【8月】~枝豆とスイカのお話~

最終更新日:2018年8月5日

青果で夏の風物詩と言えば、枝豆とスイカでしょうか。

 

~枝豆~

枝豆は、6月から7月には関東近在ものが、8月になると高冷地の東北地方から届きます。

[1]青豆
 お馴染みの「青豆」は甘みが特徴です。莢(さや)の色が黄緑か緑色のものが新鮮です。
 莢 (さや)が黄色くなった青豆は採り遅れたもの。実の入り過ぎは大豆になりかけの過熟状態。どちらも青豆本来のおいしいピークを過ぎてしまっています。枝付きを買うときのご参考までに。

[2]茶豆
 その昔、山形の「茶豆」は庄内藩御殿様への献上品でした。
 新潟の「だだ茶豆」は、17年前の某ビールメーカーのCMでその名を連呼されました。
 莢(さや)に生えた産毛の色と、中の豆の薄皮が茶色いから「茶豆」です。
 莢(さや)に生えた産毛の色と、中の豆の薄皮が黒いものが「黒豆」です。 青豆とは対照的に、黒豆は過熟気味になると味が乗ってきておいしいです。


茶豆と青豆をかけあわせた「茶豆風味」というものもあります。茶豆の香りを残しながら、青豆の甘みも楽しめる味わい深い枝豆です。
 

~スイカ~

~スイカ~画像
[1]大玉スイカ
 青果市場には7月中旬から山形県産が、7月下旬からは秋田県産が入荷してきます。カット売りの良さは「中身が見えている」ところです。種の色が黒いものを選びます。スイカが熟している証です。食べきれる大きさで買ったらすぐに食べましょう。

[2]小玉スイカ
 近年どんどん味がよくなってきています。お盆明けには青森の小玉スイカが旬を迎えます。軽くたたいてみてポンポンと音のするもの、花落ちというおしりの部分が小さいものを選びましょう。
 ヘタが黒くなっていないこと、さわった果皮が柔らかくなっていないことも確かめてください。
 
 植物性たんぱく質が豊富な枝豆と、ミネラル豊富なスイカを食べて、この猛暑を乗り切りましょう。

                                    執筆協力:一般社団法人 新宿淀橋市場協会

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電話:03-5273-3047
ファクス番号:03-5273-3930

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