西戸山公園を彩る約60匹のこいのぼり

　端午の節句に先がけ、区立西戸山公園（百人町4－1）に約60匹のこいのぼりが飾られ、地域の方を楽しませている。
これは、マンション住まいなどでこいのぼりを飾ることができない家庭が多いことから、地元の百人町三丁目町会、高齢者クラブ「百三喜楽会」が地域に呼び掛けて始まったもの。家庭で使わなくなったこいのぼりを集めて西戸山公園に飾るようになり、新型コロナの影響で中止した年もあったが今年で10回目になる。

今日は、近所の西戸山幼稚園・しんえい子ども園もくもく・新栄保育園・百人町保育園・高田馬場第二保育園・にじいろ保育園高田馬場東・オルト保育園・キッズパオ高田馬場あおぞら園・にじいろ保育園高田馬場南・あい保育園落合の園児200人超が集まる中、区の防犯マスコットキャラクター「新宿シンちゃん」が登場。園児たちは「こいのぼりの歌」を合唱したり、「新宿シンちゃん」とじゃんけんをするなど元気いっぱいに楽しんでいた。
快晴の空の下、園児たちの元気な声に後押しされ、こいのぼりは力強く空を泳いでいた。「百三喜楽会」の山下会長は、「久しぶりに多くの園の子どもたちが集まり、楽しんでくれたようで嬉しい。飾りつけに協力してくれた百人町三丁目町会の青年部と百三喜楽会に感謝したい」と話してくれた。こいのぼりは、5月13日（土）まで飾られる予定。
　また、近くの区立高田馬場公園（高田馬場4－22）でも、「高田馬場南親睦会」の呼び掛けで5月7日（日）まで約60匹のこいのぼりが飾られる予定。