野良猫の被害を防ぐために

最終更新日:2024年7月12日

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野良猫が庭やガレージに入りこみフンをされて困っている方へ、猫の侵入を防ぐ方法を紹介します。
絶対に猫が寄り付かなくなるという方法はありません。
こちらでは安価なものを用いた猫よけの方法を紹介しますので、様々な方法を試してみてください。

猫が嫌いな匂いによる対策

 猫が嫌う匂いを紹介します。猫の嗅覚は人間よりはるかに鋭いため、人間にはわずかに臭いが感じられる程度でも十分です。
強すぎる臭いでは嗅覚が麻痺し、逆に効果が無くなってしまうこともあります。
身近にあるもので対応できる対策は以下のとおりです。
 
嫌う匂い 詳細
唐辛子の水溶液 唐辛子を水につけたもの
お酢 お酢と水を1:5の割合で混ぜたもの
木酢液 製品ラベルの希釈濃度をご確認ください
コーヒー豆のカス 撒いたり、ネットに入れて吊るします
柑橘類の皮 ネットに入れて吊るします
液体歯磨き(ミント味) 液体歯磨きと水を1:5の割合で混ぜたもの
うがい薬 うがい薬と水を1:10の割合で混ぜたもの
 
液体の散布方法 備考
じょうろや霧吹きに入れて散布 ペットボトルに取り付けてじょうろにしたり、霧吹きにするものは100円ショップ等で購入可能です。
スポンジをトレーなどに入れて吸わせて設置  

障害物などによる対策

障害物を設置することにより、猫の侵入を防ぎます。障害物としてよく使用されるものは以下のとおりです。 
障害物 詳細
バークチップ(大きめの園芸装飾用木片) 敷き詰めることで歩きにくくします。
枯れ枝
松ぼっくり 猫の通路に敷き詰め、歩きにくくします。狭い通路に効果的です。
園芸用の灰 散布します。足の裏が汚れるのを嫌う習性を活かします。
割り箸 割り箸を地面に刺します。
網戸用の網・亀甲金網 敷くことで猫の爪が引っかかり、歩きにくくなります。
とげ状シート 通路や飛び上がる場所の足元に敷きます。塀の上の設置が効果的です。
匂いのある植物 ドクダミ、ゼラニウム、柑橘系植物、ミント類の臭いを嫌います
とげのある植物 カラタチ、ヒイラギ、ラズベリー等

Q&A

Q A
いろいろ試したが、効果がない場合の対応方法は? フンが深く埋まっていたり、土にフンの臭いが染みついている可能性があります。土を掘ってフンを取り除いたり、土を入れ替えると改善します。
ネットや金網、トゲトゲ、ペットボトルの効果は? 設置しただけでは、やがて猫は慣れてしまいます。ペットボトルについての効果は確認できていません。
忌避剤を撒いているが、初めのうちは効果があったが、しばらくするとまた猫が来るようになった。 忌避剤を散布する間隔や回数を変えてみましょう。
一度、忌避剤を撒いただけでは効果は継続しません。定期的に確認し、清掃と忌避剤の散布が必要です。状況が改善しにくい場合は1週間に数回程度を目安に散布してください。同じものを散布していると慣れてしまうこともあるので、数種類の忌避剤を取り替えて使ってみましょう。

啓発プレートの配布について

新宿区では、猫に餌を与える方に、フンの清掃を注意喚起するプレートを配布しております。
詳細は下記リンクをご覧ください。
啓発プレートの配布について

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 健康部-衛生課(新宿区保健所)
管理係 電話:03-5273-3148 FAX:03-3209-1441

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