【11月】~ダイコンのお話~

最終更新日:2018年11月5日

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~秋冬大根(シュウトウダイコン)~

 一年中出回っているダイコンですが、やはり旬は、秋から冬。
 この時期に採れるダイコンは「秋冬大根」と呼ばれ、寒さとともに甘さや旨味が増してきます。
 冬野菜が「霜にあたると甘くなる」と言われるのは、寒さから野菜自身が身を守ろうと、凍らないよう糖度を高めていくからです。
 身体が温まる根菜をたくさん食べて、寒い季節を乗り切りましょう。

~根も葉もある栄養~

 ダイコンは、色は白く、艶が良く、ひげ根の少ない、ずっしりと重みのあるものを選びましょう。
 葉付のダイコンを買ったときは、すぐに葉と根を切り分けます。根から栄養分を吸い上げる葉を付けたままにしておくと、根も葉も萎れてしまいます。
 葉にはβカロテンやカルシウムが、根には消化を助けるジアスターゼが豊富に含まれています。

~献立いろいろダイコン料理~

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 大根おろしや、大根サラダなど、生で食べるのもよし。
 おでん、ブリ大根、ふろふき大根、豚汁、ケンチン汁、ダイコンステーキなど、煮ても焼いてもよし。冬の食卓で大活躍してくれる野菜です。

~甘くておいしい青首ダイコン~

 「練馬」「三浦」「聖護院」などなどダイコンも多品種あるなかで、市場に出回る99%を占めているのが「青首ダイコン」です。
 まっすぐで抜きやすい青首ダイコンは農作業がしやすく、八百屋としても扱いやすいお薦めの品種です。
 青首ダイコンの全国生産量は、千葉1位、北海道2位、青森3位、神奈川4位です。夏場は青森や北海道から、「秋冬大根」の季節は千葉や神奈川から届きます。近県産地の冬野菜を、ぜひご賞味ください。


執筆協力:一般社団法人 新宿淀橋市場協会

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新宿区 健康部-健康づくり課
健康づくり推進係
電話:03-5273-3047
ファクス番号:03-5273-3930

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