【2月】~豆野菜のお話~

最終更新日:2019年2月5日

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~ おいしい豆は冬 ~

 さやえんどう、スナップえんどう、そら豆、グリーンピース。
 豆野菜の旬は4月から6月とイメージしますが、鹿児島指宿で穫れるそら豆は、暮れの12月から市場に入荷します。寒さに耐えて糖分を蓄えた冬の豆は、甘くおいしく、色抜けもせず、豆の味わいをより深く楽しめるものです。

~日本列島を南から北へ~

 豆野菜の産地は、桜前線の北上に似て、南から北へと移動します。
 さやえんどうならば、4月まで鹿児島、ゴールデンウィーク頃に愛知、5月の静岡を過ぎて初夏から関東へ、10月の秋田へと続きます。

~空を向いて実るから空豆 ~

~空を向いて実るから空豆 ~画像
 そら豆はサヤの中に入っている豆の数でサイズを分けます。一粒入りをSサイズ、2つ入りをMサイズ、3つ以上入っているのがLサイズ。サイズ表示を分けているだけで、味に違いはありません。サヤの色が、濃い緑色をしたものを選びましょう。
 豆は鮮度が命です。できれば買ったその日に調理しましょう。
 茹でる場合は、茹でる直前にサヤから取り出します。豆は空気に触れると固くなり風味も落ちてしまいます。
 空豆の産地では、サヤごと焼いて食べる調理方法を推奨しています。蒸し焼き状態になった豆はホクホクと、豆の薄皮は剥かずに皮ごとどうぞ召し上がれ。


~グリーンピースの革命児、その名も「まめこぞう」~

 〔ま〕まんまるで 〔め〕めっちゃあまい 〔こ〕こどもも大好き うまい〔ぞう〕
と名付け親は、鹿児島県立山川高校の生徒さんたち。
 平成25年、グリーンピース全国一の生産量を誇る鹿児島で、グリーンピース嫌いの子供にも食べられる、甘くて豆くさくない品種ができました。サヤと実が大きく、色も鮮やか、味よし、見た目よし、収量性よし。今や産地の自信作です。
 グリーンピースの豆も空気に触れると鮮度が落ちます。生のグリンピースはぜひ、サヤ付きをお求めください。そら豆と同様、調理の直前にサヤから出してお使いください。

執筆協力:一般社団法人 新宿淀橋市場協会

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新宿区 健康部-健康づくり課
健康づくり推進係
電話:03-5273-3047
ファクス番号:03-5273-3930

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