長周期地震動シミュレーター(地震ザブトン)による訓練

最終更新日:2023年11月15日

中高層マンションに居住する住民の防災意識の向上を目的に、新宿区では、マンションの防災訓練や地域イベント等の際に、長周期地震動を体験できるシミュレーター装置(長周期地震動シミュレーター〈地震ザブトン〉※)を派遣しています。

※地震観測装置メーカーである白山工業が大学との共同研究によって生み出した室内専用の超小型地震動シミュレーターです。過去の地震観測記録や今後の想定記録を用いて大地震の揺れを再現します。直下型地震や海溝型地震、長周期地震動による高層階の揺れなどタイプの異なる揺れを比較体験することができます。

長周期地震動とは

揺れの周期が長い波長を多く含む地震動で、ゆっくりとした長い揺れが非常に長く続くという特徴を持ちます。平成23年3月11日の東日本大震災では、西新宿の高層ビルなどで最大1m程度の振幅で10分間以上にわたり続きました。長周期地震動は、60m以上の超高層建築物への影響が大きいとされています。

派遣する条件等

■実施目的が防災意識の高揚を図ることを目的としていること

■実施場所が新宿区内であること

■中高層マンション(地階を除く5階以上かつ住宅の用途に供する部分の戸数が20戸以上の共同住宅)において実施する防災訓練であること

 ※地域イベントの場合はこの限りではない

■訓練等に15人以上の参加が見込めること

■訓練が実施できるスペースを申請者が確保できること

 ※平坦で5m×5m以上の屋内スペースが必要です。

 ※100Vの電源が2か所(別回路)が必要です。

 ※バン1台分の駐車スペースが確保できること。

申し込み方法

まず、訓練実施の1か月前までに危機管理課地域防災係(03-5273-3874)に、実施希望日や会場などの訓練詳細についてご連絡ください。
区委託業者(白山工業)へ実施希望日に長周期地震動シミュレーターの派遣が可能かどうか確認後、区から申請者へ派遣の可否についてご連絡します。
※派遣が可能な場合には、訓練実施場所の現場確認を区委託業者が行います。
 

長周期地震動シミュレーターによる訓練実施にあたっての注意事項

■長周期地震動シミュレーターによる訓練は区委託業者(白山工業)が指導します。区委託業者の指示に従ってください。

■以下に該当する方は、参加者の安全のため、長周期地震動シミュレーターの体験はお控えください。

 ・心臓疾患がある方
 ・呼吸器、循環器系に障害がある方
 ・体調が悪い方
 ・妊娠中の方
 ・4歳未満の方 など

■長周期地震動シミュレーターの運行及び訓練指導に係る経費については、区が負担しますが、長周期地震動シミュレーターによる訓練を実施する会場の使用料やその他の経費については、申請者がご負担ください。

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 総務部-危機管理課
地域防災係 03-5273-3874

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