【令和6年7月配信】新宿区洪水ハザードマップ配布中!ゲリラ豪雨・洪水に備えましょう

最終更新日:2024年7月1日

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 近年、全国各地で激しい雨や線状降水帯などによって多くの被害が発生しています。高層マンションでも、設備・管理の方法によっては水害に遭う可能性が十分にあるため、日頃から水害への備えを万全にしましょう。

過去にはタワーマンションで浸水が発生

 令和元年に発生した台風19号(令和元年東日本台風)では、武蔵小杉のタワーマンション(47階建て)で浸水被害が発生しました。
 被害を受けたマンション周辺地域では内水氾濫(※)が発生し、マンション敷地内の排水桝(はいすいます)を経由して地下4階の貯水槽へ水が流れ込み溢れることにより、地下3階が浸水しました。
 地下3階の浸水に伴い、電気・機械設備が冠水して停電が起こり、給排水、エレベーター、機械式駐車場なども停止。高層階の孤立化や上下水道停止など多くの被害が起こりました。
 平時であれば、雨水は地下4階の貯水槽に集まり、ポンプで地表近くの下水道へ排水されますが、台風19号では想定を上回る雨量であったため下水道への排水が間に合わず浸水したのです。

(※)内水氾濫……大雨時に、用水路や下水道の排水能力を超えたり、河川の本流の増水で支流の中小河川から合流できない水が逆流したりすることによって発生する、近年都市部で問題視されている浸水被害。

新宿区洪水ハザードマップを配布

 区では「新宿区洪水ハザードマップ」を配布しています。ご活用のうえ、マンションにおける大雨・水害対策の実施をお願いします。
新宿区洪水ハザードマップを配布画像

新宿区洪水ハザードマップとは

 大雨による河川の増水や雨水による浸水の予測結果(東京都作成)に基づいて、新宿区内で予想される浸水範囲とその程度や各地域の避難所等を示した地図です。
 対象の降雨は、想定最大規模降雨(総雨量690mm・時間最大雨量153mm)によるものです。
 なお、洪水の予想される区域やその程度は、雨の降り方や土地の形態の変化、河川や下水道の整備状況により変化するため、大雨のときに、常にこの地図のような浸水が発生するとは限りません。

配布場所

 新宿区洪水ハザードマップは、危機管理課、新宿区立防災センター、各特別出張所、道路課、環境対策課、建築指導課の窓口で配布しているほか、下記アドレス(区HP)からも確認できます。
 URL: http://www.city.shinjuku.lg.jp/anzen/file03_00016.html
 

防災気象情報メール

 新宿区防災気象情報メールに登録すると、週間天気予報や気象注意報・警報等の情報をメールで受け取れます。また、ゲリラ豪雨対策等としても活用可能なので、日頃から正確な情報収集にご活用ください。
 配信先URL(スマートフォン)  :https://plus.sugumail.com/usr/shinjuku/home
 配信先URL(フィーチャーフォン):https://m.sugumail.com/m/shinjuku/home
 
 このほかにも新宿区気象情報ホームページでは、区内10地点の水位情報と6地点の雨量情報をお知らせしています。下記アドレスから確認することができます。
 URL:https://www.micosfit.jp/snjk/

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 総務部-危機管理課
地域防災係
電話:03-5273-3874
FAX:03-3209-4069

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