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新年を迎えて~力を合わせて、コロナ禍から日常を取り戻す年に

最終更新日:2022年1月1日

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 区民の皆さまには、穏やかに新年をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。本年が、皆さまにとって幸多き年となりますことを心よりお祈り申し上げます。
 今年は寅年ですが、寅は、「変革」の象徴と言われます。
 また、志を同じくするものが助け合い、物事を進める意味があります。新宿のまちの人々が、力を合わせて、コロナ禍から日常を取り戻す年にしてまいりましょう。
 
 困難な時代を如何に過ごすか
 新宿区名誉区民の三遊亭金翁(92)さんは現役で活動されていますが、芸歴は戦中からで80年を超える落語界最古参の噺家さんです。東京大空襲に遭遇して命拾いをした経験もあるそうで、戦争中は腹話術で学童疎開への慰問に回りながら、芸歴を重ねたそうです。近年は膝を痛くしたり、病気で臥せったりしたときもありましたが、昨年10月30日には高座に上がられました。日ごろは “早口言葉„のトレーニングもされているそうですが、落語についても「一生、勉強ですよ。」とインタビューに答えておられます(※)。困難に見舞われても、前向きに歩まれている金翁師匠のような生き方に憧れの気持ちを持ちます。
 
 日常を取り戻す
 自粛している活動を、すぐにもとに戻すのは難しいと思いますが、感染状況を見極めながら、前に進むことが大切です。区は、これまでに蓄積してきたコロナ対応の経験をもとに、区民の皆様の様々な活動が継続できるよう、取り組んでまいります。未だ新型コロナへの警戒が必要になりますが、どのような状況にあっても、日々の生活の中に自分なりの喜びや楽しみを見つけて、明るく過ごしていただければ幸いに思います。
 
 今年も現場・現実を重視しながら、人々が日常を取り戻して、まち全体が元気になれるよう、地域の皆さんとともに取り組んでまいります。
 本年も、区政にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 参考:※読売新聞オンライン「長井好弘’s eye」
 
令和4年1月1日

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