小林研一郎さんを新宿区名誉区民に顕彰

最終更新日:2025年1月14日

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小林研一郎さんと区長
今日14日、新宿区(区長:吉住健一)は、下落合在住で指揮者の小林研一郎さんを新宿区名誉区民に顕彰した。

区では、平成8年12月、区成立50周年を記念して、社会文化の興隆に功績があった方に対し、その功績をたたえ、区民敬愛の対象として顕彰することを目的に「新宿区名誉区民条例」を制定。これまでに20名の方を名誉区民として顕彰している。
昨年12月に開催された令和6年第4回区議会定例会における同意を経て、新たに小林研一郎さんを名誉区民に顕彰した。

昭和15年福島県生まれの小林さんは、長年にわたり日本を代表する指揮者として優れた音楽活動を展開。「炎のコバケン」の愛称で親しまれている。
昭和49年、第1回ブダペスト国際指揮者コンクールで第1位・特別賞を受賞し、平成14年、プラハの春音楽祭では、東洋人初のオープニング「わが祖国」を指揮して、世界同時放映された。
これまで、国内外の名だたるオーケストラと共演を重ね、数多くのポジションを歴任。ハンガリー政府から最高位となるハンガリー国大十字功労勲章を受章し、日本国内では文化庁長官表彰、旭日中綬章、恩賜賞・日本芸術院賞など、数々の賞を受賞している。
平成17年、社会貢献を目的とした「コバケンとその仲間たちオーケストラ」を設立。障害がある奏者を含むオーケストラとして、評価を受けている。

顕彰の際、吉住区長は「数多くの功績をあげられている小林研一郎さんを名誉区民に顕彰させていただき、大変嬉しく思っている」と話し、小林さんに称号記と名誉区民章を贈呈した。
顕彰を受けて小林さんは、今の活躍に至るまでの経験などについて、度々歌を交えながらあいさつされた。


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