(音声読み上げ用)シリーズ8 だれにでも見やすく、わかりやすい案内チラシや貼り紙ー読みやすい色・文字の組み合わせー
最終更新日:2019年3月27日
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このページは、「音声読み上げ用」に作成しています。そのため、本ガイドブックの印刷物とは、文章の表示や表現などが異なっている部分があります。
(音声読み上げ用)シリーズ8 だれにでも見やすく、わかりやすい案内チラシや貼り紙ー読みやすい色・文字の組み合わせー
ユニバーサルデザイン ガイドブック シリーズ8
タイトル「だれにでも見やすく、わかりやすい案内チラシや貼り紙」
サブタイトル「読みやすい色・文字の組み合わせ」
■表紙
イラストがあり、まち中にある避難場所案内の地図を見ている外国人家族3人と、チラシを見ている若い男女2人、町会の掲示板を見ている高齢の男性と車いす使用の女性が描かれています。
左上には「ユニバーサルデザインのまちづくり」のイメージキャラクターの”ユーディ”がいます。
ページの下には、
「ユニバーサルデザイン(UD)とは…。年齢、性別、国籍、個人の能力等にかかわらず、できるだけ多くの人が利用できるよう生活環境その他の環境を作り上げることです。」という吹き出しがあります。
■2ページと3ページ。
まちの中にはさまざまな見え方の人がいます。
視界が全体的にかすんで見えたり、色の区別がしにくかったり、視野が狭い人など、まちの中にはさまざまな見え方の人がいます。
色弱の人は日本人男性の20人に1人、日本人女性の500人に1人の割合と言われています。*1
視界が全体的にかすんだり、視力が低下したり、光を眩しく感じます。また、暗い時と明るい時で見え方が違うということもあります。(加齢にともなう白内障など)
視覚障害の人には、全く見えない人とロービジョンの人がいます。ロービジョンの人は視覚障害の10人に8人の割合と言われています。*2
さまざまな人が読みやすくなるポイントをこの冊子にまとめました。
*1 「東京都カラーユニバーサルデザインガイドライン」平成23(2011)年3月発行
*2 平成21(2009)年 社団法人日本眼科医会 報道用資料
冊子には、「一般色覚の人」と「色弱の人」、「一般の人」と「白内障の人」の見え方を比較したイラストや写真のイメージがあります。
また、「視野狭窄の人」「中心暗転の人」「低視力の人」の見えからのイメージをシミュレーションしたものが掲載されています。
■4ページ目。ポイント1 背景と文字の色の組み合わせ
背景の色と文字の色の組み合わせによって読みやすさが変わります。色や明るさを変える工夫があります。
背景に模様や写真がある場合、文字を縁取りするなどの工夫もあります。
冊子には色の組み合わせ事例や写真があります。
■5ページ目。ポイント2 判別しやすい色
赤色と黒色が同じように見える人もいます。赤色を少し朱色に近づけるだけで判別しやすくなります。
冊子には一般色覚の人と色弱の人の見え方のイメージ図が掲載されています。
使用する赤色を少し変更すると、黒色と赤色が区別しやすくなる例になります。
男性のイラストの吹き出し。
「色を使わないでほしいわけではありません。使う色に配慮があれば判別出来ます。」
コラム。安全色(JIS Z 9103:2018 )
一般の人だけでなく多様な色覚を持つ人だれもが判別できる色を選定し、規格化されています。 以下はそれぞれの色のCMYK値です。
赤:0,85,95,0
黄橙:0,50,100,0
黄:0,0,100,0
緑:85,0,80,0
青:95,40,0,0
赤紫:40,90,0,0
■6ページ目。ポイント3 文字や記号の種類や大きさ
文字や記号の種類や大きさを変えたり、行間のスペースを確保することによって、読みやすさが変わります。
冊子には文字の種類や大きさを変更した事例、ヤジ類の種類や大きさを変更した事例を掲載されています。
コラム。UDフォント
UDフォントとは、読み間違いしにくく、他の文字との判別をわかりやすくするデザインされたフォントです。
工夫の1つとして、丸で示した部分にゆったりとスペースを設け、似た形の文字(3と8、 OとC)を区別しやすくしています。
冊子にはUDフォント以外の文字とUDフォントを比較して掲載されています。
■7ページ目。ポイント4 表記の工夫
外国人や発達障害の人など、日本語や言葉の理解が苦手な人がいます。そのため、以下のような工夫も考えられます。
・やさしい日本語
普通の日本語よりも簡単で、外国人にもわかりやすい日本語のことです。ことばの理解が苦手な人にも伝わります。
例:避難してください→にげてください
例:点検のため、断水および停電になります→点検のため、水と電気がつかえません。
・ふりがな
漢字が読めなくても、ひらがなを読める人はいます。 漢字にはひらがなで読み方を付けるなどの工夫があります。
・多言語表記
様々な言語で表示してあると、外国人にも伝わります。
ページのまとめは
「まちの中にはさまざまな見え方の人がいます。だれにでも見やすく、わかりやすい情報を提供するための工夫や配慮をしていきましょう!」
■裏表紙。
・掲示する際の注意ポイント
冊子の中で紹介したポイントに配慮して作成しても、掲示する場所によって、読みやすさが変わります。
近づいて読みたい人もいます。近付ける工夫も必要です。
明るさの確保も必要です。
・カラーUD
「東京都カラーユニバーサルデザインガイドライン」(平成23(2011)年)では、色の組み合わせなどについて掲載されています。
編集・発行。新宿区 都市計画部 都市計画課。
〒160-8484 新宿区歌舞伎町1-4-1
電話03-5273-3527
ファクシミリ03-3209-9227
デザイン。株式会社アークポイント、有限会社レゾナ
イラスト。白玉社 杉野悦子
協力。NPO 法人カラーユニバーサルデザイン機構、株式会社19
平成31年3月
左下には音声コード(SPコード)があります。
音声コードの右側には「左のコードは目が不自由な人などへの情報提供に役立てられている音声コードです。横の切欠きは、音声コードの位置を示します。」と説明が書かれています。
以上。
タイトル「だれにでも見やすく、わかりやすい案内チラシや貼り紙」
サブタイトル「読みやすい色・文字の組み合わせ」
■表紙
イラストがあり、まち中にある避難場所案内の地図を見ている外国人家族3人と、チラシを見ている若い男女2人、町会の掲示板を見ている高齢の男性と車いす使用の女性が描かれています。
左上には「ユニバーサルデザインのまちづくり」のイメージキャラクターの”ユーディ”がいます。
ページの下には、
「ユニバーサルデザイン(UD)とは…。年齢、性別、国籍、個人の能力等にかかわらず、できるだけ多くの人が利用できるよう生活環境その他の環境を作り上げることです。」という吹き出しがあります。
■2ページと3ページ。
まちの中にはさまざまな見え方の人がいます。
視界が全体的にかすんで見えたり、色の区別がしにくかったり、視野が狭い人など、まちの中にはさまざまな見え方の人がいます。
色弱の人は日本人男性の20人に1人、日本人女性の500人に1人の割合と言われています。*1
視界が全体的にかすんだり、視力が低下したり、光を眩しく感じます。また、暗い時と明るい時で見え方が違うということもあります。(加齢にともなう白内障など)
視覚障害の人には、全く見えない人とロービジョンの人がいます。ロービジョンの人は視覚障害の10人に8人の割合と言われています。*2
さまざまな人が読みやすくなるポイントをこの冊子にまとめました。
*1 「東京都カラーユニバーサルデザインガイドライン」平成23(2011)年3月発行
*2 平成21(2009)年 社団法人日本眼科医会 報道用資料
冊子には、「一般色覚の人」と「色弱の人」、「一般の人」と「白内障の人」の見え方を比較したイラストや写真のイメージがあります。
また、「視野狭窄の人」「中心暗転の人」「低視力の人」の見えからのイメージをシミュレーションしたものが掲載されています。
■4ページ目。ポイント1 背景と文字の色の組み合わせ
背景の色と文字の色の組み合わせによって読みやすさが変わります。色や明るさを変える工夫があります。
背景に模様や写真がある場合、文字を縁取りするなどの工夫もあります。
冊子には色の組み合わせ事例や写真があります。
■5ページ目。ポイント2 判別しやすい色
赤色と黒色が同じように見える人もいます。赤色を少し朱色に近づけるだけで判別しやすくなります。
冊子には一般色覚の人と色弱の人の見え方のイメージ図が掲載されています。
使用する赤色を少し変更すると、黒色と赤色が区別しやすくなる例になります。
男性のイラストの吹き出し。
「色を使わないでほしいわけではありません。使う色に配慮があれば判別出来ます。」
コラム。安全色(JIS Z 9103:2018 )
一般の人だけでなく多様な色覚を持つ人だれもが判別できる色を選定し、規格化されています。 以下はそれぞれの色のCMYK値です。
赤:0,85,95,0
黄橙:0,50,100,0
黄:0,0,100,0
緑:85,0,80,0
青:95,40,0,0
赤紫:40,90,0,0
■6ページ目。ポイント3 文字や記号の種類や大きさ
文字や記号の種類や大きさを変えたり、行間のスペースを確保することによって、読みやすさが変わります。
冊子には文字の種類や大きさを変更した事例、ヤジ類の種類や大きさを変更した事例を掲載されています。
コラム。UDフォント
UDフォントとは、読み間違いしにくく、他の文字との判別をわかりやすくするデザインされたフォントです。
工夫の1つとして、丸で示した部分にゆったりとスペースを設け、似た形の文字(3と8、 OとC)を区別しやすくしています。
冊子にはUDフォント以外の文字とUDフォントを比較して掲載されています。
■7ページ目。ポイント4 表記の工夫
外国人や発達障害の人など、日本語や言葉の理解が苦手な人がいます。そのため、以下のような工夫も考えられます。
・やさしい日本語
普通の日本語よりも簡単で、外国人にもわかりやすい日本語のことです。ことばの理解が苦手な人にも伝わります。
例:避難してください→にげてください
例:点検のため、断水および停電になります→点検のため、水と電気がつかえません。
・ふりがな
漢字が読めなくても、ひらがなを読める人はいます。 漢字にはひらがなで読み方を付けるなどの工夫があります。
・多言語表記
様々な言語で表示してあると、外国人にも伝わります。
ページのまとめは
「まちの中にはさまざまな見え方の人がいます。だれにでも見やすく、わかりやすい情報を提供するための工夫や配慮をしていきましょう!」
■裏表紙。
・掲示する際の注意ポイント
冊子の中で紹介したポイントに配慮して作成しても、掲示する場所によって、読みやすさが変わります。
近づいて読みたい人もいます。近付ける工夫も必要です。
明るさの確保も必要です。
・カラーUD
「東京都カラーユニバーサルデザインガイドライン」(平成23(2011)年)では、色の組み合わせなどについて掲載されています。
編集・発行。新宿区 都市計画部 都市計画課。
〒160-8484 新宿区歌舞伎町1-4-1
電話03-5273-3527
ファクシミリ03-3209-9227
デザイン。株式会社アークポイント、有限会社レゾナ
イラスト。白玉社 杉野悦子
協力。NPO 法人カラーユニバーサルデザイン機構、株式会社19
平成31年3月
左下には音声コード(SPコード)があります。
音声コードの右側には「左のコードは目が不自由な人などへの情報提供に役立てられている音声コードです。横の切欠きは、音声コードの位置を示します。」と説明が書かれています。
以上。
本ページに関するお問い合わせ
新宿区 都市計画部-景観・まちづくり課
電話 03-5273-3843 FAX 03-3209-9227
電話 03-5273-3843 FAX 03-3209-9227
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