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職員とともに区政を前進

最終更新日:2015年12月15日

 皆さんおはようございます。
 区長の吉住健一です。

 先月の24日に任期2年目を迎えました。
この間、職員の皆さんが全力で支えてくださったことにより、職責をまっとうすることができました。本当にありがとうございました。

私は、この一年、区民の皆さまの真意を理解することに取り組みつつ、区政運営に努めてきました。時には現場に赴き、直接ご意見やご要望をお聞きしながら、新宿のまちを少しでも暮らしやすくできるよう、地域の皆さんや職員の皆さんと力を合わせて一歩ずつ前進することができたと思っています。

地域の中で「区の職員はよくやってくれる」とのお話をいただいたり、区長へのはがきで職員の対応に感謝のお言葉をいただくことがあります。職員の皆さんが、区民の皆さまからの相談や地域の課題に真摯に対応してくださっていることが表れたものと大変うれしく思います。ただし、気を緩めるとお客様に不快な思いをさせてしまうなど窓口でのトラブルにもつながりますので、引き続き丁寧な対応を心掛けるようお願いします。


 10月31日に、ある事件の捜査に協力したことで、区の職員に警視総監から感謝状が贈られました。事件を担当する所轄署から区に捜査への協力依頼があり、防犯カメラで撮影された人物に心当たりがあるか照会がありました。照会があった所属の職員が、その後、公務で管内出張中に照会があった人物によく似た者をみかけ、所轄署に情報提供したことがきっかけとなり、犯人逮捕に至ったとのことで感謝状が贈られたものです。
 このことは、職員が公務員としての使命や職責を十分に認識し、高い倫理観に基づき迅速かつ的確に行動した結果であり、私からも表彰させていただきました。

 こうした職員の皆さんと一緒に働けることは、大変うれしく誇れることでもあります。
 これからも、区民の皆さまの声を大切にし、使命感をもって職員の皆さんとともに区政の前進に努めたいと思います。

 さて、第三次実行計画素案のパブリックコメントも終了し、これから区民の皆さまからいただいたご意見を反映したり、参考としながら計画案のとりまとめ作業を進めることになります。
 第三次実行計画は、現在の総合計画の総仕上げとなるものであり、次期総合計画への橋渡しとなるものでもあります。そうした意味で、新宿の将来を見据えながら各部門の推進すべき施策が集約されたものです。

 この計画を実行していくため、来年度の実施にあわせて組織体制の強化を図るために第4回区議会定例会で組織条例等の改正を議決いただきました。組織改正となった部門や庁舎管理の担当には、年度末に向けて準備などにご負担をお願いすることになりますが、よろしくお願いいたします。

 年が明けた来月から、マイナンバー制度による個人番号の利用と番号カードの交付が始まります。マイナンバー制度については、様々な機会を捉えて区民の皆さまにお知らせし、専用の窓口も開設して対応を進めていますが、新しい制度ということもあり、ご理解をいただくには時間がかかると思います。
 こうした中で、該当する事務では申請時に個人番号の記載をお願いするなど、手続きに際して混乱する場面がおきるのではないかと心配しています。このような場合でも、実際にサービス提供が遅滞するなど区民サービスの低下を招かないよう、柔軟に対応するように該当する職場や窓口での徹底をお願いします。


 最後に、年末年始を迎えるにあたり、職員の皆さんにはこの一年本当にお疲れ様でした。師走というとおり皆さんも多忙を極める時期かと思いますので、体調管理には留意してください。また、年末年始の期間にしっかりと休養をとって英気を養い、来年も区民の皆さまのために、ともに力をあわせて区政を前進させましょう。

 本日の放送は以上で終わります。

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