西早稲田リサイクルまつりを開催

今日10日、新宿区(区長：吉住健一)は、西早稲田リサイクルまつりを西早稲田リサイクル活動センター（西早稲田3―19－5）で開催した。

西早稲田リサイクル活動センターでは、リユース家具の販売やフリーマーケット、環境学習講座の開催などを通じて3R(リデュース＝ごみの発生自体を減らす・リユース＝繰り返し使う・リサイクル＝資源として再生利用する)の大切さを発信している。西早稲田リサイクルまつりは、この3Rを広く区民の皆さんに知ってもらおうと、毎年、地元町会・商店会等多くの方々の協力のもと開催しているイベント。新型コロナウイルス感染症の影響で、昨年度まで中止や規模を縮小しての開催を余儀なくされてきたが、今年は4年ぶりにコロナ禍以前の規模での開催となった。

　会場では、家具修理のミニ体験、フリーマーケット、クイズラリー、おもちゃの修理を行うおもちゃ病院などのほか、フードドライブの受付窓口も設置。楽しみながらリサイクルについて考えることができるプログラムで盛りだくさんの会場は、子どもから大人まで多くの来場者でにぎわった。
　また、街のシンボルである子育て地蔵尊の周辺のごみ拾いからスタートする西早稲田街歩きでは、史跡巡りをテーマに甘泉園公園などの名所や、隠れた観光スポットをガイドの説明付きで観て回った。参加者からは「詳しい説明が聞けるということで参加してみようと思った」などと、楽しんで参加する様子が見られた。

　区は、今後も、西早稲田リサイクル活動センターの活動をはじめとした環境に負荷をかけないための工夫に取り組んでいく。