住まいのダニアレルゲン量の測定方法について

最終更新日:2021年9月15日

 新宿区では、区民の皆様に快適で健康的な住まい方を実践していただくために、「住まいの環境診断」を無料で実施しています。
 診断は、職員がご自宅に訪問して行います。実施内容はダニアレルゲン(※)やホルムアルデヒドの測定等です。
 ここでは、住まいの環境診断のメニューの中でも、特に小さいお子様がいるご家庭からの依頼が多い、ダニアレルゲンの測定の様子をご紹介します。

  ※ダニアレルゲンとは、ぜん息の発作やアレルギー性鼻炎を起す原因物質で、
   人を刺さない種類のダニ(チリダニ類)の死骸や糞(フン)のことです。
掃除機をかける監視員
[1]まず、敷布団を中心に家族の布団などから、サンプリング用のフィルターを装着した掃除機でホコリを採取します。
ダニアレルゲン測定用試験紙
[2]採取したホコリを抽出液に入れ、この抽出液に試験紙を浸し、試験紙の発色具合から1平方メートル当たりのダニアレルゲン量を測定します。これで、採取したホコリの中に、どの位ダニアレルゲンが含まれているかがわかります。
報告書を作成する監視員
[3]測定の結果は、その場で報告書にまとめ、結果に応じた対策をアドバイスしています。

 ダニアレルゲンとして、強く作用するのは、生きているダニよりも、ダニの死骸や糞です。ダニの死骸や糞は粉々になるため、生きているダニよりも肺の奥の方まで吸い込まれやすいのです。
 洗濯をすることによりダニアレルゲンは取り除けるので、洗濯できるものは洗濯します。洗濯ができないものはしっかりと掃除機掛けをします。
 ダニは温度25℃から30℃、湿度60%以上を好みますので、湿度管理によってもダニアレルゲンを減らすことができます。
 ダニアレルゲンの減らし方パンフレット
 ご自宅のダニアレルゲン量が気になるときは、衛生課環境衛生係にご相談ください。

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 健康部-衛生課(新宿区保健所)
新宿区保健所衛生課環境衛生係  03-5273-3841

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