講演会・朗読9/23「柳田國男と『遠野物語』」(申込受付中)

最終更新日:2025年8月4日

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 新宿には、近代以降多くの文学者や芸術家、学者等が暮らし、創作活動や交流を行いました。民俗学者・柳田國男(1875~1962)もその一人であり、明治34年(1901)から昭和2年(1927)まで約26年間、現在の市谷加賀町2-4-31に居住しました(新宿区指定史跡)。

 兵庫県神崎郡福崎町に生まれた柳田は、農商務省の官吏となった後、大審院判事柳田直平の養嗣子となり、市谷加賀町にあった同家所有の屋敷に入居しました。官僚として農事視察や講演で全国を巡るうちに各地の民俗に関心を深め、この地で『後狩詞記』『石神問答』『遠野物語』の初期三部作と呼ばれる作品を記しました。
 有名な『遠野物語』(1910年発表)は、岩手県遠野出身で作家志望の佐々木喜善[鏡石](1886~1933)を家に招き、遠野の民話の聞き取りして記した著作です。

 2025年は柳田國男生誕150年、『遠野物語』発表115年にあたります。これを記念して本イベントを開催します。

開催予定

日程 令和7年9月23日(火祝) 14:00開演(13:30開場) 16:30終演予定
会場 新宿区立新宿歴史博物館 講堂 (新宿区四谷三栄町12-16)

新宿歴史博物館ホームページ
https://www.regasu-shinjuku.or.jp/rekihaku/

 
費用 無料
申込み方法等 催し物名「9/23柳田國男」、郵便番号、住所、氏名(フリガナ)、電話番号、を記入し、郵便はがき、FAX、インターネット(LoGoフォーム)で下記までお申込みください。9月1日(月)まで受け付けます(必着)。定員100名程度、応募多数の場合抽選。結果は9月8日(月)以降に応募者全員に郵送でお知らせします。

●はがき・FAX1通、LoGoフォーム1回につき、1名のみ申込可能ですご注意ください。
●はがきは普通はがき(85円)です。※往復はがきではない
●個人情報は、個人情報保護に関する法律に基づき適正に取り扱います。
ブログラム・出演等 【講演】
「之を語りて平地人を戦慄せしめよ」
講師:新谷 尚紀 氏(国立歴史民俗博物館・総合研究大学院大学名誉教授)

【朗読】
『遠野物語』から14編
出演:大原 康裕 氏(文学座)、金沢 映実 氏(文学座)
 
申込み・問合せ先 新宿区 文化観光産業部 文化観光課 文化資源係
〒160-8484 新宿区歌舞伎町1-5-1 第一分庁舎6階
電話 03(5273)4126  FAX 03(3209)1500

インターネットでの申込みはこちらから。
LoGoフォーム「柳田國男と『遠野物語』」応募フォーム
https://logoform.jp/form/kubz/1157381