学びを広げるICT

最終更新日:2018年10月1日

 今の子どもたちが、成人して社会で活躍する頃には、我が国は情報化やグローバル化が進展し、子どもたちを取り巻く社会は大きく変化します。
 今後、社会の変化に柔軟に対応していくためには、他者と協働して課題を解決する力や、知識や技能を生かし新しい価値を創造していく力など、新しい時代を生き抜く資質・能力の育成が求められています。
 新宿区教育委員会では、こうした変化や教育課題の動向を踏まえ平成29年度に教室のICT環境を最新型に刷新しました。
 このICT環境を活用する上でのキーワードが「学びを広げる」です。

新宿区が目指す教育の情報化

 新宿区教育委員会では、平成21年度から「誰もが いつでも 簡単に使用できるICT環境」をコンセプトに学校の情報化を進め、さらに平成25年度には、授業の質を高めるための効果的なICT活用を目指し、「子どもの主体的な学びを目指したICT」をコンセプトに学校のICT環境を整備してきました。
 そして、今、子どもたちの学びを広げるICTの効果的な活用が求められています。

~H23 誰もが いつでも 簡単に使用できるICT

全教員に1人1台のパソコン配備(校務用ネットワークの構築)
短焦点型プロジェクタ、実物投影機、教育用ノートPC、IT教卓、
スクリーン兼用ホワイトボードの配置による新宿版ICT教室の設置

~H25 子どもの主体的な学びを目指したICT

子ども自身が学び方を実感するための教育用ソフトの充実
教師の主体的な活用により、授業の一部になったICT

~H30 子どもの学びを広げるICT

タブレットPC、無線画面転送装置、4K対応実物投影機、
電子黒板機能付き超短焦点プロジェクタ(レール型で設置)・スイッチャー、
授業支援ソフト、協働学習支援ソフト、デジタル学習教材、IT資産管理ソフトの導入

学びを広げるためのICT活用

 ICTを活用して子どもたちの学びを広げていくためには、「時間的な広がり」「空間的な広がり」「関係性の広がり」3つの広がりを踏まえつつ学習者を中心にして学びをデザインしていく必要があります。
 このような学びの前提として、「学びを広げるための5つの視点」が重要であると考えました。
 一斉学習、協働学習、個別学習といった様々な学習場面では、3つの広がりと5つの視点からICTを効果的に活用していくことが重要です。

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 教育委員会事務局-教育支援課
教育活動支援係
電話:03-3232-1058
(新宿区大久保3丁目1番2号コズミックセンター4階)

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