令和4年度読書感想文表彰
小・中学生4名が区長賞を受賞

　12月7日、区教育委員会（教育長：針谷弘志）は、令和4年度読書感想文集「けやき」区長賞表彰式を新宿文化センター（新宿区新宿6-14-1）で開催した。

　読書感想文集「けやき」の発行は、子どもの発達段階に応じて読書の楽しさを知ってもらい、読書習慣を身に付ける読書活動推進の一環として毎年実施しているもので、今年で38回目。表彰式では、区立小・中学校の児童・生徒が書いた全11,893点の応募作品の中から、最優秀賞の区長賞を受賞した4名に、吉住健一区長から賞状と楯が贈られた。
　吉住区長は一人一人の作品への感想を述べ、「受賞した作品はどれも、本の登場人物の生き方を参考として自分自身と向き合い、その上で自分の目指す姿が書かれていました。これからも読書を通じて、自分なりの成長像を描いていってください。」とメッセージを送った。
　受賞した新宿中学校3年の竹内鈴さんは「読書は、誰かの人生を追体験することができると思います。今回の物語は、自分の実際の体験と重なる部分もあり、私の人生も豊かにしてくれました。これからもたくさんの本を読んでいきたいです。」と話してくれた。

　区長賞のほか、優秀賞・優良賞を受賞した作品は、3月発行予定の読書感想文集「けやき」に掲載する。文集は区立図書館で閲覧できる。

【区長賞受賞者と感想文のタイトル】
　柏木小学校2年　　六田　聖（ろくた　せい）
　いのちをいただいて生きている　（本の題名／おすしやさんにいらっしゃい！）
　
　愛日小学校4年　　宇崎　純平（うざき　じゅんぺい）
　未来の平和をつくるために　（本の題名／十歳のきみへ ― 九十五歳のわたしから）
　
　江戸川小学校6年　松岡　俊平（まつおか　しゅんぺい）
　「グレタ・トゥーンベリ」を読んで　（本の題名／グレタ・トゥーンベリ）
　
　新宿中学校3年　　竹内　鈴（たけうち　れい）
　幸福を失った世界で　（本の題名／まほろ駅前　多田便利軒）