明要旨

最終更新日:2017年6月2日

この発言要旨は、平成29年6月2日(金曜)13時30分から行われた、地方紙記者との記者会見における区長説明の要旨を掲載しているものです。当日配布資料もダウンロードできます。
【注】本文は口述筆記ではありませんので、表現その他に若干の変更があることがあります。
皆さまにはお忙しい中をご出席いただき、ありがとうございます。
本日は、最近の区政の動きについてご説明するとともに、今月12日から21日までの日程により開かれます、「平成29年第2回区議会定例会」の議案等についてご説明申し上げ、区政への一層のご理解を賜りたく、お集まりいただきました。

はじめに、最近の区政の話題について、ご説明します。
お手元の資料を、ご覧ください。

(1 しんじゅく若者会議の開催)
一点目は、
『しんじゅく若者会議の開催』についてです。
お手元の『参考資料1』をご覧ください。

今年度、新たに開催する「しんじゅく若者会議」は、未来を担う若者が地域社会や区政に関心を持ち、若者の持つ柔軟な発想力や行動力を貴重な資源として、新宿区のまちづくりに活かしていただけるよう、これまで区政に関わることが少なかった若者を対象に区政への関心を高め、区政へ関わるきっかけづくりとして7月29日に開催します。

この会議は公募による若者30名程度、住民基本台帳からの無作為抽出で募った若者30名程度、合わせて60名に参加していただき、「新宿区に期待すること」をテーマにグループに分かれて、討議や発表を行っていただきます。その後、私と参加者の皆さんとの意見交換を行います。

そして、若者会議のほか、インターネットによる「しんじゅく若者意識調査」を実施します。18歳から39歳までの若者200名にターゲットを絞り、区政への関心や情報通信利用状況などについて伺います。その結果は、今後の若者に対する施策に反映し、事業等に活かしてまいります。

さらに、毎年開催しています「区長と話そう~しんじゅくトーク」は、8月25日から9月8日までの間、すべての特別出張所の地域ごとに計10回開催し、地域の皆さまと直接意見交換をさせていただきます。

今年は、現在、策定を進めている区の「基本計画」・「まちづくり長期計画」・「第一次実行計画」をテーマに行います。

(2 新宿まちづくり長期計画「エリア戦略(原案)」について)
次に、お手元の『参考資料2』をご覧ください。
『新宿まちづくり長期計画「エリア戦略(原案)」』についてです。

区では、「都市マスタープラン」の「部門別まちづくり方針」や「地域別まちづくり方針」に基づき、まちづくりを進めているところです。

現在の「都市マスタープラン」を策定した平成19年以降の社会情勢やまちの状況の変化を踏まえ、「都市マスタープラン」の見直しと、今回新たに策定する「まちづくり戦略プラン」と合わせて、本年12月に「まちづくり長期計画」として策定します。

「まちづくり長期計画」では、区民、事業者、行政など様々な主体が連携し、より総合的・効果的にまちづくりを進めることを目指します。

この新たな「まちづくり戦略プラン」は、区全域を対象とした「課題別戦略」と「エリア戦略」で構成します。

エリア戦略では、区のまちづくりを先導する「まちづくり推進エリア」を設定し、その区域ごとに課題の解決やまちの活性化を目指す戦略を示します。

今回公表しているエリア戦略(原案)では、「まちづくり推進エリア」として、13の区域を設定しました。
現在、区域の設定や戦略などについて、区民の皆様をはじめ、様々な方々から、ご意見をお聴きしています。

今回の原案と意見の提出については、区ホームページ等でご覧いただけます。なお、ご意見の受け付けは、6月12日まで実施しています。

今後の進め方については、「エリア戦略(原案)」に対する意見を踏まえ、「まちづくり長期計画(素案)」を作成し、8月下旬からパブリック・コメントや地域説明会を行う予定です。

(3 新宿駅周辺地区の整備推進~2040年代の新宿の拠点づくり~について)
次に、お手元の『参考資料3』をご覧ください。
『新宿駅周辺地区の整備推進~2040年代の新宿の拠点づくり~』についてです。

区は、新宿駅周辺地域各地区の特色ある取り組みを包含し、地元と連携した地域全体のまちづくりを行うため、平成28年3月に、概ね20年後の将来像を描いた『新宿駅周辺地域まちづくりガイドライン』を策定しました。

一方、東京都では、東京都 都市計画審議会の答申をうけ、2040年代の東京の都市像とその実現に向けた道筋の検討を進めているところです。

こうした背景を踏まえて、区は東京都とともに、長期的・広域的な視点から、「新宿の新たなまちづくり」をとりまとめています。

今回の資料は、4月に区民などから意見募集を行った「新宿の新たなまちづくり」の概要を示したものです。

左の図は、2040年代に向けた、新宿駅周辺地域のまちづくりの方向性です。新宿駅直近地区でまちをつなぐ交流機能を創出するとともに、まちとみどりをつなぐ連携軸を形成していきます。また、その下の「段階的再編のイメージ」は、新宿駅直近地区を再編することで、周辺地区のまちづくりをさらに促進し、新宿駅周辺地域全体で国際交流拠点を形成していく段階的再編のイメージを示しています。

そして、右の図は、先行して再編を行う新宿駅直近地区の整備の方向性です。例えば、「歩行者優先の広場への再編とバス・タクシー乗り場等の効率的な配置」や「周辺建物と一体となった駅前広場の再編と新宿の顔づくり」などを掲げています。今後、今回のまちづくりの方向性を踏まえ、東京都などの関係者と連携して、新宿駅直近地区の、より具体的な整備方針を策定していきます。

(4 東京2020オリンピック・パラリンピックに向けた新宿区の取組みについて)
次に、お手元の『参考資料4』をご覧ください。
『東京2020オリンピック・パラリンピックに向けた新宿区の取組み』についてです。

東京2020大会の開催に向け、新宿区では様々な取組みを展開していきます。

まず、「東京2020オリンピック・パラリンピック フラッグツアー」ですが、東京都や東京2020組織委員会、JOC、JPCの主催で、オリンピックフラッグ・パラリンピックフラッグの歓迎セレモニーを、明日6月3日に、「新宿コズミックセンター」で行います。都内の全区市町村を巡回しているフラッグが、いよいよ新宿区にもやってきます。メキシコ1968オリンピックのサッカー銅メダリストである釜本邦茂(かまもと くにしげ)さんからフラッグの引継ぎを受けます。

次に、「パラスポーツフェスタin新宿コズミックセンター」として、6月3日と4日に、パラスポーツ(障害者スポーツ)の子ども向け体験イベントを行います。
ゲストとして、リオパラリンピックの陸上競技銅メダリストの芦田創(あしだ はじむ)さんや、アトランタオリンピックの体操競技日本代表の田中光(たなか ひかる)さん、車椅子バスケットボール選手の佐藤太一(さとう たいち)さん・齋藤祐介(さいとう ゆうすけ)さん、ブラインドサッカー元日本代表の葭原滋男(よしはら しげお)さんをお呼びし、パラスポーツの体験教室やトークショーを行います。
よしもとの人気お笑い芸人と一緒に、子どもたちがパラスポーツを楽しみながら体験できるイベントです。

さらに、「全校フラッグメモリアルツアー」として、区立小・中・特別支援学校を、オリンピックフラッグ・パラリンピックフラッグが巡回し、記念撮影を行います。目に見える形で、全校児童・生徒とフラッグとの思い出を残します。

また、映画「東京オリンピック」上映会ですが、8月3日に、区内在住の中学生などを対象として、市川昆監督の名作「東京オリンピック」の上映会を行います。前回の東京オリンピックを振り返ることで、東京2020大会への期待感を高めていきます。

さらに、区では、東京2020大会に向けた気運醸成に、区民、関係団体、区が一体となって取り組んでいくため、「新宿区東京2020大会区民協議会」を設置します。

区民協議会では、東京2020大会に向けた、町会・自治会、商店会等の取組みや、区内の大学等との連携、ボランティアへの参加気運の醸成などについて話し合います。

これらの取組みを通じて、この世界最大のスポーツと平和の祭典が、区民の皆さまにとって、生涯、記憶として残るよう取り組んでいきます。

(5 スポーツコミュニティの推進について)
次に、お手元の『参考資料5』をご覧ください。
『スポーツコミュニティの推進』についてです。

区では、子どもから高齢者など年齢や世代、また、障害のあるなしに関わらず、誰もが個々の目的やレベルに応じて多様なスポーツ活動に親しめる環境の整備を進めています。

今回の事業の1つ目は、6月11日に、新宿スポーツセンターで実施する「新宿区×よしもと 楽しく!笑って!スポーツ体験」です。
このイベントは、泳ぐ機会の少ない大人世代やシニア世代向けの水泳体験を、よしもとクリエイティブ・エージェンシーの協力で実施するものです。
講師には、アテネオリンピック銅メダリスト中西悠子(なかにし ゆうこ)さんをはじめ、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のアスリートを迎え、また、よしもと所属の芸人が助っ人として、イベントを盛り上げてくれる予定です。
昨年のイベントでは、参加者の方々が、講師だけでなく、よしもと所属の芸人の方々とも楽しく泳ぐ光景が見られました。水泳シーズン突入前に、レベルアップを図っていただくだけでなく、笑いあふれるこのイベントに参加していただき、日頃のストレスを笑いで吹き飛ばしていただければと思います。

2つ目は、8月19日・20日に新宿コズミックスポーツセンターで開催する「ボッチャを楽しもう!in新宿」についてです。ここ数年、新宿区では、スポレクや地域のイベントなどでボッチャ体験を実施してきましたが、本年度は、日本ボッチャ協会の協力のもと、大会を開催し、誰もがもっと本格的に試合を通して、ボッチャを楽しめるイベントを行います。このイベントでは、日本ボッチャ協会育成指定選手も大会に参加します。ぜひ、パラリンピックに向けて練習している選手と一緒にプレーしていただきたいと思います。

なお、指導者育成について学ぶことのできるコーチングコースも併せて実施します。

最後に「新宿スポーツ環境推進プロジェクト」です。これは、今年3年目になる協働事業です。何かスポーツを始めたい小学生を対象に、トップアスリートを講師に迎え、様々なスポーツ体験を行っています。また、8月には、保護者やスポーツ指導者を対象に、指導方法やフォローの仕方を学ぶセミナーを開催します。講師は、子ども向け「かけっこ教室」でも教えていただいている200メートルハードルアジア最高記録保持者の秋本真吾(あきもと しんご)さんです。

普段スポーツの指導をしている方だけでなく、秋の運動会シーズンに向け、保護者の方の参加もお待ちしています。

(6 ウォーキングマスター養成講座について)
次に、お手元の『参考資料6』をご覧ください。
『ウォーキングマスター養成講座』についてです。

区民の健康寿命延伸に向けた取り組みの一つとして、区では幅広い年齢層で取り入れやすい運動であるウォーキングを推進しています。「しんじゅく健康プロジェクト~歩くことからはじまる健康スタイル~」と題し、その第1弾としてウォーキングに関する知識を深め、歩くことの楽しさを広められる「ウォーキングマスター」を養成し、地域におけるウォーキングの輪を新宿に広めていきます。

本講座は地域での活動に意欲のある18歳以上の区内在住、在勤、在学の方を対象に、基礎編7回、応用編2回の計9回で行います。基礎編の第1回は、講師にNPO法人新宿区ウォーキング協会のほか、早稲田大学スポーツ科学学術院 中村 好男(なかむら よしお)教授をお招きします。
また、第5回は、同大学 非常勤講師 奥田 文子(おくだ ふみこ)先生にお願いしています。詳しくは資料をご覧ください。

基礎編を規定の回数受講した方に、修了証を授与し、ウォーキングマスターとして、区のウォーキング事業に協力していただきます。また、平成30年度以降は、ウォーキングマスターの交流会を開催し、地域で主体的にウォーキングのグループ活動ができるように支援していきます。

このほか、新宿のまちの魅力や健康情報などを盛り込んだウォーキングマップの作成、ウォーキングイベントや教室の開催などにより、日頃から歩くことを習慣化しやすい環境を整備していきます。

(7 新宿応援セールについて)
次に、お手元の『参考資料7』をご覧ください。
『新宿応援セール』についてです。

区と新宿区商店会連合会では、地域の消費拡大と商店街活性化のため、総額3千万円の景品が当たるキャンペーン「新宿応援セール」を今年度も実施しています。

資料右側のポスターが貼ってある店舗、約3,200店で、商品の購入やサービスの利用500円ごとに抽選券を1枚配布します。配布枚数に上限はありません。

なお、配布期間は、6月1日から6月20日までとなっています。

景品は300円の金券2万本、100円の金券24万本が当たります。金券は、キャンペーン参加店で6月30日まで利用できます。

(8 新宿クリエイターズ・フェスタ2017について)
次に、お手元の『参考資料8』をご覧ください。
『新宿クリエイターズ・フェスタ2017』についてです。

新宿クリエイターズ・フェスタは、多様な文化・芸術を発信し続けてきた新宿の遺伝子を活かし、このまちに新たな賑わいと活力を創出する夏の一大アートイベントです。

今年で7回目の開催となる本フェスタは、8月1日から
10月9日まで約2か月間に渡って開催します。

まず、今年のフェスタのオープニングですが、8月4日に公開される映画「トランスフォーマー 最後の騎士王」のジャパンプレミアレッドカーペットイベントとのコラボレーションにより開催します。オープニングイベントは、7月の中旬から下旬を予定しており、当日の企画内容や場所などは、改めて皆様にお知らせいたします。

続きまして、フェスタの核となるアーティスト展では、世界的CGアーティストの河口洋一郎(かわぐち よういちろう)さん、現代美術家の椿昇(つばき のぼる)さん、建築家のエマニュエル・ムホーさん、版画家の蟹江杏(かにえ あんず)さんなど、国内外で活躍する著名なアーティストの作品展をはじめ、新進気鋭のアーティストや学生たちによる創造力豊かな作品展示やイベントを開催することで、新宿のまちを訪れる来街者の方々が、気軽に芸術に触れる機会を創出します。

また、「こどもアート」では、子どもたちみんなで大壁画を描いたり、アーティストと一緒に工作をするなど、夏休みの思い出づくりにぴったりな、子ども参加型アートイベント「こどもアートデー!」を8月8日に全労済ホール/スペース・ゼロで開催します。

そして、「学生アート」では、学生や若手アーティストの参加の場を例年以上に充実させます。蒸気機関を動力とした産業革命の時代にSFを融合させた「スチームパンク」という世界観をテーマにしたイベント「スチームパーク」では、革小物やアクセサリーなど、お気に入りのハンドメイド作品に出会えます。このイベントは、10月7日から9日まで、歌舞伎町シネシティ広場で開催します。

また、今年、初めての取組みとして、1950年から毎年開催され、例年1,000点近くの応募がある、伝統の「学展アート&デザインコンクール」とタイアップし、コンクール受賞作品からさらに厳選した作品を本フェスタで展示します。

そのほか、CMなどで注目されていますが、学校の黒板にチョークで壮大な絵を描く「黒板アート」を、「日学(にちがく)・黒板アート甲子園」へ出場した学生たちが、丸一日かけて仕上げるライブペインティングを披露します。

このほかにも、様々な展示やイベントの準備を進めています。報道関係者の皆さまには、是非本フェスタのPRをお願いいたします。

(9 新宿子育てメッセについて)
次に、お手元の『参考資料9』をご覧ください。
『新宿子育てメッセ』についてです。

6月11日に「第8回新宿子育てメッセ」を新宿コズミックセンターで開催します。「新宿子育てメッセ」は、新宿区内にどのような子育て関係団体・子育て支援事業があるかを知ってもらうとともに、子育て関係団体同士のつながりの輪を広げていくことを目的として平成22年度から毎年開催しています。企画及び運営は、区内で活動する子育て関係団体による「新宿子育てメッセ実行委員会」と新宿区が行っています。

8回目を迎えた今回は、ゲストを含めて51団体が出展します。
今回はゲストとして、NHK・Eテレ「フックブックロー ミニ」のけっさく君役で出演中の、谷本賢一郎(たにもと けんいちろう)さんをお招きし、親子で歌って踊って楽しめるステージショー「タニケンのファミリーステージ」や、東京音楽大学の学生によるミニコンサートを行います。

また、「知る・作る・体験する」をテーマに、親子で楽しめる様々なブースや、ステージプログラムのほか、女性の健康推進を図るための血管年齢測定や相談ブース、友好提携都市である長野県伊那市の物産品の展示販売などをご用意しています。
前回に引き続き、カフェスペース、パンなどの出張販売も実施します。

子育て中の方はもちろん、幅広い年代の方が楽しめる内容となっています。ぜひ、多くの皆さんにご参加いただければと思います。

(10 「新宿夢まち債」の募集について)
次に、お手元の『参考資料10』をご覧ください。
『「新宿夢まち債」の募集』についてです。

区では本年度9月に開館する「漱石山房記念館」の建設に活用するため、区民の皆様がご購入いただける「新宿夢まち債」を発行します。

はじめに、「第7回新宿夢まち債」の概要についてです。資料の左側をご覧ください。

この「新宿夢まち債」は、区民の皆様がご購入いただける区の債券です。区の事業に関心を持つきっかけとしていただくほか、区の資金調達の多様化を図ることなどを目的としています。

募集期間は7月7日から19日までです。
発行額は、2億3,800万円です。
償還方法は、5年の満期一括償還、利払は年2回を予定しています。

購入につきましては、お一人様300万円まで、1万円単位でご購入いただけます。
なお、利率につきましては7月6日に区のホームページ等でお知らせいたします。

ぜひ、多くの皆様にご購入いただければと思いますので、新宿夢まち債のPRにつきまして、ご協力をよろしくお願いいたします。

次に、「漱石山房記念館」の施設概要についてご説明いたします。資料の右側をご覧ください。

新宿区は、夏目漱石が生まれ育ち、その生涯を閉じたまちです。漱石は晩年の9年間を早稲田南町の「漱石山房」と呼ばれた家で過ごし、『三四郎』『それから』『こゝろ』等、数々の名作を執筆しました。

平成28年4月から建設をはじめた「漱石山房記念館」の工事は、現在順調に進んでいます。
今後、9月24日の開館に向け、展示制作、ブックカフェの準備等に取り組んでいき、「漱石山房」の土地の記憶を未来に継承し、漱石を発信する活気と賑わいのある記念館を目指します。

また、引き続き、ふるさと納税を活用した寄付「夏目漱石記念施設整備基金」を募集しています。基金は、記念館の資料収集のために役立ててまいります。
報道機関の皆さまには、今後とも基金のPRにご協力をお願いいたします。

(11 発災時の大型ビジョンによる情報発信について)
次に、お手元の『参考資料11』をご覧ください。
『発災時の大型ビジョンによる情報発信』についてです。

区は、昨日の6月1日に、株式会社スタジオアルタ、株式会社フラッグスビジョン、株式会社ユニカと、大規模地震等の災害が発生した際における、新宿駅周辺地域の滞留者への情報提供のため、大型ビジョンによる非常放送を実施する旨の協定を締結しました。

区ではこれまでも、区・地域の事業者・大学等からなる『新宿駅周辺防災対策協議会』を中心とする帰宅困難者対策訓練の中で、大型ビジョンを活用した試験放送を行ってまいりましたが、今回の協定では、これまでの成果を活かし、災害の発生状況等に応じて、区からの要請がない場合においても、事業者の判断で、情報提供放送を行うことや、日本語・英語・中国語・韓国語の4カ国語によるアナウンスを行うことなどを盛り込んでいます。

区は、新宿駅周辺防災対策協議会とともに、今後も大型ビジョンを活用した、わかりやすい非常放送内容等について検討し、より実効性のある発災時の情報提供に努めてまいります。

最後に、平成29年度6月補正予算の概要について説明いたします。
定例記者会見資料の1ページをお開きください。
この度の補正予算の総額は、8億9,995万1千円です。

主な経費としては、福祉・介護職員及び保育士等の処遇改善に要する経費などを計上しています。

今定例会に提出した議案は、補正予算案2件、条例案等15件です。

以上で、私からの説明を終わります
今後とも、区政へのご理解、ご支援をいただきますよう、よろしくお願いいたします。

本ページ掲載詳細情報に関するお問い合わせ先
  • 記者発表内容について:区政情報課 電話:03-5273-4064
  • 予算案について:財政課 電話:03-5273-4049

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