高齢者のペット飼育について

最終更新日:2024年7月12日

ページID:000073063
ペットと暮らすことは生きがいになったり、近所や家族との会話が増えるきっかけにもなります。
一方で、シニア世代の方や関係者の方から「施設に入居することになりペットを飼えなくなった」、「入院が必要と言われたが、ペットがいるから入院できない」などのお悩みが寄せられています。
飼い主の「万が一」のときに、ペットのために何が必要なのか、日頃から考えておきましょう。

犬猫を飼う前に

犬や猫の世話にはお金がかかり、また平均寿命も延びています。犬猫を迎えるときは、ご自身の体力や経済面を考慮しましょう。

支出総額と平均寿命の目安

 
平均支出金額(1か月あたり・医療費等含む) 14,240円 8,005円
平均寿命 14.62歳 15.79歳
出典 令和5年犬猫飼育実態調査(一般社団法人 ペットフード協会) 

万が一への備え

飼い主の「万が一」への備え

飼い主が突然入院しなければならない場合などに備え、日頃から以下の準備をしておきましょう。
備え 解説
一時的な預け先を見つけておきましょう 預け先の例として、親戚や友人、ペットホテルやペットシッターなどがあります。
かかりつけの動物病院を作りましょう 一時的な預かりができる場合もあります。
 
一時預け先を見つけやすくし、また一時預け先に負担をかけないための備え
動物を清潔に ノミ、ダニ、寄生虫の駆除をしましょう
ワクチンの接種 定期的にワクチンを接種しましょう。
特に犬は、毎年狂犬病予防注射を受けさせてください。
基本的なしつけ トイレのしつけや、ケージの中でおとなしくできるようにしましょう
去勢不妊手術 飼い猫の去勢不妊手術費用については、区が費用を一部助成します。詳細は下記リンクをご覧ください。
飼い猫の去勢・不妊手術費用の一部を助成します

将来にもっと備えるために

将来にもっと備えるため、以下のような方法もあります。よく調べて相談のうえ、利用するようにしましょう。
ペットのための遺言・信託 自分がペットより先に亡くなったときのために、ペットを誰に託すか、残した財産をペットのためにどう使うか決めておくことができます。
老猫・老猫ホーム ペットを預かり、亡くなるまで世話をしてくれる民間業者があります。

ペットについての相談先

相談先 電話
新宿区保健所衛生課 03-5273-3148

また、以下ページも併せてご覧ください。
ペット(犬猫)を飼えなくなった

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 健康部-衛生課(新宿区保健所)
管理係 電話:03-5273‐3148  Fax:03-3209‐1441

本ページに関するご意見をお聞かせください

本ページに関するアンケート
本ページの情報は役に立ちましたか?以下の選択肢であてはまるものにチェックを入れてください。
本ページは見つけやすかったですか?以下の選択肢であてはまるものにチェックを入れてください。

区政についてのご意見・ご質問は、ご意見フォームへ。