「神田川 水べの染め体験」染色の工程・水元を実演
最終更新日:2023年7月22日
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今日22日、「神田川 水べの染め体験」が戸塚地域センター(高田馬場2-18-1)と近くの神田川親水テラスで開催された。主催は新宿区染色協議会、戸塚地区青少年育成委員会。新型コロナウイルス感染症の影響により、4年ぶりの開催となった。
区の外周を取り巻く神田川は、新宿の水と緑の骨格であるとともに、現在まで続く伝統産業・染色業の歴史と文化を伝える大切な水辺空間でもある。
江戸時代に染色産地の中心だった神田や浅草から、清流を求めた染色業者が神田川上流へ集まったことにより、神田川・妙正寺川沿いで新宿区の染色業が発展し、その伝統が現在まで受け継がれてきた。
今日実演された「水元」は、糊や余分な染料を落とすために反物を水にたたきつけながら水洗いする染色の工程の一つで、昭和30年代まで神田川で実際に行われていたもの。「水元」が間近で見られるということで、同テラスでは多くの見物客で賑わっていた。見物に来ていた方は、「昔ながらの方法の説明を聞きながら、当時の情景を想像した。貴重なものを見られてよかった。子どもたちも喜んでいた。」と話してくれた。
また、同地域センターでは、「絞り染め」や「友禅染め」などの染色体験や、着物の展示、染小物の販売が行われた。初めて「絞り染め」体験をした小学生は、「あじさいをイメージして作った。楽しかったので、家に帰ってお母さんに見せたい。」と話してくれた。
区の外周を取り巻く神田川は、新宿の水と緑の骨格であるとともに、現在まで続く伝統産業・染色業の歴史と文化を伝える大切な水辺空間でもある。
江戸時代に染色産地の中心だった神田や浅草から、清流を求めた染色業者が神田川上流へ集まったことにより、神田川・妙正寺川沿いで新宿区の染色業が発展し、その伝統が現在まで受け継がれてきた。
今日実演された「水元」は、糊や余分な染料を落とすために反物を水にたたきつけながら水洗いする染色の工程の一つで、昭和30年代まで神田川で実際に行われていたもの。「水元」が間近で見られるということで、同テラスでは多くの見物客で賑わっていた。見物に来ていた方は、「昔ながらの方法の説明を聞きながら、当時の情景を想像した。貴重なものを見られてよかった。子どもたちも喜んでいた。」と話してくれた。
また、同地域センターでは、「絞り染め」や「友禅染め」などの染色体験や、着物の展示、染小物の販売が行われた。初めて「絞り染め」体験をした小学生は、「あじさいをイメージして作った。楽しかったので、家に帰ってお母さんに見せたい。」と話してくれた。
本ページに関するお問い合わせ
新宿区染色協議会・戸塚地区青少年育成委員会事務局(戸塚特別出張所内)
電話:03-3209-8551
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