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平和の尊さや命の大切さを次の世代に

最終更新日:2016年8月15日

今日は終戦記念日です。新宿区も、昭和17年4月18日の早稲田地区への本土初空襲をはじめ、終戦までに区内のほとんどが焼失しました。早稲田大学理工学研究所の防空壕では、避難していた300余名が火炎と煙に包まれて多くの命を失いました。喜久井町では、今でも5月25日に慰霊祭を行っています。
写真:区役所本庁舎前の平和の泉・平和記念像区役所本庁舎前の平和の泉・平和記念像
今月8日からの「親と子の平和派遣」では、7組14名の子供たちと保護者の皆さんと共に「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」に出席しました。参加した子供たちには家族や命の尊さ、戦争のない平和な社会の大切さを実感してもらえたのではと思います。

今年4月に広島市で開催された先進7か国(G7)外相会合や5月のオバマ大統領の広島訪問では、『核兵器のない世界』に向けての力強い平和のメッセージが世界に発せられました。あらためて戦争のもたらす悲惨な思いや多数の犠牲者の上に今の平和がある事を心に刻み、心から世界の恒久平和の実現を願い、区民の皆さまと共に平和の尊さや命の大切さを次の世代に引き継いでまいります。
さて、6回目を迎える「新宿クリエイターズ・フェスタ2016」が始まりました。地元企業の協賛と商店街の皆さまのご協力のもと、今年も著名なアーティストの作品展やイベントにより官民一体となって新宿を盛り上げます。新企画は、パブリックアートの常設展示です。西新宿の高層ビル街のシンボルとして、待ち合わせや写真撮影など多くの人にお楽しみいただきながら、まちの魅力を一層高めます。また、歌舞伎町シネシティ広場では、産業革命の原動力だった蒸気機関の発展をテーマにした「スチームパーク」を開催します。期間中はアーティスト展・こどもアート・学生アート・まち中アートなどが新宿のまちを彩ります。夏休みの思い出づくりに、ぜひ会場へお越しください。

最後に、歩きながらのスマートフォンについて申し上げます。ゲームをしながら歩いたり、車両を運転しながらの事故が社会問題化しています。楽しい時間が一瞬の不注意で台無しにならないよう、「ながらスマホ(歩きスマホ)」は絶対にしないでください。

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