(音声読み上げ用)シリーズ0 ユニバーサルデザインってなんだろう―さまざまな人のことをまちの中で考えよう―

最終更新日:2016年3月10日

このページは、「音声読み上げ用」に作成しています。そのため、本ガイドブックの印刷物とは、文章の表示や表現などが異なっている部分があります。

シリーズ0 ユニバーサルデザインってなんだろう―さまざまな人のことをまちの中で考えよう―

ユニバーサルデザイン ガイドブック シリーズ
タイトル「ユニバーサルデザインってなんだろう」
サブタイトル「さまざまな人のことをまちの中で考えよう」

表紙
さまざまな人が手を繋いでいるイラストが描かれています。
様々な人とは、車いす使用者、赤ちゃんを抱っこしているお母さん、白杖を持っている女性、カートを持っているおばあちゃん、セーラー服を着ている女の子、左手を怪我して手を吊るしている人、外国人、小学生、スーツを着たおじさん、妊婦さん、盲導犬と一緒の男性などです。

音声コードの左側には「右のコードは目が不自由な人などへの情報提供に役立てられている音声コードです。横の切欠きは、音声コードの位置を示します。」と説明が書かれています。

2ページと3ページ目。
だれもが移動しやすく、利用しやすく、わかりやすいまちに。
「働く・学ぶ・遊ぶ・憩う」などの目的で、さまざまな人がまちを訪れます。
一人ひとりが、相手のことを思って、多くの人がまちに出かけやすい環境づくりが大切です。

この2・3ページには街の中のイラストが全面に書かれており、それぞれの人から吹き出しがでています。
吹き出しの文字は以下になります。
・ひらがなで書いてほしいな
・足元が見えないな
・補助犬と一緒に飲食店に入りたいな
・大きな文字がいいな
・手話ができる人がいるといいな
・紙に書いてもらえると嬉しいな
・段差がないから入れるな
・ベビーカーのまま入れるといいな
・駅まで段差がないルートがどこかな?
・子どもと一緒に楽しめる場所があるかな
・どこかで休憩したいな
・日本がわからないから、イラストや写真があるといいな
・大きな荷物があるのよね
・点字があると読めるんだけどな
・音声で案内してほしいな

4ページと5ページ目。
◆まちの中のユニバーサルデザイン。
交差点の周辺にも、こんなユニバーサルデザインがあるよ。

・案内板
外国人にもわかるように、日本語以外の言葉や図記号(ピクトグラム)で案内しています。

・バス停
休憩ができるベンチや屋根、接近情報などが設置されています。

・信号機
経過時間表示の信号機。ゆっくり歩く人でも安全に横断できるタイミングが判断できます。
音響式信号機。青の時に音が鳴るため、目が不自由な人でも青が分かります。

・歩道
平らで凹凸がなく、歩きやすい舗装です。

・出入口
段差がなく、車いす使用の人やベビーカーなども入りやすいです。

・車いす使用者用駐車施設
車いす使用の人が乗り降りするためにスペースを用意してあります。

・横断歩道の境界部分
段差を小さくすることで、目が不自由な人は手がかりにでき、車いす使用の人やベビーカーなども通ることができます。

・視覚障害者誘導用ブロック
ブロックの上や周辺に自転車や看板などを置かないで下さい。

・エスコートゾーン
点状のラインで、目が不自由な人が手がかりにして、安全に横断することができます。

◆「ユニバーサルデザイン(UD)とは…。年齢、性別、国籍、能力にかかわらず、さまざまな人が利用できるよう生活環境をつくりあげることです。」

6ページと7ページ目。
◆私たちにもできるユニバーサルデザイン
ちょっとした工夫や配慮で、今よりもっと多くの人がまちに出かけやすい環境ができます。さまざまな人のことを考え、できることから始めましょう!

ポイント1 声かけ
まずは、私たちが声をかけることから始まります。困っている人や迷っている人を見かけたら、「何かお手伝いしましょうか?」などと声をかけます。

ポイント2 ゆずりあいの気持ち
エレベーターや“だれでもトイレ”は、誰もが使え、とても便利です。しかし、エレベーターや“だれでもトイレ”しか使えない人もいます。必要としている人のことを考えて使いましょう。

ポイント3 心に余裕を
車いす使用の人がバスに乗降する時、運転手さんがスロープを出すので、多少時間がかかります。また、ベビーカーに子どもを乗せたまま乗ることもできます。思いやりの心を持ちましょう。

ユニバーサルデザインって、「年齢や性別、障害に関係なく、お互いに支えあい、みんなが気持ちよく使えること」なんだね

◆ユニバーサルデザインの7原則。ユニバーサルデザインの考え方を7つの視点から表しています。
1 誰にでも公平に利用できること
2 使ううえで自由度が高いこと
3 使い方が簡単で、すぐにわかること
4 必要な情報がすぐに理解できること
5 うっかりミスや危険につながらないデザインであること
6 無理な姿勢をとることなく、少ない力でも楽に使用できること
7 アクセスしやすいスペースを大きさを確保すること

裏表紙。
◆身近なユニバーサルデザイン
・ホームドア
転落の心配がなく、誰もが安心してホームを利用できます。

・スマートドンやタブレット
文字を音声で読み上げたり、音声を認識することができる機能があります。

・マグネット式コンセント
マグネットがプラグを引きつけるため、力が弱い人や目が不自由な人も使いやすいです。

編集・発行。新宿区 都市計画部 都市計画課。
〒160-8484 新宿区歌舞伎町1-4-1
電話03-5273-3527
ファクシミリ03-3209-9227

デザイン。株式会社アークポイント、有限会社レゾナ
イラスト。白玉社 杉野悦子

平成27年11月

以上。

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 都市計画部-景観・まちづくり課
電話 03-5273-3843 FAX 03-3209-9227

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