新宿区における自殺の現状

最終更新日:2023年11月22日

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令和4年の状況
 
 令和4年の全国の自殺者数は21,881人で、令和3年に比べ、874人増加しました。女性は3年連続、男性は平成21年以来13年ぶりの増加です。新型コロナウイルス感染症による社会全体への影響で、経済や家庭・健康・介護・育児などの様々な問題が深刻化し、特に若者・女性の自殺リスクが高まっていると言われています。
 新宿区の自殺者数は、平成21年以降は減少傾向であり、令和元年には63人まで減少しましたが、令和2年は89人、令和3年は73人と推移し、令和4年には88人と再び増加しており、依然として高い自殺死亡率となっています。

 自殺の原因や背景として、様々な要因が挙げられますが、その多くは防ぐことのできる社会的な問題とされています。新宿区では、自殺対策基本法・自殺総合対策大綱に基づき、「誰も自殺に追いこまれることのない社会」の実現を目指して、総合的な自殺対策事業を進めていきます。
※自殺死亡率とは、人口10万人あたりの自殺者数を示す。

■自殺のサイン■
1.うつ病の症状(気分が沈む、自責感、仕事の能率が落ちる、不眠が続く)
2.原因不明の身体の不調が長引く、重症の体の病気にかかる
3.飲酒量が増す
4.仕事の負担が急に増える、大きな失敗をする、職を失う
5.職場や家庭でのサポートが得られない
6.本人にとって価値あるもの(職、地位、家族、財産)を失う
7.自殺を口にする
8.自殺未遂に及ぶ

参考:厚生労働省「職場における自殺の予防と対応」

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 健康部-健康政策課
健康企画係
電話:03-5273-3024
FAX:03-5273-3876

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