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感染症対策と地域経済の活性化の両立を目指す、新しい段階に入りました

最終更新日:2020年10月15日

 国内では感染症対策と地域経済の活性化の両立を目指す、新しい段階に入りました。新型コロナによって低迷した消費喚起と経済回復に向けたGOTOキャンペーンに東京も追加されました。区も、感染防止対策を徹底したうえで、コロナで大きな影響を受けている区内産業が再び活気を取り戻せるよう、事業者の皆さまと一緒に取り組んでいます。
 まず、「がんばろう新宿商店会!」をスローガンに、延期していた「新宿応援セール」を来月実施します。スピードくじで金券を当てていただくこのキャンペーンを、景品総額を大幅に増やして開催しますので、感染予防をしていただいたうえで、商店街でのお買い物をお楽しみいただきたいと思います。
写真:2020新宿応援セールのポスター2020新宿応援セールのポスター
 もう一つは、繁華街飲食店安心マップの作成です。区内のさまざまなエリアにある繁華街は、新宿の魅力の一つです。繁華街の飲食店では、感染予防対策を行っていますが、なかなか伝わらず来店につながっていません。そこで、各店舗の感染症対策の内容をピクトグラムで分かりやすく紹介するエリアマップを作成・発信し、来街者の安心につなげる取り組みを始めます。第一弾は西新宿の「思い出横丁」です。さらに、区では、中小企業や個人事業主に対して、消毒液等の購入やアクリル板設置等、店舗での感染症防止対策経費を助成する「おもてなし店舗支援事業」も実施しています。ぜひご相談ください。
 新宿と縁の深い文学者、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の生誕170年記念特別展が、10月10日から、新宿歴史博物館で開催されています。八雲は、1850年、ギリシャ・レフカダ島で生まれ、1890年、明治23年に来日しました。日本で結婚・帰化し、日本の伝統文化や昔話を世界に紹介する重要な役割を果たした 人物です。明治37年に生涯を閉じるまでの8年間を新宿で暮らしました。富久町の旧居跡、大久保の終焉の地はそれぞれ区の指定史跡となっています。日本の歴史や風土、人々の気質を愛した八雲の人生や作品を改めて知っていただく機会になればとても幸いです。
写真:晩年の小泉八雲晩年の小泉八雲
 最後に、区民の新型コロナ感染症は職業や時間帯に関わらず発生しています。基本的な感染予防をすることで、自分と大切な人を守ることが出来ます。引き続き、手洗いの徹底とマスクの着用、3密回避をお願いします。
 
令和2年10月15日

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