漱石山房記念館特別展「救い出された文学コレクション-亘理町(わたりちょう)・江戸家資料の世界-」を開催中

最終更新日:2019年10月4日

漱石山房記念館(早稲田南町7)で、特別展「救い出された文学コレクション-亘理町・江戸家資料の世界-」を11月24日(日)まで開催している。
宮城県亘理町立郷土資料館が保管する「江戸家資料」は、明治から昭和までの小説家・劇作家・詩人・歌人・政治家の原稿・書簡・掛軸・屏風などから構成された2万点に及ぶ個人コレクションで、平成23年3月11日の東日本大震災に伴う津波により被災し、文化財レスキューの活動により救出された。コレクションの中には、夏目漱石が漱石山房原稿用紙を使用した、現存する最も古い作品「文鳥」などの非常に貴重な資料も含まれている。
同展では漱石に関わる資料と、新宿ゆかりの文学者たちの原稿や書簡類を展示し、あわせて文化財レスキューの様子も紹介する。
 また、同展の開催期間中、漱石山房記念館では文化財レスキューの活動紹介などをテーマとした特別展記念講演会も実施する。

■特別展概要
 【展示名】漱石山房記念館特別展「救い出された文学コレクション
-亘理町(わたりちょう)・江戸家資料の世界-」
 【日時】11月24日(日)まで
【開館時間】午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
 【休館日】月曜日(祝日等の場合は翌平日)
【会場】漱石山房記念館(早稲田南町7)
【料金】一般 500円/小・中学生100円 ※団体(20名以上)は半額
【主催】漱石山房記念館
 【共催】新宿区・新宿区教育委員会
 【後援】宮城県亘理町
 【協力】亘理町立郷土資料館


■特別展記念講演会概要
[1]「木曜会が生んだ『文鳥』‐暗示のリレーとは何か‐」
【日時】10月26日(土)午後2時~4時
【講師】佐々木英昭/文筆業・元龍谷大学教授
【会場】漱石山房記念館地下1階講座室 
【定員】70名(応募者多数の場合は抽選)
【料金】500円(特別展招待券付) 
【申込締切】10月18日(金)
[2]「亘理町の文化財レスキューと亘理町の未来」
【日時】11月10日(日)午後2時~3時30分
【講師】田沢裕賀/東京国立博物館学芸研究部長
鈴木朋子/亘理町立郷土資料館学芸員
【会場】漱石山房記念館地下1階講座室 
【定員】70名(応募者多数の場合は抽選)
【料金】500円(特別展招待券付) 
【申込締切】10月18日(金)
【申込方法】
[1][2]いずれも往復はがきまたは同館ホームページからお申し込みください。
※講演会名・住所・氏名・電話番号・新宿歴史博物館友の会会員はその旨を明記してください。
※1通で1名のみ申込み可。2つの講演会はそれぞれ別にお申し込みください。

本ページに関するお問い合わせ

漱石山房記念館 電話:03-3205-0209

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