男女共同参画フォーラムを開催
「自分らしく悔いのない人生を生きる～源一郎的幸福のかたち」

今日16日、新宿区（区長：吉住健一）は、男女ともに活躍できる社会づくりへの意識を高める催し「男女共同参画フォーラム」を、四谷区民ホール（内藤町87）で開催した。企画・運営は、公募区民等で構成する同フォーラム実行委員会。
開会にあたり吉住区長は、「このフォーラムは男女共同参画についての理解を深め、新宿のまちに関わる全ての人が性別にかかわりなく活躍できる社会の実現に向けて開催しています。このフォーラムが自分らしく生きるための一歩になれば」とあいさつを述べた。

オープニングでは、12歳以下の子どもたちで結成しているチアリーディングチーム「テディベアーズ」が、元気いっぱいのチアリーディングを披露。
続いて始まったプログラムの第1部では、区内でワーク・ライフ・バランスに取り組んでいる企業のうち、特に優れた取り組みを行っている企業を表彰。ワーク・ライフ・バランス推進優良企業に雪印メグミルク株式会社、ワーク・ライフ・バランス“ベスト”・バランス賞にプレゼンツコンサルティング株式会社、ワーク・ライフ・バランスアイディア賞に株式会社プレシャスパートナーズ、ワーク・ライフ・バランス特別賞に二葉保育園が選ばれ、吉住区長から記念品が贈られた。

第2部の講演では毎日新聞で人生相談を連載している作家の高橋源一郎さんが登壇。本講演のテーマである「自分らしく生きるためには」という問いに対し、「どこかに正解があるのではない。自分ならどうするか、その判断基準を自分に置くことが大切。そのためには、自分の判断が誤らないよう、自分という物差しを常に磨いて自己研鑽することが必要」という回答を、自身の大学講師としての経験や子育てなど日々の生活に即した話を交えて軽快に語ると、会場は時折笑いに包まれながら大いに盛り上がった。