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9月は自殺対策強化月間~ひとりで悩みを抱え込まずに相談窓口をご利用ください

最終更新日:2021年9月15日

 今月は自殺対策強化月間です。昨年は、全国の自殺者数が11年ぶりに増加に転じ、今年も増加傾向が続いています。新型コロナによる社会全体への影響で経済や家庭、健康、介護・育児などのさまざまな問題が深刻化し自殺リスクが高まったと考えられています。新宿区においても、令和元年に63人だった自殺者数が令和2年は89人と、6年ぶりに増加となりました。自殺は、その多くが自分一人では背負いきれず、追い込まれた末の結果と言われています。区では、誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指して、さまざまな相談支援事業に取り組んでいます。悩みの分野ごとに相談先を掲載した「困りごと・悩みごと相談窓口一覧」をインターネットでも公開しているほか、ウェブ上で質問に沿って進むとその悩みに対応する相談窓口を案内する「新宿ソウダンナビ」を実施しています。ひとりで悩みを抱え込まずぜひ相談窓口をご活用ください。
9月は自殺対策強化月間~ひとりで悩みを抱え込まずに相談窓口をご利用ください画像1-1困りごと・悩みごと相談窓口一覧表紙
9月は自殺対策強化月間~ひとりで悩みを抱え込まずに相談窓口をご利用ください画像1-2新宿ソウダンナビ(相談窓口自動案内)
 区が新たに始める環境問題の解決に向けた事業2つを紹介します。一つは無印良品との連携による食品ロス削減の取り組みです。9月10日から新宿ピカデリー1階のMUJI新宿にフードドライブの受付窓口を設置しました。家庭等で未利用の食品を持ち込んでいただくことで食品を廃棄することなく福祉施設等へ寄付し再利用することができます。今まで区内2つのリサイクル活動センターで月1回ずつ実施していましたが、新宿駅近くに窓口を常設することで更なる食品ロス削減につなげます。
 
9月は自殺対策強化月間~ひとりで悩みを抱え込まずに相談窓口をご利用ください画像2-1MUJI新宿フードドライブ受付窓口の様子
 もう一つは区内事業者の再生可能エネルギーへの切り替えを推進する取り組みです。今月21日、再エネ電力への切り替えを検討している事業者が希望する再エネ比率等を基に、電力会社各社がより低い価格を提示していく新宿再エネオークションを開始します。価格を抑えながら再エネ電力の調達が可能になるため区内事業者の再エネ電力導入につながればと期待しています。社会が直面する地球温暖化や食料資源の過剰消費などの問題は、私達一人一人が取り組めます。生活を少し見直すことで地球環境を守れます。
 新型コロナワクチンには発症リスクを抑え、重症化を減らすことができる効果があります。しかし、ワクチンの予防効果には個人差があり絶対ではありません。国内でもワクチンを2回接種した人がコロナに感染した事例が報告されています。ワクチンを接種後も[1]会話時のマスク・[2]手指消毒・[3]室内の換気といった3つの基本的な感染予防対策を継続してください。
 
令和3年9月15日

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