【令和6年10月配信】コミュニティのタネ

最終更新日:2024年10月1日

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ラジオ体操の共催きっかけに地域の防災連携意識を高める 
「ザ・センター東京」と3町会を取材
 

 
 市谷本村町のタワーマンション「ザ・センター東京」と3町会(薬王寺町町会、市谷仲之町会、住吉町町会)が共催した夏休みラジオ体操を取材。合同でラジオ体操を始めた経緯や、コミュニティ活動についてお話を伺いました。
 

▲ラジオ体操看板
⚫︎牛込仲之小学校で開催されている夏休みラジオ体操
「ザ・センター東京」は、2007年に建設された38階建・426世帯が暮らす大規模なタワーマンションです。

(過去記事)タワーマンションならではの防災意識向上施策! 「ザ・センター東京」の“お知り合いになりましょう会”がすごかった
 
「ザ・センター東京」と薬王寺町町会、市谷仲之町会、住吉町町会の共催で、7月21日(日)から8月3日(土)の毎朝6時半、牛込仲之小学校で夏休みラジオ体操が開催されました。例年、最大200人ほどの児童、保護者が参加し、取材当日も大勢の参加者の姿が見えました。

 
▲ラジオ体操当日の様子
 このラジオ体操は例年、3町会と「ザ・センター東京」の共催で実施しています。

 
⚫︎区域の異なる町会がなぜ共催をはじめたか
 「ザ・センター東京」は箪笥町地区、薬王寺町町会と市谷仲之町会は榎町地区、住吉町町会は若松町地区と、それぞれ別の区域で活動しています。
区域の異なる町会がラジオ体操の共催をはじめたきっかけは、会場である牛込仲之小学校の存在だったといいます。


 
 前述の通り、「ザ・センター東京」は箪笥町地区に位置していますが、居住世帯の児童の多くが榎町地区にある牛込仲之小学校に通っており、同じく牛込仲之小学校に通学する児童が住む3町会との縁が生まれました
▲牛込仲之小学校からザ・センター東京を望む
 牛込仲之小学校は災害時の避難所に指定されており、地域の町会加入者などからなる避難所運営協議会が主体となって、避難所の運営や避難訓練を行なっています。
この避難所運営協議会に「ザ・センター東京」の方もオブザーバーとして参加しており、防災を通じて関係を深めてきました。

 区では災害時、自宅が被害を受け、危険な状態にある場合を除いては、原則在宅避難とそのための備蓄を推奨しており、426世帯が暮らす「ザ・センター東京」でも、マンション内での防災意識の強化に向けた取組みを行っています。とはいえ、何が起こるかわからない災害時、地域との連携は非常に重要になります。

 3町会と「ザ・センター東京」は、「これからも一層交流を深め、連携を深化させていきたい」とのことで、今後の取組みに注目です。

 
▲取材に応じてくださった、 (左から)松岡薬王寺町町会副会長、平田ザ・センター自治会理事長、鹿島薬王寺町町会会長

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