令和元年度読書感想文表彰 小・中学生4名が区長賞を受賞

今日12日、区教育委員会（教育長：酒井敏男）は、令和元年度読書感想文集「けやき」区長賞表彰式を新宿区役所（歌舞伎町1－4－1）で開催した。

読書感想文集「けやき」の発行は、子どもの発達段階に応じて読書の楽しさを知ってもらい、読書習慣を身に付ける読書活動推進の一環として毎年実施しているもので、今年で35回目。今日は、区立小・中学校の児童・生徒が書いた全11,888点の応募作品の中から、最優秀賞の区長賞を受賞した4名に、吉住健一区長から賞状と楯が贈られた。
吉住区長は一人一人の作品への感想を述べ、「素晴らしい感想文でした。読書を通して多様な考えに触れ、自分の考えを自分の言葉で表現したことはとても貴重な経験です。これからも努力を惜しまず頑張ってください」とメッセージを送った。
受賞した牛込第三中学校2年の阿部　環さんは「いつも以上に作品を深く読むことで、作者の創作の背景がわかりとても良かった」と話してくれた。

区長賞のほか、優秀賞・優良賞を受賞した作品は、3月発行予定の読書感想文集「けやき」に掲載する。文集は区立図書館で閲覧できる。

【区長賞受賞者と感想文のタイトル】
◎余丁町小学校2年　稲葉　美月（いなば　みつき）さん
みんながやさしくなれるアメ　（本の題名／魔女ののろいアメ）
◎西新宿小学校4年　當間　大貴（とうま　だいき）さん
ブルーやオレンジのように　（本の題名／ブルーとオレンジ）
◎淀橋第四小学校6年　岩山　実央（いわやま　みお）さん
人との関わり　（本の題名／カミングアウト）
◎牛込第三中学校2年　阿部　環（あべ　たまき）さん
沈黙が語りかける言葉　（本の題名／沈黙）