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民泊事業の健全な展開と安全で良好な生活環境の確保に向けて

最終更新日:2019年6月15日

 今月6日、区は、民泊の仲介業者としては世界最大手のAirbnb (エアビーアンドビー)社と、民泊の適正な運営のための連携協定を結びました。区内では、多くの民泊事業者がAirbnb社に登録し事業を展開しています。Airbnb社を通じて、民泊事業者や宿泊者が守るべき新宿区ルールやマナーを周知・徹底させるほか、災害時の行動や避難方法などを宿泊者にお知らせし、災害時の混乱を未然に防ぎたいと考えています。また、地域の観光・イベント情報を提供することで、地域の活性化につなげます。今回の協定に基づき、民泊事業の健全な展開と安全で良好な生活環境の確保に向けて、さまざまな取り組みを進めてまいります。
写真:協定書への署名協定書への署名
写真:協定を結びました協定を結びました
 新宿区は、全国でも自殺者に占める若者の割合が高く、若年層への支援の強化が課題となっています。このため、区では、7月から新たな自殺対策事業を始めます。「相談窓口自動案内とハイリスク者へのインターネットゲートキーパー事業」では、区内でスマホやパソコンから「生活が苦しい」「健康が不安」など自殺につながるキーワードをGoogleで検索した際、キーワードに対応した適切な相談窓口の案内を自動的に表示させます。さらに、「死にたい」「自殺の方法」など自殺のリスクが高いキーワードで検索された場合に、相談サイトを表示させメールでの相談が開始できる仕組みです。日頃、ネットやメールの利用が多い若年層が悩みを抱えた時に、相談や支援の窓口に迅速にアクセスできる仕組みを構築することで、一人でも多くの命を救うことができればと考えています。
 台風や集中豪雨などによる災害が発生しやすい季節になりました。ご自宅の周囲のがけ・擁壁や建物の地下室は、日頃から点検し、いざという時に備えて対策をとってください。区では、がけ・擁壁を改修する際の専門家派遣や改修工事費の助成等を行っています。また、浸水被害を軽減する土のうも配布していますのでぜひご活用ください。
写真:台風や集中豪雨に備えましょう台風や集中豪雨に備えましょう
 「広報新宿」6月15日号の1面でもご案内していますが、今年も「しんじゅく若者会議」を開催します。毎年、若者ならではの既成概念にとらわれないアイデアや意外に知られていなかった行政情報の状況を知ることができ、私も楽しみにしている会議です。参加された方には、参加者同士の交流や新宿のまちを再発見していただくきっかけにしていただければと思っています。皆さんのご参加をお待ちしています。
写真:しんじゅく若者会議しんじゅく若者会議~意見交換~
写真:しんじゅく若者会議~発表の様子~しんじゅく若者会議~発表の様子~
令和元年6月15日

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