区役所本庁舎免震装置等見学会のお知らせ・工事の記録

最終更新日:2015年12月5日

 区役所本庁舎は、平成26年5月より大地震に遭遇した後も、区の防災拠点としての機能を果たし
継続して使用できるよう免震改修と防災機能強化のための工事を実施しました。
平成26年5月に本工事に着手し、平成27年11月20日にすべて工事が完了しました。
本庁舎を利用する皆さん、近隣の皆さんには、工事期間中ご不便おかけしましたが、ご協力ありがとうございました。
引き続き、免震装置等見学会のお知らせや工事の記録を掲載しています。

                  

見学会のお知らせ

                                                 平成27年12月
                              本庁舎免震装置等の見学会を1月に開催
                                          見学会では、免震装置等の見学・説明のほか、質疑応答も行います。
                                          ぜひ、おいでください。
                                             【日時】[1]1月24日(日)午前10時~11時
                                                [2]1月24日(日)午後1時30分~2時30分

                                                       [3]1月25日(月)午前10時~11時

                                             【対象】区内在住・在勤・在学の方、各回20名(小学生までは保護者同伴)
                                                  ※階段の昇降や、天井の低い部分がありますので、動きやすい服装でおいでください。
                                                  ※安全のため、用意したヘルメットを着用していただきます。
                                                  ※地下を見学する際は、多少のほこりや臭いがあります。


                 【申込み】住所・氏名(ふりがな)・電話番号・希望する回を電話かはがきかファックスで、
                       12月22日(必着)までに総務課庁舎耐震改修担当(〒160-8484歌舞伎町1-4-1、本庁舎3階)
                       TEL(5273)3604・FAX(3209)9947へ。
                      応募者多数の場合は抽選。結果は当選者のみにお知らせします。
 

工事の記録

工事の記録画像

平成27年11月撮影(東側外構平和の泉を撮影)
平和の泉周辺の外構工事が完了しました。
 

平成27年10月撮影(地上1階南西角外部を撮影)
エキスパンションジョイントカバーの設置

エキスパンションジョイント(免震部分と非免震部分との境目に設ける隙間)へのカバーの設置が完了しました。
地震時には、どの方向の動きにも、壊れずに追従することができます。
カバーの設置により、地震時に免震装置を作動させることができるようになりました。

平成27年10月撮影(地下2階駐車場上部を撮影)
設備ダクトへの免震継手設置

設備ダクトの免震化を進めています。
免震部と非免震部との境目に、免震継手(写真ジャバラ部)を設置しています。
免震継手の設置により、地震時には、どの方向の動きにも、壊れずに追従することができます。
 

平成27年8月撮影(地下ピット階を撮影)
免震装置への荷重の受け替え完了

8月31日にオイルダンパーの設置(可変型16か所・通常型16か所)が完了しました。
今後は、エキスパンションジョイントへのカバーの設置や設備配管の免震化を進めます。
※可変オイルダンパー:油の粘性を利用して地震時の揺れを抑えます。
                                 地震の規模に応じて、揺れを抑える力を変化させ、建物の変形を小さくします。
 ※エキスパンションジョイント:免震部分と非免震部分との境目に設ける隙間
 

平成27年8月撮影(地下ピット階を撮影)
免震装置への荷重の受け替え完了

免震装置(写真部中央)への建物の荷重の受け替えが完了しました。
白いビニールで覆われていますが、中には写真左下の免震装置が設置されています。
 

平成27年7月撮影(地下ピット階を撮影)
免震装置への荷重の受け替え

鋼鉄製支柱(写真部中央)から免震装置へ建物の荷重を受け替えていきます。
受け替え後、鋼鉄製支柱を撤去していきます。

曳家(ひきや)を実施し免震性能をより高めます。
6月20日に、曳家作業が完了しました。

こちらのページに曳家について掲載していますので、ご覧ください。

平成27年6月撮影(地下2階駐車場車路を撮影)
エキスパンションジョイント用床スリットの構築。

引き続きコンクリートの床を切断し、スリット(隙間)を構築する工事を進めています。(写真黄色枠内)
駐車場車路には、車両等が安全に通行できるように、仮の鉄板(写真赤色)を敷いています。
曳家工事までに、建物の周囲全てにスリットを構築します。
※エキスパンションジョイント:免震部分と非免震部分との境目に設ける隙間。
 

平成27年4月撮影(地下ピット階を撮影)
曳家工事の準備。

6月実施予定の曳家工事の準備を進めています。
順次、油圧ジャッキを鋼鉄製支柱に取り付けます。
鋼鉄製支柱にすべり板を敷き、油圧ジャッキにて押して、
建物を南東方向(南へ10cm、東へ10cm)へ動かします。
隣地との離隔をより広くとり、地震時の揺れ幅を大きくすることで、より高い免震性能を発揮させます。
 

平成27年4月撮影(地上1階外部仮囲い内を撮影)
エキスパンションジョイント用床スリットの構築。

コンクリートの床を切断しスリット(隙間)を構築しました。(写真黄色枠内)
曳家工事後にエキスパンションジョイントを埋める特殊なカバーの設置を進めていきます。
※エキスパンションジョイント:免震部分と非免震部分との境目に設ける隙間。
 

平成27年3月撮影(地下ピット階を撮影)
免震装置の設置。

免震装置を地下ピットに搬入し、設置しました。(写真左下は取付け前)
基礎下免震部(64箇所)・中間階免震部(13箇所)合わせて、77箇所に設置します。
6月実施予定の曳家工事にて、建物を動かした後に、免震装置上部を固定します。
※免震装置の品質・性能については確認済みです。
 

平成27年3月撮影(地下ピット階を撮影)
鋼鉄製水平拘束ブレースの設置。

6月実施予定の曳家工事に向け、鋼鉄製の水平拘束ブレース(写真中央より外周部への斜め材)を設置しました。
免震側(写真上部梁部分)と非免震側(写真中央の四角いコンクリート部分)を強固に固定します。
これにより、建物を免震化するまでの間、建物の構造上の安全性を確保します。
このあと、曳家工事実施までに、計7ヵ所に同様の水平拘束ブレースを設置します。
 

平成27年3月撮影(地下ピット階を撮影)
鋼鉄製支柱の移設完了。

免震装置を取り付けるための、鋼鉄製支柱の移設が完了しました。
(写真は鋼鉄製支柱の移設後)
中央の鋼鉄製支柱を撤去しました。
このあと、撤去後の空間に、免震装置を取り付けていきます。
 

平成27年2月撮影(地下ピット階を撮影)
鋼鉄製支柱の移設準備。

免震装置を取り付けるため、鋼鉄製支柱の移設を行います。
(写真は鋼鉄製支柱の移設前)
このあと、鋼鉄製支柱の両脇に、新たな鋼鉄製支柱を設置します。
 

平成27年2月撮影(製作工場にて撮影)
可変オイルダンパーの製作完了

可変オイルダンパー※(16台)の製作が完了しました。
写真中央グレーの筒状の機械です。
通常のオイルダンパー含め計32台を6月実施予定の曳家工事の後に、工事現場に搬入し取り付けていきます。
※可変オイルダンパーとは、地震が発するエネルギーに対し、油の粘性を利用して
大地震から中小地震まで、規模に応じ減衰力を変化させ、建物の揺れを抑えるものです。
 

平成27年1月撮影(製作工場にて撮影)
免震装置の製作完了

直径60cm~80cmの免震装置※(77台)の製作が完了しました。
写真緑色の台の上が免震装置です。
このあと、工事現場に搬入し免震装置を取り付けていきます。
※免震装置とは、ゴムの柔軟性により、地震時に揺れを建物に伝えにくくするものです。
 

平成27年1月撮影(地下ピット階を撮影)
補強梁のコンクリート打設

既存建物の基礎下に免震専用ピット(空間)を構築する作業を進めています。
免震装置を取り付けるため、既存基礎下補強梁のコンクリートを打設しました。
(写真左下はコンクリート打設前)
このあと、オレンジ色の鋼鉄製支柱の部分に、免震装置を取り付けていきます。

平成27年1月撮影(地下ピット階を撮影)
厚さ1mの新しい鉄筋コンクリートの床の構築が完了しました。

コンクリートの床の構築を進めていましたが、全ての工区で構築が完了しました。
(写真左下はコンクリート打設前)
このあと、免震装置を設置する準備を進めます。

平成27年1月撮影(屋上階を撮影)
非常用発電機の更新

新しい非常用発電機が搬入されました。(写真の箱型の機械)
写真右上の箱型の機械が、古い非常用発電機です。
このあと、新旧発電機の切り替えを行う準備を進めていきます。

平成26年11月撮影(地下ピット階を撮影)
補強梁の配筋
既存建物の基礎下に免震専用ピット(空間)を構築する作業を進めています。
免震装置を取り付けるため、既存基礎下補強梁の配筋作業を進めています。
このあと、順次コンクリート打設をしていきます。

平成26年10月撮影(地下ピット階を撮影)
コンクリート打設後

既存建物の基礎下に免震専用ピット(空間)を構築する作業を進めています。
床から1mの高さまで、コンクリートを打設しました。

平成26年10月撮影(地下ピット階を撮影)
コンクリート打設前

 床の配筋が完了し、コンクリートを打設する準備が完了しました。

平成26年10月撮影(地下ピット階を撮影)

既存建物の基礎下に免震専用ピット(空間)を構築する作業を進めています。
床から1mの高さまで、新しい鉄筋コンクリートの床の配筋を行っています。
このあと、順次コンクリートを打設します。

平成26年10月撮影(地下ピット階を撮影)

土の掘削作業が完了しました。
既存建物の基礎下に免震専用ピット(空間)を構築する作業を進めています。
既存の杭をくり貫き、鋼鉄製支柱を取り付け、建物の荷重を受け替えています。
このあと床から1mの高さまで、新しい鉄筋コンクリートの配筋を行っていきます。

平成26年9月撮影(地下2階駐車場にて撮影)

鉄骨のブレースを取り付けました。
柱を太く補強した後に、柱と柱の間に補強用鉄骨のブレースを取り付けました。
このあと他の補強の必要な部位に、順次鉄骨ブレースを取り付けていきます。

平成26年8月撮影(地下ピット階を撮影)

建物の荷重を鋼鉄製支柱に受け替えた後、残っていた既存の杭を撤去しました。
今後、床から1mの高さまで、新しい鉄筋コンクリートの床を構築します。

平成26年8月撮影(地下ピット階を撮影)

既存建物の基礎下に免震専用ピット(空間)を構築する作業を進めています。
土の掘削作業は、予定している掘削量の7割まで進みました。
既存の杭(写真中央)をくり貫き、鋼鉄製支柱を取り付け、建物の荷重を受け替えています。

区役所本庁舎免震装置等見学会のお知らせ・工事の記録画像1

平成26年7月撮影(地下ピット階を撮影)

既存建物の基礎下に免震専用ピット(空間)を構築するため、
狭い空間でも作業可能な小型の重機を使い、土の掘削を行っています。
予定している掘削量の半分まで進みました。
今後、既存の杭(写真左側中央)をくり貫き、鋼鉄製支柱を取り付ける準備を行います。

区役所本庁舎免震装置等見学会のお知らせ・工事の記録画像2

平成26年7月撮影(地下2階駐車場にて補強柱を撮影)

建物地下外周部を土圧に耐えるように補強します。
約70cm角だった柱を、2倍の約140cm角に太く補強しました。
今後、柱中央に見える鉄筋に補強用の鉄骨を取り付けます。

区役所本庁舎免震装置等見学会のお知らせ・工事の記録画像3

平成26年6月撮影(1階掘削用開口下部を撮影)

既存建物の基礎下に免震専用ピット(空間)を構築するため、
狭い空間でも作業可能な小型の重機を使い、土の掘削を行っています。

区役所本庁舎免震装置等見学会のお知らせ・工事の記録画像4

平成26年6月撮影(地下2階駐車場にて補強柱を撮影)

建物地下外周部を土圧に耐えるように補強します。
柱を太くし補強用の鉄骨を取り付ける準備を行っています。

区役所本庁舎免震装置等見学会のお知らせ・工事の記録画像5

平成26年5月撮影(4階連絡通路より作業範囲を撮影)
既存建物の基礎下に免震専用ピット(空間)を構築するため、土の掘削を行っています。
オレンジ色の機械は、狭い作業範囲でも、土の掘削が可能な重機です

区役所本庁舎免震装置等見学会のお知らせ・工事の記録画像6

平成26年5月撮影(1階工事現場事務所前よりサンクンガーデンを撮影)
建物の床を壊して開口部を設け、掘削した土を搬出します。

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 総務部-総務課
総務係(庁舎耐震改修担当) 電話 03-5273-3604(直) FAX 03-3209-9947

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