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定例記者会見(平成30年第2回区議会定例会)区長説明要旨

最終更新日:2018年6月4日

この発言要旨は、平成30年6月4日(月曜)13時30分から行われた、地方紙記者との記者会見における区長説明の要旨を掲載しているものです。当日配布資料もダウンロードできます。
【注】本文は口述筆記ではありませんので、表現その他に若干の変更があることがあります。
皆さまにはお忙しい中をご出席いただき、ありがとうございます。
本日は、最近の区政の動きについてご説明するとともに、今月12日から21日までの日程により開かれます、「平成30年第2回区議会定例会」の議案等についてご説明申し上げ、区政への一層のご理解を賜りたく、お集まりいただきました。

はじめに、最近の区政の話題について、ご説明します。
お手元の資料を、ご覧ください。


1 民泊等の適正な運営の確保
一点目は、『民泊等の適正な運営の確保』についてです。
お手元の『参考資料1』をご覧ください。

6月15日より、「住宅宿泊事業法」が施行されます。また、「旅館業法」が改正され、同日に施行されます。
区では、法の施行に合わせて、「新宿区住宅宿泊事業の適正な運営の確保に関する条例」の制定に加え、「新宿区旅館業法施行条例」を改正し、無届・無許可の違法宿泊施設をなくすとともに、宿泊施設の適正な運営を確保することにより、区民の安全で平穏な生活環境を守っていきます。

はじめに、法令の手続きによる適正な運営の確保についてです。
住宅宿泊事業法では、「宿泊者の衛生、安全の確保」、「近隣住民の苦情対応」、「事業者不在の場合の管理業者への委託」、「標識の掲示」等が事業者に義務付けられています。
さらに、区条例で「届出住宅の公表」、「周辺住民への事前説明」、「廃棄物の適正処理」を義務付けるとともに、「住居専用地域においては、月曜の正午から金曜の正午までは事業ができない」ことを定めています。
これらの法や条例の内容については、リーフレットを作成し、広く、区民に周知しています。
なお、ゴミの捨て方のトラブルや不法投棄が多いことから、「不法投棄夜間パトロール」を今年度の新規事業として開始します。
届出施設については、現場確認を行うほか、苦情があった場合は指導、是正を行います。

届出のあった60件の内、5月末現在、届出受理ができたものは3件です。

次に、旅館業法の改正についてです。
法改正のポイントは大きく2つです。
まず、1つ目の設備基準等の規制緩和では、最低客室数の基準の撤廃がなされました。従来、ホテル営業は10室、旅館営業は5室以上の部屋が必要でしたが、今後は、1室から営業が可能となります。また、玄関帳場の設置に関しては、(1)から(4)に記載のとおりの設備を整備することで、玄関帳場に代わるものとして、認められるようになりました。

法改正のポイントの2つ目は、罰則等の強化です。
無許可施設に対しては、これまでは、区に報告徴収や立入検査等の権限がありませんでしたが、今後はこれらの権限に基づいて指導ができます。
なお、違法で営業する施設については、旅館業法の罰則が適応され、無許可営業への罰金が3万円から100万円に引き上げられました。

この法改正を受けた区条例の改正にあたっては、住宅宿泊事業法との均衡を保つことを重視しました。
まず、営業従事者の常駐義務と緊急時の駆けつけ要件を規定します。
これは、住宅宿泊事業法では家主が不在になる場合、管理業者へ委託し、緊急時の対応等が義務付けられていることに対応するものです。また、住宅宿泊事業法と同様に施設の名称表示を義務付けます。
これらの改正の趣旨については、窓口で周知していきます。また、苦情施設へは、指導・是正を行っていきます。

次に、民泊等の適正な運営の確保に向けた警察との連携についてです。
民泊等の適正な運営の確保に向け、騒音やごみの不法投棄などの迷惑行為、無届・無許可の違法行為について、区内4署の警察署と覚書を締結し、生活環境の悪化の防止を図ります。
調印式は6月11日の13時を予定しています。
調印式については、別途、報道機関の皆様にお知らせいたします。



2 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催に向けたトイレの整備等
次に、お手元の『参考資料2』をご覧ください。
『東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催に向けたトイレの整備等』についてです。

東京2020オリンピック競技大会のマラソンコースが、同大会組織委員会から5月31日に発表され、新宿区内にもコースが設定されました。
マラソン競技開催時には、コース沿道に国内外の観光客が多く訪れることが想定されます。訪れる方々の利便性、快適性の向上を図るため、コース沿道をはじめ、オリンピック・パラリンピック競技大会の際に多くの方々が訪れる場所周辺の公園トイレや公衆トイレの改修を行い、誰もが利用しやすい快適なトイレづくりを推進します。

具体的には、新国立競技場周辺や、新宿駅をはじめとした駅周辺などにある公園トイレ、公衆トイレのうち、25か所のトイレを改修します。
車いすの方もご利用いただけるよう、多機能トイレの設置を5か所、高齢者や海外の方も利用しやすい洋式トイレの設置を20か所で実施します。
この内、新宿西口地下第1公衆便所につきましては、新宿の顔ともいえる新宿駅西口に位置することから、洋式トイレ化を含めた全面リニューアルを行い、誰もが利用しやすい快適なトイレにします。
トイレの改修事業につきましては、平成31年度までに改修を完了することとし、そのために新たに必要となる、設計費については、補正予算として本定例会に予算案を上程いたします。

また、あわせて道路の遮熱性舗装や安全で快適な歩行空間の整備、観光案内標識やフリーWi-Fiの整備を進め、新宿のまちの利便性、快適性の向上に取り組んでいきます。



3 東京2020オリンピック・パラリンピックに向けた新宿区の取組み
次に、お手元の『参考資料3』をご覧ください。
『東京2020オリンピック・パラリンピックに向けた新宿区の取組み』についてです。

はじめに、「東京2020オリンピック・パラリンピック」の開催を2年後に迎えるこの機をとらえ、昨年10月に開催した1000日前記念イベントに続く第2弾として、6月9日(土)に「東京2020大会777日前記念イベント ~新宿から世界へ~ 『ベストをめざして 夢・チャレンジ!』」を、愛日小学校、牛込箪笥区民ホールの二つの会場で開催します。

机上にフライヤーをお配りしています。表面の下の表をご覧ください。

愛日小学校では、オープニングとして早稲田大学チアリーダーズのFALCONS(ファルコンズ)が演技を披露します。「アスリート&オリンピアンによる体験教室」の「ジュニアサッカー教室」では、サッカー元日本代表の北澤豪(きたざわ つよし)さん、岡野雅行(おかの まさゆき)さん、名良橋晃(ならはし あきら)さんが講師として小学生を指導します。

小学生向け「運動会で役に立つ走り方教室」並びに「大人のための走り方教室」では、北京大会陸上銅メダリストの塚原直貴(つかはら なおき)さんや箱根駅伝3大会優勝ランナーの島村清孝(しまむら きよたか)さんが速く走るコツを分かりやすく教えます。

また、「ボッチャ」や「車いすカーリング」の体験を通じてパラスポーツの魅力に触れることができる体験コーナーや、アスリートになりきって写真が撮れる「トリックアートフォトコーナー」、さらに、新宿シンちゃんとの記念撮影など、小さなお子さんから大人まで楽しんでいただけるコーナーも設けます。

牛込箪笥区民ホールでは、シドニー大会競泳銀メダリストの中村真衣(なかむら まい)さんによる「栄光への道のり」をテーマとする講演やオリンピックに関するクイズを行います。そして、パラリンピック北京大会のアーチェリーで5位に入賞した斉藤あや子(さいとう あやこ)さんから「パラスポーツに挑戦するということ」をテーマにご自身の体験や取組を語っていただきます。

また、「夢・未来コンサート」と題して区内小・中学生による演奏会を行います。児童・生徒には普段の練習の成果を発揮して演奏に臨んでいただきます。
各学校の演奏の合間には、リオデジャネイロ大会シンクロナイズドスイミング銅メダリストであり、新宿区スポーツ栄誉賞第1号の三井梨紗子(みつい りさこ)さんをはじめとしたアスリートの皆さんによるトークショーで会場を盛り上げていただき、この会場で感動のフィナーレを迎えます。
このイベントを通して区民の皆様にオリンピアン・パラリンピアンと間近に触れる機会を提供するとともに、東京2020大会の成功に向け区民の皆様と一緒に盛り上げてまいります。

次に、「歴代オリンピック・パラリンピック聖火リレーのトーチ展示会」を駐日ギリシャ大使館との共催により、8月29日(水)から9月9日(日)の予定で、伊勢丹新宿本店にて開催します。
展示会では、1936年のベルリンオリンピックをはじめとした夏季オリンピックの聖火リレーで実際に使われたトーチや夏季パラリンピック大会など、過去の大会における歴代のトーチ全36本の展示を予定しています。この中には、1964年の東京大会で使用されたトーチも含まれています。

オリンピック・パラリンピックを象徴する聖火リレーのシンボルであるトーチを通して、これまでのオリンピックやパラリンピックを振り返るとともに、2020大会に向けて思いを馳せる機会としていただければと思います。



4 保育所待機児童解消に向けた取り組み
次に、お手元の『参考資料4』をご覧ください。
『保育所待機児童解消に向けた取り組み』についてです。

区では、待機児童解消を区政の重要課題に位置付け、保育施設定員の拡大を行ってきました。
民間賃貸物件を活用した保育所の整備を中心に、公有地等の活用や空き保育室を活用した定期利用保育の実施、市街地再開発事業等への保育所の設置要請、既存園の定員拡大を行い、平成27年4月に168名だった待機児童数を平成30年4月1日には25名まで減少させることができました。
今年度は、賃貸物件の活用等により保育所を7所開設し、455名の定員拡大を行いますが、保育所の整備をより効果的・効率的に推進するため、保育所として活用できる建物や土地の物件情報を区が直接募集し、その情報を保育事業者に提供する、マッチング事業を開始します。

これまで行っていた賃貸物件を活用した保育所の整備では、保育事業者が保育所として開設可能な物件を探し、所有者と賃料の交渉なども行った上で、区に事業提案をするというしくみでした。新たな事業では、開設可能な物件を区が募集し、応募していただいた物件が区の保育需要に応えられる地域であることを確認した上で、保育所開設を希望する事業者にその情報を提供します。このため、保育事業者にとっては物件を開発するコストが削減でき、よりスピーディな整備が可能となります。
区が保育所の整備に積極的に関わることで、計画的に整備を進め、待機児童ゼロを目指します。
この事業の流れが右の図です。
物件の活用を希望する所有者の方から区に物件の情報を提供していただき、整備可能な物件であれば保育所整備用地として登録します。この情報を、保育事業者に提供し、所有者と保育事業者で条件等を協議し、合意が得られた後、事業者から区に「保育所整備・運営内容の提案」をいただき、区や都の審査を経て、契約を締結していただきます。
所有者にとっては、固定資産税や都市計画税の減免が受けられる場合もありますので、ぜひ保育所としての活用を検討していただきたいと思います。



5 マンション防災対策の取り組み
次に、お手元の『参考資料5』をご覧ください。
『マンション防災対策の取り組み』についてです。

新宿区内の全住宅に占めるマンション等共同住宅の割合は約8割となっており、マンションの高層化も進んでいます。
首都直下地震の切迫性が高まる中、区では、地震発生時に想定されるエレベーターや給排水設備、電気設備、ガス設備等の損傷、外壁落下や高層階の孤立化など、マンション特有の課題に対応し、マンション防災対策の充実・強化に取り組むため、昨年11月に『新宿区中高層マンション防災対策ガイドライン』を策定しました。

ガイドラインでは、「在宅避難を原則とした対策を進めること」、「住民一人ひとりの防災意識の向上を図ること」「自主防災組織の結成を推進すること」の3つを基本方針として定め、居住者、マンションの管理組合、事業者と新宿区が一体となって、総合的にマンション防災対策を進めていきます。

区では、今年度新たに、マンションの設計段階において、備蓄倉庫の設置や受水槽、高架水槽への感震器連動型止水弁の設置、エレベーターの閉じ込め防止対策の措置などの防災設備の整備を、事業者へ協議する取り組みを始めました。

また、マンション管理組合の機能強化が、マンション防災対策の基盤となることから、区内分譲マンションの管理組合や賃貸マンションの所有者等に対し、戸別訪問やポスティング等を実施し、「マンション管理相談員派遣制度」、「マンション管理セミナー」等、管理組合の再生・運営支援のための制度や、「建築物耐震化補助」などマンション防災にかかる区の各種支援制度の周知を行うとともに、窓口での丁寧な説明を行っていきます。

こうした取り組みを通じて、マンション特有の課題へ対応するとともに、組織的な防災対策の確立を目指してまいります。



6 食品ロス削減の推進
次に、お手元の『参考資料6』をご覧ください。
『食品ロス削減の推進』についてです。

区では、「家庭ごみの分別の徹底」、「資源化率の向上」、「事業系ごみの減量と資源化の推進」を目指し、「食品ロス削減の推進」に取り組んでいます。
今年度から「新宿区食品ロス削減協力店登録制度」を実施しています。
区内の飲食店やホテル、食品販売店などを対象として、小盛りメニューの導入や量り売りなど食品ロス削減に関する取組を実践していただいている店舗を区が登録し、ステッカー等の交付や登録店舗の情報を区ホームページに掲載するなど広く周知し、食品ロス削減に取り組む飲食店等を支援していきます。
また、7月3日に食品ロス削減に向けたシンポジウムを行います。
第1部として、新宿調理師専門学校のご協力を得て、食品を無駄にしない調理の仕方や食品ロス削減レシピを提案し、ご参加の皆さんと試食を行う「もったいないクッキング」を実施いたします。

第2部では、「食品ロスの削減に向けて事業者と家庭ができること」をテーマに、基調講演や、区民・事業者・行政がそれぞれの役割について、意見交換を行うパネルディスカッションを行います。

さらに、家庭で余った食品を持ち寄り、必要としている施設などへ寄附する「フードドライブ」を、新宿リサイクル活動センターと西早稲田リサイクル活動センターの2か所で、毎月第4日曜日に実施しています。定期的に実施することで、食品が無駄にならないよう「ごみにさせない・増やさない」の意識を醸成していきたいと考えています。

今後も、家庭や事業者の皆さんが実践できる取組をパンフレットにして各種イベントなどで配布するほか、SNSやデジタルサイネージなど様々な媒体を利用して、広く周知し意識啓発に努めてまいります。



7 新たな区の居住支援制度の創設
次に、お手元の『参考資料7』をご覧ください。
『新たな区の居住支援制度の創設』についてです。

区では、今年度より、新たに、親子の近居・同居の推進や、子育てファミリー世帯の住み替えを支援する居住支援制度を創設しました。

まず、「多世代近居同居助成」についてです。お手元の資料の左側をご覧ください。
この助成制度では、親世帯と子世帯が互いに支え合い、住み慣れた地域の中で住み続けられるよう支援します。
子育てのサポートや介護など、ご家族の支援のために区内に住む親もしくは子世帯と新たに近居・同居する場合の転入及び転居に要する費用の一部を助成します。

次に「次世代育成転居助成」についてです。お手元の資料の右側をご覧ください。
この助成制度では、子育てファミリー世帯のライフスタイル・ライフステージに応じた住み替えを支援し、居住環境の改善や区内居住継続を目指します。
子どもの成長等に伴い子育てファミリー世帯が、区内で民間賃貸住宅から民間賃貸住宅に住み替える場合の転居前後の家賃差額と引っ越し費用の一部を助成します。

募集期間につきましては、記載のとおりです。



8 セブン・イレブン・ジャパンと連携した新宿区高年齢者の就業支援
次に、お手元の『参考資料8』をご覧ください。
『セブン・イレブン・ジャパンと連携した新宿区高年齢者の就業支援』についてです。

区及び公益財団法人新宿区勤労者・仕事支援センターの3者で「新宿区高年齢者の就業支援に関する協定」を締結します。この協定に基づき、9月5日には、「新宿区高年齢者おしごと説明会・相談会」を開催する予定です。
「新宿区高年齢者おしごと説明会・相談会」では、概ね55歳以上の働く意欲のある高年齢者と、柔軟なシフトや無理のない業務分担等、高年齢者が働きやすい職場環境を提供するセブン‐イレブン・ジャパン店舗とのマッチングを図ります。
当日は、セブン‐イレブン・ジャパンの本部社員が業務内容を詳しく説明するほか、高年齢者の方が働くイメージを持てるよう、既に店舗で活躍している高年齢者の体験談を上映し、希望者にはレジ打ち体験を実施します。また、セブン‐イレブン・ジャパン15店舗程度のオーナーが参加し、就業を希望する方の相談に直接応じることで、就業にあたって個々の抱える不安や悩みの解決を図ります。就業を希望する方については、後日、各店舗で採用面接を受けていただきます。

また、本説明会・相談会に参加して、コンビニエンスストア以外のお仕事も知りたいという方には、公益財団法人勤労者・仕事支援センターが運営する高年齢者を対象とした無料職業紹介所「新宿わく☆ワーク」のサービスをご案内し、働く意欲ある高年齢者の就業につながるよう支援してまいります。

この説明会・相談会の開催を通じて、働く意欲のある元気な高齢者と、高年齢者の雇用に積極的な店舗とのマッチングを図り、高年齢者が地域でいきいきと活躍する場を創出してまいります。



9 しんじゅく若者会議の開催
次に、お手元の『参考資料9』をご覧ください。
『しんじゅく若者会議の開催』についてです。

「しんじゅく若者会議」は、未来を担う若者が区政や地域社会に関心を持ち、若者が持つ柔軟な発想力や行動力を区のまちづくりに活かしていただけるよう、区内在住の18歳から39歳までの若者を対象に開催します。昨年度の初開催に引き続き、今年度は7月28日に開催します。

この会議は公募による若者20名、住民基本台帳から無作為抽出で募った若者20名、合わせて40名の方に参加していただきます。会議では「区政情報の発信」及び「若者のつどい」をテーマとして、グループごとに討議と発表を行っていただきます。
また、18歳から39歳までの若者に限定したインターネットによる「しんじゅく若者意識調査」をあわせて実施します。若者200名に対して、区政への関心、地域活動や区政参加への意識などについて伺います。その結果は、若者会議の参考資料とするほか、今後の若者に対する施策に反映し、事業等に活かしてまいります。調査は6月下旬に実施します。



10 新宿クリエイターズ・フェスタ2018
次に、お手元の『参考資料10』をご覧ください。
『新宿クリエイターズ・フェスタ2018』についてです。

8回目の開催となる「新宿クリエイターズ・フェスタ」は、多様な文化・芸術を発信し続けてきた新宿の遺伝子を活かし、このまちに新たな賑わいと活力を創出する夏の一大アートイベントです。
今年は、8月1日から10月8日まで約2か月間に渡って開催します。

アーティスト展では、世界的CGアーティストの河口洋一郎(かわぐち よういちろう)さん、現代美術家の椿昇(つばき のぼる)さん、建築家のエマニュエル・ムホーさん、版画家の蟹江杏(かにえ あんず)さんなどの作品展示や、ストリートアーティストのMOT8(モトエイト)さんによる職安通りのJR中央線ガード下での「ライブペイント」を実施するなど、国内外で活躍する著名なアーティストをはじめ、新進気鋭のアーティストによる創造力豊かな作品展示やイベントを開催することで、新宿のまちを訪れる来街者の方々が、気軽に芸術に触れる機会を創出します。
また、子どもたちみんなで大壁画を描いたり、アーティストと一緒に工作をするなど、夏休みの思い出づくりにぴったりな、子ども参加型アートイベント「こどもアートデー!」を、8月7日に全労済ホール/スペース・ゼロで開催します。

学生アートの部門では、昨年に引き続き、歴史と伝統のある「学展アート&デザインコンクール」とタイアップし、1,000点近くの応募作品の中から、受賞した作品の一部を本フェスタで展示します。また、「黒板アート甲子園」で入賞した学校をお招きし、学生たちが丸一日かけて黒板アートを完成させるライブペインティングを披露します。

まち中アートでは、蒸気機関を動力とした産業革命の時代にSFを融合させた「スチームパンク」という世界を歌舞伎町に出現させ、昨年3万人を超える来場があった大好評のイベント「スチームパーク」を、10月6日から8日まで、歌舞伎町シネシティ広場で開催します。

そして、本フェスタ初の企画として、都心の真ん中の歌舞伎町シネシティ広場に、季節の花々で彩るアート作品が登場します。9月にお披露目する予定ですので、是非ご期待ください。



11 新宿子育てメッセ
次に、お手元の『参考資料11』をご覧ください。
『新宿子育てメッセ』についてです。

「新宿子育てメッセ」は、新宿区内にどのような子育て関係団体・子育て支援事業があるかを知ってもらうとともに、子育て関係団体同士のつながりの輪を広げていくことを目的としています。
今年は、6月10日に新宿コズミックセンターで開催します。

9回目を迎えた今回は、ゲストを含めて49団体が出展します。
今回もゲストとして、NHK・Eテレ「フックブックロー ミニ」のけっさく君役で出演していた、谷本賢一郎(たにもと けんいちろう)さんをお招きし、親子で歌って踊って楽しめるステージショー「タニケンのファミリーステージ」や、東京音楽大学の学生によるミニコンサートを行います。

今回、男性の子育て応援企画として、男性向けの子育て講座やブース、男性専用のベビールームなどをご用意しています。また、「知る・作る・体験する」をテーマに、親子で楽しめる様々なブースや講座、ステージプログラムのほか、カフェスペース、パンなどの出張販売、友好提携都市である長野県伊那市の物産品の展示販売なども実施します。

子育て中の方はもちろん、幅広い年代の方が楽しめる内容となっています。ぜひ、多くの皆さんにご参加いただければと思います。



12 補正予算概要について
最後に、平成30年度6月補正予算の概要について説明いたします。
定例記者会見資料の1ページをお開きください。
この度の補正予算の総額は、1,544万3千円です。

主な経費としては、先ほど説明いたしました東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けたトイレ整備の経費を計上しています。

今定例会に提出した議案は、補正予算案1件、条例案等18件です。

以上で、私からの説明を終わります。
今後とも、区政へのご理解、ご支援をいただきますよう、よろしくお願いいたします。

本ページ掲載詳細情報に関するお問い合わせ先
  • 記者発表内容について:区政情報課 電話:03-5273-4064
  • 予算案について:財政課 電話:03-5273-4049

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