四谷地区小学校の現状と適正配置への取り組み

最終更新日:2012年4月1日

1.四谷地区小学校適正配置への取組経過

四谷地区の小学校はかつて6校ありましたが、旧四谷第五小学校の小規模化が著しかったため、平成7年に旧四谷第七小学校と統合して花園小学校となり、5校になりました。その後も全体的に小規模化が進んできています。
このため区は平成11年度から四谷地区の小学校の適正配置に取組み始めました。 はじめに地区の小学校全校のPTA会長の協議により、四谷第六小学校は通学区域の南端では新校地によっては答申にある通学距離基準の半径1Kmを超えることから、また花園小学校は平成7年の統合から間もないことから、今回の統合の対象としないこととなり、(旧)四谷第一小学校、四谷第三小学校、四谷第四小学校の3校が対象校となりました。
 
その後、3校でのPTA説明会等を経て、平成13年度末までに(旧)四谷第一小学校、四谷第三小学校のPTAの統合合意をいただき、平成14年3月末に(旧)四谷第一小学校が閉校され、児童57名が4月から四谷第三小学校に転学し、現在に至っています。

事務局はその後も四谷第四小学校PTAの皆さんと話し合いを続けてきました。

2.統廃合によってより良い教育環境の実現を

今後の四谷地区小学校の適正配置は四谷第三・四谷第四小学校の2校の歴史を閉じて、新たな小学校を1校開校するものです。

学校の統廃合は、現在通学している児童はもちろん、今後入学する児童や地域の皆様にとって重大な問題であることは十分理解しております。
 
しかし、 1. 児童数の減少傾向、 2. 小規模校の学校教育への影響、 3. 学校施設の現状、 4. 単独校での建替えの問題点等、さまざまな視点から検討して、できるだけ早い機会に校舎の建替えを含めた統廃合により、より良い教育環境を実現することが必要であると考えております。
 
統合新校の建設にあたっては、今後の教育内容や教育方法の変化に対応できるような、多機能学習空間の確保をはかり、また普通教室の空調化等、児童の生活空間として快適で豊かな施設を整備し、さらには地域の皆様の生涯学習活動や、まちづくりの核として幅広く活用できる施設となるように、皆様のご意見、ご要望を伺いながら進めていきたいと考えております。

3.今後の進め方

事務局は、「3校を統合して(旧)四谷第一小学校跡地に新校を建設したい」とご提案してきた経緯はありますが、校地については統合協議会であらためて討議していただくこととして、四谷第四小学校PTAの皆さんと話し合いを続けてきました。

その結果、平成15年12月24日に四谷第四小学校PTAから統合合意文書が提出され、3校関係者からなる新たな統合協議会が発足し、2月4日(水)に第1回の協議会が開催されました。

今後はできるだけ早い統合の実施に向けて、統合の時期、新校の位置、統合新校の名称などについて協議を進めていく予定です。

よりよい教育環境を早く提供するために、PTAと教育委員会が、車の両輪となって統合の実現に向けて前進して行けるよう、ご理解とご協力をお願いします。

なお、今後の進捗状況につきましては、統合協議会だよりをご覧ください。

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