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平和の尊さを次世代に/「区長と話そう~しんじゅくトーク」を開催します

最終更新日:2017年8月15日

九州北部地方を始め、各地で記録的な豪雨が発生しています。改めて、心からのお悔やみとお見舞いを申し上げます。自然災害は、いつ、どこで、誰を巻き込むのか予測ができません。区としても、被害を最小限に抑えるために、努力と工夫をしてまいります。

今日8月15日は終戦記念日です。7日から長崎で開催されていた「平和首長会議総会」に出席し、被爆体験や参加都市の取り組みを聞かせていただきました。時間の経過により戦争体験者が少なくなる中で、戦争の悲惨な記憶を風化させず、平和の尊さを次世代に繋いでいかなければなりません。新宿区は東京空襲で、住宅の約9割が焼失する被害を受けました。区内には空襲による犠牲者を供養する慰霊碑や戦災の傷が幹に残ったイチョウの木など、戦争に関する史跡等が数多く存在しています。区ではこうした史跡を巡る平和マップウオーキングや戦争体験者から直接話を聞く「すいとんの会」などを開催しています。今後も区民の皆さまと平和への思いを共有しながら「新宿区平和都市宣言」の理念を普及してまいります。
写真:長崎での平和祈念式典長崎市での平和祈念式典
写真:早稲田鶴巻町付近の焼跡早稲田鶴巻町付近の焼跡
さて、7月に区民の皆さまと話し合う2つの会議「新宿区東京2020大会区民協議会」と「しんじゅく若者会議」を開催しました。区民協議会では、区内でさまざまな活動をしている皆さまと東京2020大会に向けた普及啓発、スポーツの普及などについて意見を交わしました。若者会議では、区の情報を共有した上で参加者からご提案をいただき、意見交換をしました。「若者のつどいの今後の展開」、「町会自治会等コミュニティへの参画」等について、忌憚ないご意見をお聞きすることができました。
写真:しんじゅく若者会議しんじゅく若者会議の様子
「区長と話そう~しんじゅくトーク」を8月25日から区内10カ所の地域センターで開催します。現在、30年度からの新たな総合計画と第一次実行計画の策定を行っています。「しんじゅくトーク」の場を通じて、計画の素案を皆さまにお示ししますので、ぜひ参加してご意見をお寄せいただきたいと思います。少子高齢社会の本格的な到来、住民ニーズの多様化など区政を取り巻く状況が大きく変わる中で、区は身近な基礎自治体として持続可能なまちづくりを地域の皆さまとともに進めてまいります。
写真:しんじゅくトーク「しんじゅくトーク」に是非お越しください

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