【9月】~ナスのお話~

最終更新日:2018年9月5日

~咲けば実になるナスの花~

 関東地方で収穫されるナスの旬は、6月下旬から10月上旬です。
 「親の意見と茄子の花は千に一つも仇はない」と諺にあるとおり、ナスビは花を咲かせると、すべて無駄なく実をつけます。
 たくさんとれるこの時期こそ、おいしいナスの食べ頃です。

~濃い紫色で皮にハリ・ツヤ~

 ナスは色鮮やかに、肌ツヤのあるものを選びましょう。
 色がぼけていないもの、くもりがかっていないものを選びましょう。
 ヘタがしっかりと、切り口がみずみずしいのは新鮮な証です。
 なお、ナスを切ると種が黒く見えるものがあります。これはナスの生理現象で、温度変化等に対してナスが自分で防衛本能を働かせた結果です。傷みではありませんから、どうぞ安心して料理に使ってください。

~時期に合わせておいしく調理~

 夏は、ナスの味もさわやかに、浅漬けなど「生」でもおいしくいただけます。
 秋ナスは、加熱調理することによって美味さがぐっと引き出されます。秋になると、ナスにも味がのってきます。生育に時間をかけた分、旨味が増してナス独特の味わいが出てくるのです。
 ただ「長なす」だけは一年中、生でもおいしく食べられます。もちろん加熱しても。

~ひと手間かけて「あく」を抜く~

~ひと手間かけて「あく」を抜く~画像
 ナスをおいしくいただくために、ぜひ「あく抜き」をしてください。
 ボールに水を張り、5分~10分程度、切り口を水に浸します。食べる直前、または火にかける直前の5分程度でよいのです。水気を払って調理にかかりましょう。あくが抜けて、ナス特有の苦みもとれた、甘くておいしい料理に仕上がります。
 「エーッ? 水にさらしたら栄養が流れちゃう!」いえいえ、心配御無用。ナスは90%水分です。えぐみを我慢して食べるよりも、おいしくたくさん食べましょう。

執筆協力:一般社団法人 新宿淀橋市場協会

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新宿区 健康部-健康づくり課
健康づくり推進係
電話:03-5273-3047
ファクス番号:03-5273-3930

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