新宿区と東京ガス株式会社が「ゼロカーボンシティ新宿」の実現に向けた連携協定を締結

新宿区（区長：吉住健一）と東京ガス株式会社（代表執行役社長：笹山晋一）は、今日25日、区内における二酸化炭素排出量削減の取組の推進を目的とする「『ゼロカーボンシティ新宿』の実現に向けた連携協定」を締結した。

区と東京ガス株式会社は、これまでも環境分野で連携し、子ども向け環境学習講座の実施などに取り組んできた。今回の協定により、これまで積み重ねてきた協力関係を一層強化するとともに、幅広い分野でのさらなる連携を推進していく。
主な連携事項は、(1)まちづくりにおけるエネルギーの面的利用に関する事項、(2)区有施設における環境に配慮したガスの導入検討に関する事項、(3)区有施設におけるZEB化推進に関する事項、(4)カーボン・オフセット事業の推進に関する事項、(5)学校等における環境学習・環境教育を通じた啓発に関する事項。
協定締結にあたり、吉住区長が「区は早い時点から、二酸化炭素の排出削減や、カーボン・オフセット事業に取り組んでいます。こうした取組には技術革新を進める企業である東京ガス株式会社様のご協力が欠かせません」とコメントしたほか、東京ガス株式会社常務執行役員の小西雅子氏が「本協定により、新宿区のパートナーとして、当社グループが有する様々な知見、経験を活かし、地域課題の解決に貢献できることを大変嬉しく感じています」とコメントし、両者とも相互連携への意欲を述べた。